「フクポル」さんのページ

総レビュー数: 247レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月26日

<所持歴:全巻>

原作未読・アニメ未見。

甲賀VS伊賀の忍者による忍法バトルロワイヤル。
が、キャラの造形、技(忍法)が人の域を超えてるので
「妖怪大戦争」と言った方がしっくりきます。
そこが許容できれば良作。

それぞれの軍勢は10人。10VS10からスタートしますが
その20人のメインキャラ以外、殆どサブキャラが
登場せず、その癖バッタバッタとリタイア者が続出。
後出しジャンケンの様なダラダラインフレバトル、
新キャラ無尽蔵などの展開の無意味な引き延ばしなどが
無いので、展開の速さという面では外に類を見ないです。
ただ、その点は長所でもあり短所。
(展開があまりに早過ぎる)

・・・とまぁ、ここまで書いてみましたが、既レビューと
なんら変わるものではなく、言い換えれば(得点の高低に差はあれど)
読者の大半が同じ印象を持っているということ。


あと、連載中は問題ないんですが、単行本で読む場合、
目次は見ない方が良いかと。
各話のタイトルが「十対十」「七対九」などと付けられてるんで
どちらが何人リタイアしてるかが分かってしまいます。
まぁ「誰が」までは当然分かりませんが、例えば次の話のタイトル
でどちらかの人数が減ってれば、現在のバトルでどっちが負けるか
予想がついてしまいます。

全5巻と少なく、前述の様にサクサク進んでサクサク読めますが
繰り返し読むかと言われたら、ちょっと考えてしまいます。
なので評価としては7点。


最終話は陰陽座の「来世邂逅」をBGMに読むのも一興。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-01-10 03:31:06] [修正:2011-01-10 03:37:48] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。現在は売却>

将棋を全く知らないせいもあるけど、将棋マンガというより
ミステリーマンガの印象が強い作品。

「声を失った女流棋士の活躍」
「過去の事件の謎に迫るミステリー」

どっちか片方でも1つの作品としては十分作れると思うけど、
これはその2つを贅沢にも融合させたもの。
「ハチワンダイバー」とは全く違った意味で将棋を知らなくても楽しめた。
但し、「将棋の面白さ・魅力」を伝える力は弱い気がします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-07 15:58:05] [修正:2010-12-30 01:18:59] [このレビューのURL]

<所持歴:80巻まで。現在は売却→全巻買い直し>

どうせ負けないんやろ?なんて思ってても熱くなる試合の描写は素直に凄い。
選手1人1人にきちんとドラマがあり、サブキャラ同士の試合も
クオリティが非常に高い。
間柴-木村戦は凄く好きです。

飽きる時もあるけど、暫くしたらふと読み返したくなる。
一気読みして満足して、また放置。
けど、また時間が経つと読み返したくなる、そんな作品。
やっぱ名作です。


***
てことで、また読み返したくなったので93巻まで買い直してみました。
うん、おもろい。
けど…何人かの方が指摘されている様に
段々と「ボクシング」からズレてきてる気が。
宮田戦が流れ、終着点が見えず、しかし対戦相手の力?は
落とすことは出来ない。
てことで、一歩の相手がどんどん超人になりつつあります。
「スポーツ」というよりは「バトル」寄り。

つか、一歩vs宮田が無くなったのであれば、宮田は
フェザー級に留まる必要がないのでは?
ライト級に上げて、間柴と再戦(タイトルマッチ)とかどうですかね。
そうすりゃ一歩もフェザーで東洋太平洋を奪って世界へ、という
展開になる気がするんですけど。
まぁ、外野の勝手な見方ですけどね。

要は「ボクシング」漫画で有り続けて欲しいということ。
今のところ、辛うじて一線は越えてないので点数は現状維持で。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-07 22:09:52] [修正:2010-12-13 20:46:19] [このレビューのURL]

<所持歴:5巻まで。現在は売却>

4コマの割りに読みふけって、読み終わるのに意外に時間がかかってしまった。

共感とかはとりあえず置いといて、江古田ちゃんの言動はかなり笑える。
しかし、ここまで飾らない(飾らな過ぎる)主人公も珍しい。

「女性読者の圧倒的支持」という煽り文句やけど、
男性でも充分楽しめる作品。
(合わない人も多そうやけど)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-06-02 20:11:00] [修正:2010-12-02 22:33:13] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

掲載誌の売り上げを飛躍的に伸ばしたと言われる作品。
伏線の貼り方、回収の仕方を含めた構成力は高く、それもうなずける良作です。

かわいらしい絵柄ですが、ラチェットなどのハンドツールや
卓上ボール盤などの機械工具が意外にキッチリと描かれているのも
個人的にはプラス要素。
そんなんで評価するんは少数かもしれませんが、とにかく画力は高いと思います。

アニメは数話しか見てませんが、原作の方がおもろいと感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-07 14:10:53] [修正:2010-12-02 22:32:02] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

