「ずんどこpon」さんのページ

総レビュー数: 28レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年09月29日

[ネタバレあり]

ぐいぐい人を惹きつける熱血☆サクセス演劇ストーリー。
作者の意図では無いところでよく笑います。
ショックを受けた時の顔とか、マヤがお母さんを思い出す
ところで、お母さんが優しすぎるところとか。
(そんなシーンあったっけ?と困惑)
風姿花伝にも通じるところがある演劇論もたまに出てきます。
マヤの感性がギラリと輝く舞台を準備段階から千秋楽まで
みる内に、不思議と一人の少女を見守ってきたような気がして
応援してしまう。そう、演目決めの段階から閉幕までが
裏話を交えたドキュメンタリーを見ているような感じなのだ。
卑劣な手口を憎み、ライバルであるマヤのために陰で奔走する
亜弓にも好感を抱いた。
マヤと亜弓、互いにうらやみあう天才2人。
日本演劇界の頂点に破竹の勢いで駆け上がった2人は
一体どんな紅天女を演じるのか?
マヤと速水の恋、亜弓との友情、紅天女の結末、演劇界での
マヤの立場等、課題は多い。
一番大変なのは紅天女の結末だろう。これだけ引っ張ったの
だから、並の結末では終われない。
そのプレッシャーが作者の筆をさらに遅らせる。
色々事情はあるのだろうけど、ああ悪循環!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-10-03 22:25:58] [修正:2008-10-03 22:25:58] [このレビューのURL]

6点 QUOJUZ

[ネタバレあり]

通常この手の萌え漫画的な展開は「馬鹿だなあ」
とにやにやして読んで結局買わないはずなのだが・・・
最初の出会いをピークに、どんどん駄目になっていく
主人公。普通、同居人とかは一緒に過ごしている
うちに、主人公がちろっと見せる男らしさとかに
魅かれていくはずなのに。
読んでいて、んん?って思った。
主人公の変態的行為がばれているかどうか探りを
入れるためだけに妹的な女の子に接近するのも
リアル過ぎて、困った笑いが出た。
女は、か弱いお姫様なんかでは無い。この作者が
ガっツリ描く陰毛がそれを証明している。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-10-01 21:30:13] [修正:2008-10-01 21:30:13] [このレビューのURL]

5点 電車男

[ネタバレあり]

俺は経験無いけど、例え一時的な暇つぶしでも
恋愛を助けてもらえば感謝もするんだろうなあ。
そんで経過とともに2chの「顔見知り」達と
離れがたくなっていく。
本筋の恋愛とともにネットの奇妙な関係が発展していく
様子はなかなか。
エルメスが年上だったのも何かリアル。
泣かないし、そんなに笑いもしなかったけど、まあ
あれば読む。
世間でオタクが受け入れられるようになってきた時期の
草分け作品じゃないかな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-10-01 16:19:40] [修正:2008-10-01 16:19:40] [このレビューのURL]

9点 Damons

[ネタバレあり]

米原作品をちゃんと見たのは初めて。ココはたまにチャンピオンで読んでました。
読んだ人全員が言うであろう「ラスボスがひどい」というのは当然マイナス要素ですが、それを補って余りある熱気があの漫画にはあった。最大の問題はラスボスの強さがよく解らない事と急なスケールアップについていけなくなった事かな。(この問題はREDでもあった)

それから2人目のボス、ラフィンも要修正だと思う。
スゴイ玩具を持った只のバカガキだったので、他のボス達との死闘で感じたような危機感が無かった。
これがセロ並みの奇術と理解不能な不気味さを持ち、ブロードウェイの頂点に妖しく輝くキャラだったら面白かったのに。
最初のボス、銃帝ジェスト・ローレンスのカッコ良さは飛び抜けている。エミネムの曲とか似合いそう。
主人公の魅力が最後まで色褪せないのも良かった。人間的な感情を断ち切り、復讐鬼に徹しようとするが「人との繋がりが自分の強さ」と気付き、真っ向から認め、少年に謝るところは良かった。
他の復讐モノの主人公、レッドやガッツも武骨な優しさを持ち合わせているけど、このカッコ良さは立派な夫であり父であったヘイトにしか出せないと思った。
腕を失ったヘイトが口に咥えたドライバー一本で城壁を登ろうとする鬼気迫る執念には鳥肌が立ったし、同じゼスモス使いであるスワロウの回想シーンで妊婦が腹を殴り付けながら「要らない!産まれてくるな!」と胎児のスワロウに怒号を飛ばすシーン(胎児なのに涙を流す!)にも涙が止まらなかった。
要所要所に良いシーンやエピソードが非常に多く、この作品程「修正版を読みたい!」と思ったマンガは初めてかも。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-09-29 14:27:24] [修正:2008-09-29 17:34:09] [このレビューのURL]

