ピンポンのレビュー
8点 BMさん
まず、絵が特徴的。死にそうな蟻が描いているかのような絵柄。しかしながら、背景は細かく描かれている。
次に、コマ割り。ページをカッターで無造作に切りつけたよう。見辛いと言えばそうだが、卓球ならではのスピードと勢いを表現している。大ゴマを所々にちりばめることによって、迫力さも失っていない。
そして、擬音。シーン毎に擬音をシーンに合った形で持ってくる。形と言っても、音ではなく、絵で。擬音のデザインで、その場の雰囲気を盛り上げている。
内容的には、段々と最終巻に向けて、願いや思い、努力、キャラ、ストーリーなどが集結していくよう。
キャラが個々に信念のようなものを持っていて、そういうものが試合の中で語られることで、より試合の独特な雰囲気をつくっている。
まさに、物語。
台詞の格好良さ、ギャグもあったりと、楽しむところが沢山ある作品。
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[投稿:2012-02-27 20:37:09] [修正:2012-02-27 20:45:00] [このレビューのURL]
10点 はまこーさん
卓球マンガを探していて見つけた一冊。
読んでみれば思っていたよりも古く、独創的で、読みにくいかといえば、続きが気になってしょうがないような作品。
今まで読んだマンガの中でも異色でした。
最も「人間」を描いているというか。
面白かったです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-23 00:53:27] [修正:2012-01-23 00:53:27] [このレビューのURL]
7点 ルカさん
卓球マンガって意外に少ない。
面白いマンガも意外に少ない。
ピンポンは面白い卓球マンガ。
そんな感じ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-22 06:14:37] [修正:2012-01-22 06:14:37] [このレビューのURL]
8点 jdf54jさん
卓球を舞台にした青春群像劇、挫折と栄光の話。アングラな作風を
残したまま、王道ともいえる堅実なストーリー展開を見せる。
相変わらずセリフの言葉選びが最高、漫画も上手く
(詩のような抽象的なコマ表現を所々に嫌味なく挟む感性、擬音や
効果線の使い方、キャラのタテ方等)
全体的に高い技術が集まって漫画ができている。
映画版はあれでも半分ぐらいはしょってるので、見るならコチラを。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-11-21 23:58:17] [修正:2011-11-21 23:58:17] [このレビューのURL]
8点 二軍Tシャツさん
大好きな作品なのにレビューを書いていなかった。
単純に忘れていただけなのか、とりあえず保留していたのか。
作中の登場人物は皆、自分を見失っていおり、悩んだり苦しんだりしながらも、それぞれ自分の輝きを手にして羽ばたいていく。
天才には天才の、凡人には凡人の輝き方があり、それはどれも美しく見える。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-10-03 00:29:11] [修正:2011-10-03 00:29:11] [このレビューのURL]
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