バガボンドのレビュー
8点 永遠ニ馨ルさん
さすが井上雄彦さん、と言わしめる作品ではないでしょうか。
台詞が少ないのに、画だけで表現できるというのは、本当に凄い。
とにかく画力が凄まじいので、
読む側に体力がないと、読み続けていられないのは、思わぬ弊害です。
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[投稿:2008-02-27 12:27:52] [修正:2008-02-27 12:27:52] [このレビューのURL]
8点 Suzzさん
画力のある人気漫画家にのみ許される、贅沢なページの使い方が魅力。
画力の高さとも相まって強烈なまでの迫力がある。
複雑な心理描写を文字を極力使わずにここまで表現できている漫画はなかなかないだろう。
マイナスポイントは贅沢にページを使いすぎて、かけたページの割りに話が進まない点。
あと、たまに背景を書き込みすぎて何やっているのか分かりにくくなっている点。
特に後者は文字が少ないだけに、更に読みづらくなってしまっている。残念。
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[投稿:2008-02-12 16:21:12] [修正:2008-02-12 16:21:12] [このレビューのURL]
7点 たにやんさん
沢庵さん好きです。
又八、落ちこぼれすぎだー。
イノタケさんですから、
やっぱり一貫して読ませる力はあるっす!
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[投稿:2008-01-26 10:49:20] [修正:2008-01-26 10:49:20] [このレビューのURL]
8点 souldriverさん
セリフや動きの多いものだけが良い作品ではないと思う。
ここ最近の展開には「静」の中にある深い精神世界、動かないことによる動きや駆け引きが意識的に描かれており、非常に惹き付けられるものがある。
おそらく小次郎をあえて聾唖にしたのも、こういった世界が描きたかったからだと考えている。
絵は言うまでも無くハイクオリティ。これまでの漫画の手法にこだわらない自由な表現方法によって人物たちが生き生きと描き出されており、物語に一層の緊張感を持たせている。
また「強さ」という一元的な観点でしか物事を見ることができていない、という点は同意できるが、逆にその一点をこれほどストイックに深く掘り下げて描いている作品は近年あまり見ない。
それが「単純だ」と捉えられてしまうのは今の時流なのかもしれないが、ぜひこのスタイルは貫き通して欲しい。
パラパラと読んでしまえばそれで終わりだが、注意深く読んでいると見るべき点はいくつも浮かび上がってくる。
噛めば噛むほど味が出る、ではないが、ちゃんと噛まないと本当の味が分からない。
07.09.10追記:
26巻を読んでかなりガッカリ。詳しい内容はネタバレなので省略するけど、せっかく心理描写の良さがじわじわと出てきたと思ってたのに、あの無茶な戦いはちょっと…。1点マイナス。
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[投稿:2007-06-21 20:21:35] [修正:2007-09-10 15:25:55] [このレビューのURL]
9点 wowwow66さん
初期の少年誌の癖が抜けきらないころは死合ではなく試合を描いていたのでいまひとつ緊張感が無かったが、死をきちんと描写するようになってからはグッと引き締まり面白くなった。
小次郎も意図のあっての設定だと信じている。
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[投稿:2007-06-20 02:05:24] [修正:2007-06-20 02:05:24] [このレビューのURL]
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