8点 SLAM DUNK

[ネタバレあり]

はい!
ワタクシ、ここに告白致します!
漫画好きだと言いながらも、
スラムダンクを読んだ事ありませんでした!
正確には三巻位まで読んで、忘れてまた読んで・・・
そんな感じでした。この前初めて通しで読みました。
何と言うか・・・俺は球技には興味無いし、ヤンキーモノ
にも食指は動かない。
恋愛モノも別に。でも、そういう人は意外と多いはず。
何故このマンガが人気があるのかを考察するに
花道やゴリ達の人間関係や成長を同じ目線で見れたからでは
ないだろうか。
彼等の活躍の場は基本的には体育館。特別な場所では無い。
授業受けて、サボったりもするし、飯食ったり。
いやいや、こう書くとそんな漫画腐る程あるんだけどさあ。
登場人物達のセコさや身勝手さに読者は笑って振り回されて、
純粋さに触れて、いつの間にか彼等を応援しているんだ。
強豪達との闘いに手に汗握って「頑張れ!」って夢中で。
そう。これは読者を「身内」に引き込めた稀有な作品なんだ。
身内ネタはまず笑いでも感動でも怒りでもハズさないしね。
これだけの人に愛される漫画を描けた井上先生は幸せ者だ。
さぞ漫画家冥利に尽きただろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-30 17:34:20] [修正:2009-09-30 17:34:20] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

いやあ、面白かったよ。
ただ、スケールが少々足りない感じがした。
原因は恐らく、城攻めの時に民衆対軍隊の戦闘があまり
大きな規模を感じさせなかったりして(確かに交通が遮断されて
いたので全国から集まれなかったのだが)、
賊国家や他の国とか含めて陸地と陸軍にスケールを
感じなかった。
そこらへんはベルセルクの作者が上手い。
この作者も海のシーンは凄くいいんだけどね。
どちらかというとこの作者は友情を描くより親子の
関係で感動させるのが得意。
キャラクターに「俺はお前が大好きだ」と照れなく怖じ気無く
言わせる作風は個人的に気に入っている。
エンディングだが、海千山千の老兵となって
再び海を目指すバーツと堂々と成長したココとの対比は秀逸だ。
激動超えは二人の対決に取っておいても良かったと思うけど。
マイベストキャラはオルカで決定。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-05 17:20:40] [修正:2008-12-05 17:20:40] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

絵、読みづらいです!
しかしバキと共に男のロマンで賞を差し上げます。
善くぞキモオタからここまでのイケメンに変貌を遂げたものだ。
マンガとはいえ、惚れた女への努力には頭が下がる。
昔の写真とは骨格が違う気がするが笑
「童貞カメオタク」。
最初は秋に対して見下した感じで見れてこの悪口も痛快なんだが段々スゴイ奴に見えてきてそのあだ名が似合わないと感じるようになる。
たまにまた出ても親しみがすでに湧いてるんだよね。
嫌いだった奴を認めざるを得なくなってきたというか・・・
ユイのおっぱいに傷があるくだりは自分的には無くても良かったと思うんだが(そんなの無くても弱いトコロ見てきたし)
夢と女は同価値なんだよね。ルパンもそう言ってたし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-10 22:41:50] [修正:2008-11-10 22:51:54] [このレビューのURL]

4点 銀魂

少林サッカーの監督の話を思い出した。
「カンフー映画を作ってもサッカー映画を作ってもなかなか本格的な作品には追いつけない。じゃあ両方混ぜちゃえ」と。
明治(幕末?)の雰囲気とSFっぽい雰囲気とギャグと若干のアクションを混ぜた感じかな。
まだ分からないが、この作者次の連載とか苦労しそうな気がする。この世の全ての作品は過去の模倣の組み合わせなのだが、配分比率が解りやすい作品の作者ってアイディア勝負なトコがあると思う。
作品評価は・・・ジャンプに載ってれば読む。
って感じです俺は。たまにクスクス笑います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-08 10:56:51] [修正:2008-11-08 10:56:51] [このレビューのURL]

このマンガは一話完結のオムニバスで、女の子がこちら(主人公)の名前を呼ぶ時は「○○君」と呼ぶ。
この○○に自分の名前を入れてシチュエーションを楽しむわけだ。
そこで、この○○全てに友達の名前を書き込んでプレゼントした。その日の夕方、ゴミ箱にこのマンガがあった。
そんな思い出。
あれ?どんなマンガだったっけ。まーいーや。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-23 22:05:37] [修正:2008-10-23 22:05:37] [このレビューのURL]

6点 DEATH NOTE

大体の人と言いたい事は同じ。
1巻の刊行後、何らかの事情で連載がストップしていたなら、尾崎豊ばりにマンガ界の伝説になったに違いない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-05 19:45:11] [修正:2008-10-05 19:45:11] [このレビューのURL]