バガボンドのレビュー
8点 korosukeさん
画に関してはもはや評価することもおこがましい。
最終的には天下無双の剣を描かなくてはいけないわけだから、武蔵や小次郎がどんなふうに動き、それをどう描くか、突き詰めていった結果画に集約されるのがすごく納得いきます。
日本人だからか、黙して語る、そういうところがすごく好きです。
それゆえ小次郎編はほんとにすごいと思います。心情を言葉で表してしまうことで失われる微妙な部分を小次郎はそのまま持ってる。
(原作にあるのかわからないが)ある登場人物がいった「徹しきれぬ者、それは弱き者」って言葉にすごい影響を受けました。
ぐっときた。
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[投稿:2008-11-12 03:53:56] [修正:2008-11-12 03:53:56] [このレビューのURL]
8点 そうすけさん
がむしゃらな若造が剣聖にどうやってなっていくか。
ジイちゃん二人と沢庵がいい味出してますな。
個展で描いたラストと漫画版ラストがどう繋がるか非常に楽しみ。
まさかそのままってことはないでしょう。
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[投稿:2008-09-17 23:06:34] [修正:2010-02-27 01:56:53] [このレビューのURL]
7点 kenkenさん
一瞬一瞬の台詞や一枚絵は印象に残るんだけど、全体を振り返るとあんまり充足感を得られない不思議な作品
単純な戦いで楽しませてくれる前半に比べて、後半は何かと抽象的な精神論を持ち出してくるので辟易する
それに通じて老名剣士たちが皆同じ考えで面白みが無いので、もう少し色んな考えの剣士がいてもいいと思う
まだ未完なのでこれからに期待
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[投稿:2008-07-17 22:34:59] [修正:2008-07-17 22:34:59] [このレビューのURL]
6点 Sealさん
面白いけど、元々知ってる話だから夢中になって読むほどではなかった。
作品としては絵はもちろん、構成やキャラの造形も一流だと思う。
ストーリーのテンポにはやや難有り。
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[投稿:2008-06-12 20:16:18] [修正:2008-06-12 20:16:18] [このレビューのURL]
5点 レトさん
井上雄彦の水墨画調の作画やキャラクターの哲学によって築かれる独自の精神世界に芸術的価値があるのは誰もが認めるところだろう。
しかし、小次郎編以降はややダレ気味であり迷走している印象すら受ける。「イノセンス」などのこの手の哲学的な作品にはありがちだが、語るに落ちてストーリーの趣旨を時々見失ってしまっているのだろう。正直、現時点では『ベルセルク』と本作、どっちが面白いかと聞かれれば「ベルセルク」と答える。
追記:最近のグダグダぶりがあまりに酷すぎるため減点。
元々、連載自体が不定期でただでさえ読者を待たせているのにこのクオリティは救いようがない。話をまとめるどころかどうでもいいエピソードばかり描いている。
公式HPの読者を舐めたような釈明といい、作家としては冨樫先生より質が悪いかもしれません。
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[投稿:2008-05-19 07:40:46] [修正:2010-10-06 16:34:16] [このレビューのURL]
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