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7.28点(レビュー数:39人)

作者志村貴子

巻数7巻 (完結)

連載誌コミックビーム:1997年~ / エンターブレイン

更新時刻 2011-01-12 13:50:17

あらすじ 髪を緑色に染め上げた街の美少年ちあきは、出会う女の子に翻弄され、おもちゃにされ・・・登場人物はみなぐだぐだ。陰陰鬱々と悩んでいく。

備考

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敷居の住人のレビュー

点数別:
36件~ 39件を表示/全39 件

6点 其の蜩さん

独特の雰囲気を持つ志村さんならではの漫画ですね。
序盤と終盤では登場人物も全体の雰囲気もガラっと変わっており、
志村さんの変化を楽しみには最高の漫画だと思います。
回を追う毎に魅力的になっていくキャラクターたちから目が離せませんでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-10 21:01:43] [修正:2006-05-10 21:01:43] [このレビューのURL]

8点 団背広さん

一言で言うとダラダラ漫画。
なんかダメっぽい人たちがたくさん出てきて普通に生活して、たまに悩んだりもするがその悩みを変にクローズアップしすぎることはなく、ただ彼らの生活というか、その流れのようなものを描写するのみ。
この物事の切り取り方はすごくシンプルなのにすごく新しく、なんとも居心地のいい空気を感じる。

作者本人も最初の1、2巻はやる気がなかったとか言ってるので、最初はただの人物紹介だと思って我慢して最後まで読んでみてくださいな。普通の漫画とは違って、よくわからんが心地いい余韻が残ります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-05 00:10:16] [修正:2005-05-05 00:10:16] [このレビューのURL]

7点 zorozoro0916さん

最初の展開はこういう女性作家にありがちな話、絵で
あんまり際立ったものはないんですが、
徐々に作者の実力が発揮されていった漫画です。
「志村貴子」と言う漫画家のあまりに急激な成長が素晴らしく、
終盤は独特の世界観は完成されています。
序盤でつまづいた方はぜひ最後まで読んで見てください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-20 19:17:08] [修正:2005-04-20 19:17:08] [このレビューのURL]

10点 ごまあぶらさん

これほど何度も繰り返し読んだ作品があったでしょうか。
そう、繰り返しその空気に浸かりたくて、そのキャラクターになりたくて。
人の奥底にある嫌な部分を恥ずかしがりながらも、
そのキャラたち自身は理解し容認します。
気持ち悪い自分も自分であると。
それで自己嫌悪し、そのイライラを人に吐き出し、それにも自己嫌悪し。
謝って、嫌われて、悪態ついて、でももやもやして、嫌われたくなくて、すがり付いて、泣いて、怒って、もとに戻って、落ち着いて・・・・・
陰々鬱々。
そんな彼らに価値観が奪われます。
それぞれのキャラに感情移入し、それぞれに理解して、それぞれを卑下し。
そんな空気が私は大好きです。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2005-04-20 14:27:53] [修正:2005-04-20 14:27:53] [このレビューのURL]


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