「dollbox」さんのページ

総レビュー数: 155レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月09日

8点

「強く、儚く、果てしなく!」
まさにその通り、すべてを言い得ています。
破綻も荒れも気にならないぐらいの存在感は圧倒的。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-12 02:42:06] [修正:2005-12-12 02:42:06] [このレビューのURL]

集まれ、なんかダメなやつら。

個人的に期待の新人、浅野いにおのデビュー作。
いろんなダメな人たちがグダグダしたり、かっこつけたり、ヘタレたりするのをいい感じに描写した短編連作だ。
この作者さんは現代人の感覚を描くのがすごく巧いね。
キャラクターの世代は子供からオッサンまで幅広いのに関わらず、みんな平成に生きてる雰囲気が出てる。
で、僕なんかは平成の現代っ子なので、浅野いにおの描く若者たちにすごく共感してしまうわけで。
あー、なんでこんなにうまいこと切り取っちゃうんだろうね。
ズバリイタいところをつかれました。

とりあえず自分の成長と共に応援していきたい漫画家のひとりです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-12 02:33:51] [修正:2005-12-12 02:33:51] [このレビューのURL]

8点 SUGAR

新井英樹ほど登場人物に嫌悪させる漫画家はいないのでは?

正直言うと、僕は主人公のリンが嫌いなんですね。まあ理由はこの上なく無神経でウザいからなんですけどね。
だけど、いや、だからこそこの作品は面白いのだと思います。

天才的なボクシングを見せつけられるとその凄みに圧倒され、絶対に認めたくないがあいつは天才なんだと心から思ってしてしまいます。
どんなにリンが嫌いでも才能を認めざるを得ません。

嫌いなキャラの活躍を見ておもしろいと感じるのは悔しい気もするが、やはりそれだけのパワーがある漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-12 02:32:38] [修正:2005-12-12 02:32:38] [このレビューのURL]

6点 軍鶏

[ネタバレあり]

少年院編の主人公は生への執着や自己防衛などの理由で戦っていて、とても好感がもてた。
また主人公が壊れていくまでの描写も深く、作品全体に凛とした鋭さがあった。
早い話がおもしろかった。そこまでなら9点は確実ですね。

しかしそれ以降の主人公にはちょっとがっかりだ。ただの暴力ヤンキーと化してしまった。
格闘シーンも展開が遅くてダルかったし、物語もグダグダです。
昔の鋭さを取り戻してほしい。

主人公の成嶋亮を否定はしません。
彼には背負う業のようなものを感じてはいました。
彼の残虐さは「生への敗北」を振りきるための手段なのではないか。
そして、成嶋亮が本当に闘っている相手は「自分自身」なのではないか。
つまりこの作品は、罪を背負う人間に「生きろ」というメッセージを込めた「生の肯定」を描いた作品なのではないだろうか。

ただ、やはりがっかり感はは変わらなかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-12 02:32:19] [修正:2005-12-12 02:32:19] [このレビューのURL]

「吼えろペン」でおなじみの島本和彦による、超熱血青春爆走漫画。
とにかく熱かった、熱かった。
笑えます、震えます、泣くかもしれません。
傑作!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-12 02:25:18] [修正:2005-12-12 02:25:18] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

イタすぎて涙が出るぜ佐藤くん!
最近ますますダメになってる主人公。岬ちゃんもネジがぶっとんだように壊れてきました。
完璧にNHKの陰謀にハマっちゃってます(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-12 02:22:18] [修正:2005-12-12 02:22:18] [このレビューのURL]

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