「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

まぎれもなくヒーローです。

ヒーローものはわかりやすくて好きなのですが、
この作品がヒーローものを好きになる基になった漫画でした。
そこに書いた事が本当になってしまうノートっていうのが良かったです。
主人公が成長していく過程もよく、
はくセリフがどんどん本物らしくなっていく様は、
当時ホントに楽しみに読んでいました。
素直に楽しめ、単純な分、スカッと読み切れる感じは、
昔の漫画のいいところです。

◇この作品の個人的価値=全13巻で 3000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-19 00:15:00] [修正:2005-07-03 22:53:53] [このレビューのURL]

本当の財宝は冒険にある!

宇野作品の登場人物はどれも似たようなキャラばかりで
若干魅力に欠けるのですが、
この作品は、キャラは似たようなものの
伏線をうまくはっていたため、
魅力的な仕上がりになっていました。
秘法の力に頼りすぎたのか、
もう少し掘り下げたらいいのにと思う話もありましたが、
海賊モノとしてはまあまあの作品でした。

◇この作品の個人的価値=全10巻で 3000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-18 22:21:16] [修正:2005-07-03 22:52:56] [このレビューのURL]

7点 赤龍王

はるかな大地でのスペクタクル。

有名な、項羽と劉邦の話で、
本宮作品にしては珍しく歴史に忠実でしたが、
私は全く別の歴史モノという印象を受けました。
これは悪い意味ではなく、
とても魅力ある登場人物のせいかも知れません。
実際にとても魅力的な項羽と劉邦は
この作品の最大の魅力となっています。
冷徹無比でエリートの項羽と、
ぐーたらだがカリスマ性のある劉邦、
対極の2人の戦いはみもので、
最後には、本当の意味でどちらが勝ったのか解らなくなります。
歴史物が苦手な人でも、これは結構読みやすく
面白いと思える作品なのではないでしょうか?
「人気をとる事が漫画の最終目的であってはならない」
と語る作者の精神と力量を魅せてもらった作品でした。

◇この作品の個人的価値=全9巻で 3000円也。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-06-18 22:13:02] [修正:2005-07-03 22:52:19] [このレビューのURL]

こんな成り上がり方は嬉しくない。

低俗な感じが逆に良かった。
ただのヤンキー漫画ではなく、
ハッタリと悪運の強さを武器に
成り上がっていくというスタイルも滑稽でした。
ただ出てくるヤンキーは度を越え過ぎて
カタギの人とは思えませんでしたけど(笑)
下ネタギャグで韻を踏むギャグは
上手く出来ていて、私は結構おもしろかったです。
ほとんどオヤジギャグなんですけどね。

◇この作品の個人的価値=全47巻で 5500円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-11 23:56:06] [修正:2005-07-03 22:50:19] [このレビューのURL]

1度目より2度目が面白い。

同作者の「寄生獣」同様、
最初からぐいぐい引き込まれていきました。
日常の中の非日常がとてもうまく表現されていて、
相変わらずの天才ぶりを見せつけてくれます。
寄生獣ほどの魅力はありませんが、
間違いなくレベルの高い作品です。
全4巻という短さで、まとまりはよかったのでしょうが、
もう少し見たいという欲求から
点数をこのくらいにさせてもらいました。

◇この作品の個人的価値=全4巻で 2000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-09 22:53:57] [修正:2005-07-03 22:48:40] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

見た目と中味のギャップNO.1主人公。

最後の聖戦前の、公園での北野君のセリフが
とても泣けました。
彼のすべてがそこに込められていました。
あのシーンを感動的に見せる為に、
いままでのストーリーがあったようにすら思いました。
おちゃめな格闘学園青春もの?ですが、
特にまわりの勘違いぶりが非常にツボをつきました。
日常を切り取ったような普通の生活なのに
彼らのまわりだけいろんな事が起きているそんな感じ。
感動の公園シーンのためにも読む価値ありです。

◇この作品の個人的価値=全15巻で 5500円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-09 22:46:27] [修正:2005-07-03 22:48:02] [このレビューのURL]

神の領域がすぐそこに見えます。

小山作品は主人公含め、
登場人物の性格や行動にだいぶ癖がある為、
苦手な人も多いと思います。
この作品も変に戯ける主人公ですが、
物語りの内容は抜群によかったです。
地味目な100メートル走を題材に、
ここまでドラマチックに描けたのはすばらしいと思います。
スプリンター達の感覚が研ぎすまされ、
神経が高ぶってゆく描写などは、
経験した事のないものなのに、
恐いくらいに共有できてしまいます。
ものすごく気になる終わり方ですので、
読む場合はその覚悟で。

◇この作品の個人的価値=全14巻で 4000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-07 22:18:43] [修正:2005-07-03 22:47:16] [このレビューのURL]

7点 3×3EYES

痛快無比凄絶至極!

2部完結くらいまでは
文句なく最高の出来だと思います。
長過ぎるのと、連載の間があいたのがあって、
途中で諦めて読まなくなるパターンが多いと思います。
全巻一気に揃えて読んでいくと、
結構最後まで面白く読めました。
パイのキャラ設定は、
すごくよく出来ています。
タイトルの意味がわかる頃まで
しばらくかかりますが、
話があまり複雑になりすぎる
という事がなかったので、
ストーリ−がきちんと頭の中で
消化されながら読み終える事ができました。

◇この作品の個人的価値=全40巻で 5000円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-05 22:55:46] [修正:2005-07-03 22:44:29] [このレビューのURL]

こんな同僚、いたら。。。

良作。
ちょっと都合良すぎの展開がありますが、
丁寧に掘り下げられていて、しっかり読ませてくれます。
回想シーンなども巧みに使うあたりは、
ドラマよりもドラマっぽく、好感が持てました。
個人的にちょっと引くようなシーンや台詞も見られましたが、
仕事を成功させていく様は、
爽快感と満足感で満たされました。
主人公のボケぶりも笑わせてくれます。
終盤、重いテーマと
異常に多い文章量による読みにくさに、
大分がんばらなくてはいけないところがあったのが残念でした。

◇この作品の個人的価値=全26巻で 4000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 22:35:30] [修正:2005-07-03 22:43:43] [このレビューのURL]

第1巻と最終巻、同じマンガとは思えません。

後半、どんどん絵が雑になっていきましたが、
あれくらいなら味として見れる範囲なので
逆に個性がでていて良かったです。
ストーリーも思わぬ展開になっていきましたが、
バトルメインでずっとやってきたためか、
最終章あたりの話が、
また違った味わいがあって一番好きでした。
終わり方はいまいちでしたけどね。

◇この作品の個人的価値=全19巻で 5000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 18:15:37] [修正:2005-07-03 22:42:58] [このレビューのURL]