「unsosino」さんのページ
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言葉と眼に力のある漫画が好きです。
点数は基準通り。

7点 ももんち
『久しぶりのケーキ うまい・・』
主人公がひたすらかわいい作品です。
作者独特の雰囲気は健在なんですが、他作品よりも灰色感が薄く、明るくほのぼのしていていい感じです。
男性キャラが割と落ち着いているのも少女漫画らしくて(?)新鮮でした。
1巻完結ですっきり、読後感良いです。二人に幸あれ。
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[投稿:2009-05-21 21:54:37] [修正:2009-05-21 21:54:37] [このレビューのURL]
8点 魔人探偵脳噛ネウロ
『私 コンクリートでもバターと醤油で炒めたら食べれると思う』
強烈な単純娯楽漫画です。
犯人たちの割と非常識な動機と狂気の変貌、
傍若無人な魔人探偵と虐げられるヒロイン(高燃費)、
多彩な変人・奇人・常識人、
純粋な悪と人間の可能性、
前半のトリックのどうでもよさと後半のバトル展開が惜しい気がしますが、
ギャグの軽快さと毒加減は絶妙ですし、シリアスなところはしっかりシリアスに展開します。
頭蓋を抉り、脳の奥底に迫ってくるような終盤の鋭い心理描写は圧巻です。
きれいに終わったジャンプ作品は久々な気がします。こんな漫画がもっと読みたいです。
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[投稿:2009-05-21 19:20:37] [修正:2009-05-21 19:20:37] [このレビューのURL]
6点 レベルE
『あいつの場合に限って 常に最悪のケースを想定しろ
奴は必ずその少し斜め上を行く!!』
まさに斜め上を行く展開は読んでて楽しくなってきます。
無駄に熱くしたり、感情的になったりすることを意図的に避けているような、
冷静にふざけた面白い作品です。
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[投稿:2009-04-26 21:01:58] [修正:2009-04-26 21:01:58] [このレビューのURL]
7点 RIDEBACK
『どうしてだろうね
フェーゴ、君には何でも話せるのに。』
アニメから入りましたが、漫画のほうが断然面白かったです。
秩序ある世界と世界統治軍。学生運動、聖像崇拝とマスコミ。
そんな舞台をライドバックで駆ける主人公の現実からの超越、束縛、そして解放。
彼女には読者どころか作者も置いていかれたんだとか。
「光」の描写とレトロ調な背景描写もさることながら、
詳細なメカの描写、巻末の描き込みには圧倒されます。大好きなんだろうなあ。
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[投稿:2009-04-26 20:33:00] [修正:2009-04-26 20:33:00] [このレビューのURL]
7点 かってに改蔵
『そして、現実の向こうはまた現実。』
序盤の下ネタ・中盤以降の自虐・ブラック・サブカル・社会風刺・楽屋ネタ・オチの試行錯誤と迷子展開の果てに……、
ラストがすべてを持っていった漫画だと思います。
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[投稿:2009-04-23 23:44:40] [修正:2009-04-23 23:44:40] [このレビューのURL]
『・・・・・なるほど
これはたしかに 規則違反だな』
巻数を重ねるほど深く、面白くなっていく漫画です。
カルッセル編のラストはお見事の一言。
序盤ではキャラクターの主義・言動に若干薄さを感じてしまいますが、
読み進めるうちにその後の成長の伸びしろだったのだと思えてきます。
考え、行動し、成長する登場人物たちはとても魅力的です。
早く続きが読みたいなあ。
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[投稿:2009-04-23 23:34:37] [修正:2009-04-23 23:34:37] [このレビューのURL]
8点 エアマスター
『心配ばっかすんな 人間ってそうじゃないだろう』
ギャグ・エロシーンに本当に無駄が多い前半もこの作者ならではって感じでしたが、
無駄なものが剥がれて純粋な感情が表に出てくる終盤のバトルロイヤル編の熱さは異常。
対渺茫戦はどのキャラクターも良かったです。
特に金次郎。一体何ページ叫んでるつもりだ(笑)
熱い場面で笑いながら泣けてしまうのがこの漫画のとんでもないところだと思います。
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[投稿:2009-04-14 00:14:15] [修正:2009-04-14 00:14:15] [このレビューのURL]
10点 茄子
『自分にとって案外どうでもいいことかもしれないな
わからなくなるんだもの』
「いい加減」とか「適当」とかいった言葉って
本来は「ちょうどいい」って意味なのに、普段は割とネガティブな文脈で使われてるじゃないですか。
ぼけーと読んでいたら唐突な展開に置いていかれたり、セリフの深さを測りかねたり。
茄子をテーマにしたりしなかったりする、茄子みたいな漫画です。
何度読んでも飽きません。なぜか、10点。
ストーリーは時代ものから近未来バイオハザードまで多種多様ですが、
個人的に「ランチボックス」から始まる若隠居シリーズが好きです。
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[投稿:2009-04-13 23:55:50] [修正:2009-04-13 23:55:50] [このレビューのURL]
6点 ピンポン
『反応反射音速高速 反応反射音速高速 もっと早く…!』
映画を観た後で読んだのが失敗でした。
心理描写・試合の圧倒的雰囲気は漫画に分があるものの、
スピード感、「もっと早く…!」のあたりの熱さが映画負けしているように感じてしまいました。
漫画を先に読んでいれば、違った印象を持っていたと思います。
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[投稿:2009-04-13 23:23:56] [修正:2009-04-13 23:23:56] [このレビューのURL]
8点 エマ
『悲しみは年月が癒すという
思い出すのは楽しかった記憶ばかりだ』
気品に満ちた上質な漫画です。
作者が描きたいことを丁寧に、そして素直に描いた印象を受けます。
使用人と資本家の純愛を中心にした本編と、それを取り巻く人々と時世に目を向けた群像劇、番外編。
それらが最終話「新しい時代」へと収斂していくのは見事の一言。
幸せな余韻を残してくれる作品です。(あとがきのはっちゃけぶりも含めて。)
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[投稿:2008-11-23 23:55:24] [修正:2008-11-23 23:55:24] [このレビューのURL]