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7.87点(レビュー数:47人)

作者曽田正人

巻数32巻 (完結)

連載誌月刊少年マガジン:2003年~ / 講談社

更新時刻 2011-01-12 12:49:15

あらすじ 幼い時に母を亡くした平 勝平太(かっぺいた・通称カペタ)は、仕事が忙しい父に対して気丈にふるまうものの、退屈な日々を過ごす小学4年生。カペタの唯一のあこがれといえばかっこいいクルマ……。そんなある日、父が仕事先から持ち帰った“ある物”がカペタの運命を大きく変えることになる!!

備考 単行本はKCDXから発売。

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capetaのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全47 件

8点 kikiさん

[ネタバレあり]

カーレーシングにはあんまり興味なかったけどこれは面白い!
彼の今までの作品と同じく才能が突き抜けた天才が主役の熱い作風。
作者の名前の横にクレジットされてる方と一緒に作っているせいか、もう少し地に足がついてる感があって私はこの作品が一番好き。
16歳でF3のレーサーになっちゃうとか色々ありえねーってことは健在ですが。

前作の大吾や昴はすげーことをやらかしても「なんとなくこうした方がいいって思っただけだもん」とセリフをはくのみで、彼らの天性の勘がクローズアップされてました。
もちろんそれはそれで面白かったのですが、カペタではレースで勝つための綿密な計算をカペタ自身がしていたり、周りの人によって解説されてるのが読んでいてより納得できてよかったです。

またカペタだけの才能でレースを勝っていくのではなく、周りの協力によっても成り立っており、カペタがそれを成長と共にちゃんと理解し、周りの人々に頭をキチンと下げる姿も好感が持てました。

カート→フォーミュラステラ→F3とテンポよく主人公がステップアップしていくのとともに、それぞれの車の特性やレースの解説があったので分かりやすかったし、飽きがこない展開でいいです。

あと少ししか描かれてないけどナオミとモナミの取り合わせがいいですね。
曽田先生って恋愛面に関しては少年漫画の王道を描かなくて好きです。
ただカペタがナオミに対して頬を赤く染めすぎなのが気になりますが…。なんなのあれ。

個人的なベストシーンは(27巻までだけど)「もうミラーは見ねー!」です。


++追記

ラストまで読みました。
個人的にこの作品勝負シーンはずっとテンションMAXで描かれてたせいか、一番の上げ所を間違ったように感じました。
私の中ではマカオよりF3のラストで車と一体化したカペタの方が感動したし。あれで最終回でもよかったかななんて思ったり(苦笑

あとマカオはF1の登竜門じゃなかったの!?
どうせ「ねーよ!」ってなミラクルが多すぎる漫画なんだから、F1チームからオファーが来たで終わってもよかったんじゃ?なんか中途半端すぎる。

色々惜しい終わりだったけど、ラストまで面白かったから8点のままで。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-04-11 15:43:23] [修正:2013-07-03 20:23:08] [このレビューのURL]

9点 ショーンさん

[ネタバレあり]

シャカリキの熱さは健在。しかも、序盤から熱い展開が多い。
カーレースは曽田の十八番だけあり、丁寧に作りこまれている。
今のままで進めば、完結10点は間違いなし。

追記:出来ればF1でのカぺタの活躍を見たかったなとは思いましたね

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-30 07:41:30] [修正:2013-03-20 13:33:13] [このレビューのURL]

7点 DEIMOSさん

F1を頂点とするカースポーツを題材にした熱血スポコンのThe・曽田漫画。

曽田漫画の安定感はさすがですね、といえば、漫画読みにはこれ以上の解説は不要でしょう。

相変わらず、主人公像は、熱い・我儘・負けず嫌い・天才。このブレなさ。

そして、テンションMAXのまま幼年期→少年期→青年期→成年期という時系列フルセットで描く忍耐力は他のほとんどの漫画家が真似できない職人芸といって過言ない。

物語を盛り上げるライバルと、サポートしてくれる友人・ヒロインの存在。これぞ少年漫画の王道設定。

突き詰めていくと、曽田漫画ってヒーロー漫画なんですね。ジャンプがバトル漫画で構築した「努力・勝利・友情の雛形」を現実の職業に落とし込んだものとも言えるのかと。(リアルの世界観における天才の降臨と勝利譚。)





ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-12 01:20:57] [修正:2013-02-12 01:20:57] [このレビューのURL]

8点 columbo87さん

曽田正人はどんどん巧くなっていくねぇ
カペタのレーサーとしての天性の才能だけじゃなく、現在の実力に説得力をもたせるバックボーンがしっかりと描かれていてわかりやすい。
つねに試行錯誤しながら熱いレースを展開する魅力あふれるキャラクターになっている。まだ大吾くらいだと地に足ついてない観があったが、人間レベルで推移しているので感情移入できるのも良いとこかもね。

しかしカペタの露骨なホモくささはなんなんだろう、作中でさえ言及されるゲイっぷり。う?ん

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-06-17 14:41:09] [修正:2012-07-31 12:11:47] [このレビューのURL]

9点 長男さん

他の曽田作品と比べると突き抜けた感じがあまりないけど、
それでも熱さを感じることもしばしば。
絵が洗練されてきてストーリーも丁寧に作りこまれているのでとっつきやすいですね。

完成度が高いので誰でも楽しめるんじゃないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-07 07:45:58] [修正:2011-09-07 07:45:58] [このレビューのURL]

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