元々「なかよし」という少女雑誌(比較的低年齢層向け?)に連載されてたらしいですが、
いつの間にか単行本描き下ろしという形になりました。
原作がありますが、読んだことはありません。
なので、あくまでコミックとしての評価ですが、フツーに面白いと思います。
絵は、まぁ少女マンガらしい絵ですが、それほど抵抗はありませんでした。

内容もスプラッター的なホラーではないので(エピソードの中にはそれ系のもありましたが)、
そういうのが嫌いな方でも読めると思います。
怖さは人それぞれ感じ方が違うので触れませんが。

しかし、10巻が出ない・・・
描き下ろしというスタンスがまずかったのか、単に作者に描く気がないのか。

**追記(2008.4.13)**
やっとこさ10巻発売。。。
で、これまた気になる所で終わってるから11巻が待ち遠しい・・・
9→10巻で2年、11巻も2年待つ・・・のか?
(とりあえず評価点はそのまま据え置き)

**追記(2009.8.12)**
思ったよりも早く11巻が発売。
10巻からいわゆる「最終章」が描かれてます。(原作がこのエピソードで終了)
今までは1冊〜2冊で1エピソードが終わってましたが、最終章だけあって
まだ話が続いてます。
恐らく次巻で様々な謎が解明されるんじゃないかと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-22 14:26:39] [修正:2010-10-02 20:18:54] [このレビューのURL]

7点 ACONY

<所持歴:全巻>

2003年の連載開始から、やっと1巻が発売。
相変わらずのペースですが、ここ最近は精力的に執筆している気がします。
本作以外にも幻影博覧会やももんちなど、音沙汰無かった作品の新刊も出るし。

それはさておき、何というか不思議な空間が広がってます。
イエスタディにちょっとだけオカルティックなエッセンスを加えた感じでしょうか。
コメディ色も結構あるので読みやすいです。
これ読んで、何となく「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を思い出しました。

**追記**
無事?完結。
ネタが尽きたのか飽きたのか、ちょっとアッサリし過ぎな気がしないでもないですが・・・
結構好きやったんでちょっと残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-24 21:36:01] [修正:2010-09-24 23:25:23] [このレビューのURL]

<所持歴:4巻まで。現在は売却>

好意を持つ対象に、意に反して攻撃的な言動をしてしまう。
そんなツンデレをメインテーマにし、それが元で巻き起こるドタバタを描いたコメディ・・・かと思いきや決してそれだけではない。

ツンデレを「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」という不治の病として設定し、その病に振り回され苦しむ心情(本人やその周囲の人々)もシリアスに描いてる。
ただ、その部分が主として言葉(台詞など)で長々と書き並べられてるので、若干読むのがめんどいってのは否めない。

で、そのコメディとシリアスがコロコロと移り変わってる。
コメディシーンが続いてても気が付いたらシリアスな展開になってたり、シリアスな話なのにドカンとオチをつけたり、どっちがメインなのかサッパリ分からん。
特に3巻に収録されてる樺島兄弟の会話などは、言ってる事は凄くマジメで良い事なのに、わざわざカラーページを使ってオトしてくれてる。(実際オチというわけではないが、自分は見た瞬間吹いたw)
また、その直後の過去の話は、マジでちょっとウルッときたし。

自分はこれを「どっちつかず」ではなく「(コメディとシリアスの)絶妙なバランス」と取ったので、必然的に高評価。


しかし、作者自ら「妙な漫画」と断言するこの作品、結構ツボな自分は「妙なヤツ」なんやろか。。。
(ちなみに作者の他作品は未見)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-19 23:26:03] [修正:2010-08-13 16:27:57] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。現在は売却>

読むのに結構時間がかかりました。
というのも、サラッと読んでもストーリーが頭に入ってこない。
ジックリゆっくり読むことをお勧めします。

1コマ1コマが結構描き込まれているので、全体的に見辛く重い印象はあります。
まぁ直ぐに慣れますが。

SFっていうと、宇宙・ロボット系(古くはヤマト、ガンダム)や
サイバーなもの(攻殻機動隊)しか頭に浮かばなかった自分に、
また一つ新たな扉を開けさせてくれた作品です。


この作品に対して「夢中になって読みふける」という表現は、
微妙にニュアンスが違う気がしないでもないですが、
結果的にそういう状態になってたので7点にしときます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-03 23:30:43] [修正:2010-08-13 16:26:34] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

個人的には「吉田先生の隠れた名作」と思ってます。

吉田作品は、湘爆、荒くれ、DADA!など、族・アクションのイメージが強いですが、
これは、それらとは一線を画す真面目なラブストーリーです。
しかも名曲「神田川」の世界をイメージさせる、ちょっと切なくて辛い。
ほのぼのとか、そういうのは無縁の世界です。

吉田聡はこういうのも描けるんだぞ、ということで。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-23 21:07:07] [修正:2010-08-13 16:25:17] [このレビューのURL]

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