「フクポル」さんのページ

総レビュー数: 247レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月26日

<所持歴:14巻まで(水妖日?の上巻)。現在は売却>

タイトルに「怪奇」とある様に、エピソード(事件)は
人外の者が起こすものばかり。
それもオカルト(超常現象・霊魂)というよりはモンスター。
そして展開も、通常のミステリー作品であれば、
最後に犯人判明、あらビックリこの人が?ってな感じやけど
本作では、中盤付近で犯人(前述の様に人ではない)判明、
以降はそれを追い詰め、退治?するアクションがメインとなるなど
本格ミステリーを期待すると肩透かしを食らうかも。

が、ある意味ファンタジーな路線をハナっから最前面に押し出してるので
そのつもりで読めばフツーに楽しめる作品。
むしろ、自分は小学生探偵や某孫探偵の作品にはあまり良い印象が無いので
コチラの方が遥かに好感が持てる。
絵も綺麗やし。

原作は小説らしいけど、残念ながら自分は未読。
原作者曰く、「ビジュアルイメージは垣野内先生以外にはありえない」
らしく、原作から入る読者も特に違和感はないらしい。
ただ、お涼の泉田に対する言動など、ニュアンスが若干異なる部分があるらしく、
両方を読み比べてみるのも一興かと。


1巻以降、2巻分で1つのエピソードを収録し、基本はどれから読んでも
問題はない作りになっている。
1/23発売の11巻で「夜光曲」というエピソードが終了。
が、連載誌であるマガジンZが休刊となり、以降(コミカライズされてない原作が2エピソード分ある)は
掲載誌を変えてアフタヌーンで連載中。


さて長々と書いてきたけど、この作品、何となく読み難い気がします。
(絵ではなく構成が)ごちゃごちゃしてるというか。

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[投稿:2009-01-12 18:52:34] [修正:2010-11-13 01:02:13] [このレビューのURL]

<所持歴:5巻まで。現在は売却>

1巻帯には「完全新連載」とあった。
とは言うものの、物語自体は前作から3年後という設定で
前作から引き続いて登場するキャラも多数。
内容も思いっ切り前作の続きなので、「新作」という意味ではないらしい。
要は、「鉄腕バーディー」はヤンサン版、「EVOLUTION」はスピリッツ版、という事。
(前作の最後数話はスピリッツ掲載やけど)

という事で、レビューの方も前作となんら変わることは無いが
展開次第では点数上がるかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-28 23:01:08] [修正:2010-11-13 00:56:31] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。現在は売却>

かなり甘く付けて6点。
限りなく5点に近い6点。
もう、「可も無く不可も無く」という言葉がピッタリ。

絵も見易いし、ストーリーもしっかりしてる。
けれど、ハマる要素が無い。少なくとも自分には見つけられなかった。
淡々と読んでしまった。

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[投稿:2008-09-21 16:41:15] [修正:2010-11-13 00:55:24] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻、現在は売却>

本編11巻で、あおいと何やら関係のありそうな青年がチラッと登場しますが、
読み進めていっても、どうやらそれが元彼で、その妹とも何やら関係があるということしか分かりません。

で、その関係を描いてるのが本作。
そして、現在(本編)のあおいの基となる物語です。
(予想はしてましたが、ラストはちょっと悲しいです)

作品自体は本編の合間(単行本11巻と12巻の間)に過去編として連載されました。
回想という形で本編に割り込ませても良かった様に思いますが、
単行本としては上下巻完結の別作品で発刊されてます。
1つの話として、色んな意味で区切りがついているので、
それはそれでアリかな、と。


本編を読んで、あの彼が気になる方や、今(本編)の美空あおいになる前の彼女を見たい方は
手に取ってみてはどうでしょう。
(読まなくても支障はありませんが)


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[投稿:2009-09-09 22:12:31] [修正:2010-11-01 01:50:04] [このレビューのURL]

<所持歴:31巻まで、現在は売却>

医療系ジョブマンガというよりは、病院を舞台にした人間ドラマ、
しかもドロドロした人間関係や思惑を主で描かれてる気がします。
ていうか、全体的にその傾向が強い作品です。
ホントにドラマを見てる様。
ドラマ化というのも何となく納得。(ドラマは未見ですが)

覇権・利権・経営云々は病院を舞台にするとお約束なんでしょうか。
(話は作りやすいかもしれませんが)

別にそれに否定的って事ではなく、作品としては良い出来かと。


追記
この手のマンガに良くある注釈ですが、本作はそのページの欄外ではなく
巻末に纏めて記載されてます。
これが結構読みにくい。。。
「この言葉って何?」
と思っても、いちいち巻末を見て探さないといけません。
気にならなきゃ別にどうってこともないですが。

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[投稿:2009-09-03 22:49:09] [修正:2010-11-01 01:49:19] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻、現在は売却>

この作者の作品は本作が初見ですが、線の細い綺麗な絵で
非常に見易いと思います。
が、登場人物全て、目が死んでる気が・・・w
死んだ魚みたいなwww

「添い寝」というテーマはかなり面白く、依頼人や主人公の心情(心理描写)は
作者が女性ということもあり、なかなか深いな、と。

ただ、今の所ストーリーに抑揚がないというか、
淡々と物語が進んでいってる感じがします。

巻数が少ない作品の点数付けは難しいですが、とりあえず6点。
んで今後の展開に期待を込めて+1点。

**追記**
トトさんの仰る通り、ここ最近(特に6、7巻)は内輪の恋愛ストーリーが
炸裂してます。
この手の話が苦手な自分としてはチョッとがっかり。
好みの問題で恐縮ですが、-1点させて貰いました。


でも、渦中の3人の心情などは、何だか分かる気がします。
些細なすれ違い、煮え切らない(踏ん切りつかない)態度、
上手くいかないストレス、などなど・・・
実際こうなるんやろなぁ、と。
心情描写は上手いのかもしれません。
だから苦手なんですけど。

立ち位置(設定)等から、最初っから何となくガイ君がメインにくるっぽい雰囲気はありましたが
天邪鬼な自分は無駄だと思いつつもランちゃんを応援中。

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[投稿:2008-09-27 21:39:36] [修正:2010-11-01 01:47:06] [このレビューのURL]

8点 海猿

<所持歴:全巻、現在は売却>

先に「め組の大吾」を読んでしまってるので、やっぱり
「大吾の海バージョン」ってのが最初の印象。
大吾が作者(曽田先生)の作風もあって天才化・超人化して
強大なカリスマ性を持っているのに対し、大輔は言ってみれば
普通の人(ちょっと語弊があるかもしれませんが)
けど、だからといって作品自体のインパクトは失われておらず
その出来栄えはかなりの高水準です。

映画(LIMIT OF?)を観たことあるので、その元になった話を
読んだ時、「映画は結構上手く作ってるな」と感じました。

大吾の超人っぷりにちょっと引いてしまう人は、むしろ
こっちの方が気に入るかもしれません。

点数は7.5点で四捨五入。

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[投稿:2010-01-18 15:15:25] [修正:2010-11-01 01:46:12] [このレビューのURL]