「フクポル」さんのページ

総レビュー数: 247レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月26日

<所持歴:全巻。収集中>

重々しい絵柄、設定、残虐描写など賛否が分かれるでしょう。

**
どんどん熱中してページをめくるのが止まらない、
次のページを見るのが楽しみっていうドキドキワクワクな作品は
結構ありますが、これほどページをめくるのに「ある種の覚悟」
が必要な作品は、そうそうありません。
何度となく読み返してますが、触のところはいつも読み飛ばしたくなります。
けれど読んでしまう・・・そして胸が痛くなる・・・
そんな作品はコレとデビルマンくらいです。
**

好きな人はとことんハマり、そうでない人はある種の嫌悪感すら感じるかも。
自分は前者です。

内容等については皆さんが書かれてるのと同じですので割愛。
この膨れ上がった世界を上手く纏められるか。
収拾付かなくなってる作品は多数ありますが、
纏めて欲しい、キッチリ完結して欲しいと願う作品は今の所これだけです。
外野から勝手に心配しつつ次巻を待ちます。



ついこの前読み返して、**〜**の部分を追記しました。
1巻から33巻まで徹夜で読破し、改めて面白さを痛感。
てことで、点数も8点→9点に変更しました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-22 15:01:43] [修正:2010-02-07 21:49:59] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

高評価に惹かれ既刊全巻大人買いしました。

さて、自分は史実を全く知りません。
ゲームで三国志をやったことがある(超有名な武将を数人言える)程度のしょぼくれた知識しかありません。
それよりも何よりも、ぶっちゃけるとそんなに興味もありません。
なので、どれくらい史実に忠実か、とかはサッパリです。

そんな自分なので、歴史物というより単純に「(戦国)アクション」として読みました。

ところで、自分達が知ることが出来る史実は、時間軸に打たれた
「点」でしかありません。
実際は途切れることの無い「線」ですが、実際に自ら見聞き出来ない今となっては
史実を「線」で知る事は不可能です。
しかし、マンガに限らず歴史物というジャンルで作品を作るには、
その点と点を結び「線」にしないといけません。
その線は単純に点を直線で結んだものか、あるいは湾曲した曲線なのか。
その線をどのように描くのか(アレンジするのか)は作者次第。
そして作品が面白くなるかどうかも、「線」次第です。


本作に話を戻すと、面白いです。
その「線」が、太く力強く、鮮明です。
で、何となく「ベルセルク(黄金時代)」の印象を受けました。
政はグリフィス、信はガッツのイメージ。
それが悪いんではなく、ベルセルクが好きな自分にとって本作はドンピシャだった、と。

絵は上手いというよりは、勢いがあり迫力があります。。
それが作品と非常に合っていて、そういうのも含めて「トータルで見た画力」は高いです。

ベース(史実)を知らないので、純粋に展開に高揚感と期待が生まれます。
知ってれば、また別の楽しみが生まれているかもしれません。
そして、ベースがあるだけに、際限なく風呂敷広げるってことはないと思うので、ある意味ベルセルクより安心して見てられますw


引き合いに出したベルセルクが受け付けない人、ポップでライトな作風を好む人は避けた方が賢明です。


人を選ぶかもしれませんが、高評価は納得です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-18 01:48:18] [修正:2010-02-07 21:48:21] [このレビューのURL]

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