バガボンドのレビュー
9点 フクポルさん
<所持歴:全巻。収集中>
絵で語ることが出来る数少ない作品。
(原作を超えて)暴走してるという批判もあるけど、自分は原作を知らんし、
史実についても詳しい訳ではないんで、どんだけはっちゃけてても気にしない。
素直に面白いので、それで良し。
ただ、又八はウザイ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-05-16 22:18:08] [修正:2010-02-07 21:51:44] [このレビューのURL]
6点 かずーさん
面白いんですけどねえ・・・。
吉川英治の宮本武蔵像を、漫画によって具現化させた作者の手腕には
敬意を表したい。そのくらい素晴らしいキャラ、ストーリー構成。
ただ途中から、哲学的?な部分を掘り下げすぎで、間延びしている感が・・・。
あまりに展開が遅い。
過去の対戦相手の幽霊?自身の煩悩?を登場させることで、主人公らの
心の奥の葛藤を表現しているのだろうが、どうにもこうにもしつこすぎ。
美しい描写と魅力的なキャラ作りに大成功しているのだから、もう少し、
いやほんのもう少しだけでいいから、本編を上手く進めて欲しい。
うがった見方をすると、商業的先延ばし意図を感じてしまう。
画、構成ともに圧倒的な力量を感じる作者だけに、間延び要素を少しでも
排除する方向で本書を名作へと導いて欲しい。
今後に期待。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-02-04 18:14:45] [修正:2010-02-04 18:14:45] [このレビューのURL]
8点 ガクちゃんさん
武蔵、又八、小次郎といった主人公の視点だけでなく、多くの登場人物からの多角的な視点が、大河物語の広がりを深めている。それも至極丁寧に語られている。偏った登場人物への思い入れから、この手法は大多数の漫画ファンの感情移入を拒むものかもしれない。「途中まで面白かったのに」という言葉が聞こえてくる原因の一端はここにある。
しかし全方位的にこれだけの密度をもってして、しかもこの画力で描かれたら、「参りました」という他はない。
原作の本質から外れず、尚且つ作者独自の武蔵像がしっかり立ちあがっている。堂々たる漫画であり、文句のつけようがない。そこに魅力のなさも少し。矛盾するようだけど。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-07 21:49:20] [修正:2010-01-07 21:49:20] [このレビューのURL]
8点 パトカーパト君さん
単行本一桁台は次から次へと決闘が続くのでとても面白いです。それから佐々木小次郎が出てきてからもまあまあです。そのあと武蔵が悩み始めてから面白さは半減します。もっともっと純粋に斬りあってくれと思うのですが、作者はそうしてくれません。そこがこの作者の志の高いところなんでしょうか。唯のおもしろいバトル漫画にはしたくないみたいです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-01-07 16:20:40] [修正:2010-01-07 16:20:40] [このレビューのURL]
7点 鳩山さん
面白いところと少々退屈なところの差が激しいと感じました。
具体的に言うと大雑把ですが闘いのシーン(及びその前後)か否か。
成長のため、思い悩む葛藤の描写が必要なのはわかるけどちょっと多過ぎる
気がします。故になかなか進まない。
双方の心理が描かれた戦闘は面白いです。特に対清十郎は良かった。
小次郎の幼少期の話や辻風弟の回想もいい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-01-07 14:20:37] [修正:2010-01-07 14:20:37] [このレビューのURL]
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