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7.74点(レビュー数:43人)

作者西森博之

巻数11巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:2007年~ / 小学館

更新時刻 2012-08-21 12:41:51

あらすじ “悪魔(デビル)”と恐れられる中学最凶の男、船橋雅矢。高校入学時、相棒・山田とともになんと茶道部に入部。だって、不良の修羅の道から足を洗い、静かなハートと学園ライフを手に入れたいんだモン!!だけど、その体にどっぷり染みついた不良魂は簡単には消えないモノで・・・!?血とお茶がほとばしる文化系・脱不良コメディー始動!!

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お茶にごす。のレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全43 件

西森氏お得意のヤンキー主人公のコメディ。自分のスタイルというものを確立しており、一定のクオリティを保っている氏ですが、その完成形とも行って良い作品でしょう。全11巻と長さも調度良いし、前作の道士郎に比べても、綺麗に終わらせていると思います。時代の影響か、バイオレンスな部分が徐々に減っている気がしますし、少しクセのある絵になれさえすれば、誰にでもお薦めできる良作です。次回作に大いに期待しています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-11 20:58:22] [修正:2010-06-11 20:58:22] [このレビューのURL]

9点 aaaaaaさん

これは面白いですね。

この人ってつくづく天才だと思いました。
キャラと舞台の構成をしっかり持たせて、その素材を最大限活かした高いギャグのクオリティーは他の人には真似できないと思います。

それに伴い、主人公が優しさについて考える物語が備わって読み応えがある。

最後は、急ぎ足でしたが(たぶん打ち切り)これは文句なくみんな楽しめるマンガだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-17 03:22:03] [修正:2010-04-17 03:22:03] [このレビューのURL]

7点 CHAIRさん

一番好き嫌いが分かれない作品だと思う

ただ、他の作品のインパクトに押されたか。
個人的にはあと1年欲しかったです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-14 21:59:20] [修正:2010-04-14 21:59:20] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

サンデー連載中は読んでなかったのに完結してから評判がよさげだったので買ってしまいました。
前作である「道士郎でござる」と比べると、笑いの最大瞬間風速では道士郎の方が上。
でも全体的な構成のうまさとか、キャラクターの立ち位置の良さはこっちの「お茶にごす。」の方が好きです。
主人公がケンカ最強なのは相変わらず。でも今回の主人公は妙にピュアです。

「優しさって、何だろう?」という事を11巻通じて悩みぬきます。この作品のテーマともいえるでしょう。
誰かを助ける、とか道士郎と同じ路線に走りそうになってちょっとヒヤっとしましたが。
それを描いていくうえで作者が選んだ舞台が茶道部っていうのが凄い発想だと思いました。だってどうみても不良なヤツなのに。
11巻での主人公マーくんが新入生にお茶を出すシーンには、成長にちょっと感動。

この作品の好きな所はキャラクター構成です。
周りから恐れられる不良だけど、根は優しく天然である主人公・マーくん。
その相棒でありちょっと軽いヤツにみられがちだが、実はマーくんよりケンカっぱやい山田。
茶道部の部長であり、礼儀正しく、心やさしく、気丈で、マーくん達を茶道部に入部させた張本人である姉崎さん。(もっぱら部長って呼ばれるから違和感が・・笑)
マーくんは部長に恋する訳なので、このメンツだけでも話は構成しようと思えばできるんです。
部長の大和撫子な魅力は一巻を読むだけでもわかるはず。完璧なヒロイン像です。
しかし、この3人の他に重要なメインキャラクターとして、夏帆がいます。
船橋達と同じ学年・同じ茶道部で、気が強く曲がったことは許せない性格な彼女は船橋にガンガンモノを言っていける数少ないキャラであり、この立ち位置で存在感を発揮するキャラクターっていうのが今までの西森作品にはいなかったなと思います。
夏帆もまた、頑固な性格の為「部長の様に優しい人間になりたい」と思っていて、のちに船橋を理解し、支える様な存在となります。
第二の主人公の様でもあり、第二のヒロインの様でもあり。面白いキャラでした。

「部長の笑顔がみたい」というマーくんの願い、他人を部長と見間違えて思わず心が揺れて動揺するマーくん、夏帆の喝、最後の見開きへの構成は見事。でももうちょい余韻があっても良かったなと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-28 23:22:06] [修正:2010-02-28 23:22:06] [このレビューのURL]

8点 ひらがなさん

面白かったです。

漫画家、西森博之の最終形態といった感じ。
もうこれ以上の画力の変化は無いであろう。


「『男』とは?」という問いに、
今日から俺は!!=「強さ」
天使な小生意気=「女を守れる」
道士郎でござる=「仲間」
と答えてきたのに・・・
最後の最後で「友達」と返って来た気がします。


主人公の友人への気の使い方などが現実的で
自分が読んできた漫画の中で、最も現実に近い
世界観だと思いました。

漫画部の部長が、前の学校のいじめっ子に
絡まれた時の、マー君の対応は、格好良かったです。

次回作に期待します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-28 16:03:50] [修正:2010-02-28 16:03:50] [このレビューのURL]

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