「kuroneko3298」さんのページ

総レビュー数: 61レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年08月30日

原作を読んでクラシックを聴きに劇場まで足を運んじゃいました!
実写ドラマや映画も むろんどっぷりはまっちゃいましたし--
まさに私にとって人生を変えたと言っても過言じゃ無い作品です。
本当に楽しませていただきました。
オレ様のくせにシャンプーまでしてくれちゃう千秋クン、
千秋の服の残り香を嗅いで充電できちゃうのだめ・・(笑)
そんな2人だからこそここまで成長できた--そう思えるのが嬉しい。
この作品に誰かを蹴落とそうなんてヤツはいない、ライバルとは---
励まし叱咤し成長しあえる仲間の事なんですよね。
番外編はオペラに挑戦する2人が。
前半にあった学生のノリが戻ってきたような展開で
こちらも楽しかったです♪






ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-09-30 12:33:44] [修正:2012-09-30 12:36:07] [このレビューのURL]

ご存知坂本竜馬の物語。
竜馬好きで有名な金八こと武田鉄也が原作を担当しているだけあって
竜馬賛辞のこの作品はギリギリのフィクションを織り交ぜて--
最高に楽しい作品になってます♪
とはいえ・・ 幕末時代、志半ばで死んでいったたくさんの若者たちの
激動の人生が哀しく切なく胸を打つ秀作です!
冒頭はまだ幼い竜馬・以蔵・半平太が登場!
3人が幼馴染の大親友という設定がまたいいんですよねぇ。
彼らの生きざまに涙。竜馬の変幻自在な生き様はやっぱカコイー!
大好きな作品です。

 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-29 00:41:44] [修正:2012-09-29 00:41:44] [このレビューのURL]

彼らはみな親の「愛」を知らないこども。
どこかにいる愛してくれる人「恋人」を探して彷徨う彼らの姿が楽しく切なく、衝撃的に---描かれています。そんな4人を襲うある「事件---」
それはようやく見つけた「恋人」との幸せをも奪うことになるのです。
クライマックス10巻?「つれて行って」では
人は人を裁けるのか? 贖罪とは--?何のために生きるのか?
という難問を私たちに突き付けることに。
親になること 家族になること・・・。当たり前だと思っていることの難しさにも気づかせてくれるに違いありません。
テーマは重いながらも魅力的な4人の子供たちがとってもかわいい作品です。
理論的で、哲学的でも--楽しくって、せつなくて---
どの世代が読んでも胸にクる何かがある作品だと思います。
よかったらこちらへ♪
http://edoga.blog22.fc2.com/blog-entry-1121.html

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-03 12:47:46] [修正:2012-09-03 13:07:21] [このレビューのURL]

十二支の呪いの為人とのかかわりを避けていた草摩家の人々。
この作品はそんな彼らの再生の物語です。
呪いのせいで親からも疎まれ育った彼らにある憎しみと絶望--。
しかし親も家もないながらいつも明るく微笑む少女「本田透」の存在で彼ら気づくのです。
全てを呪いのせい、親のせいにして逃げていた自分に・・
拒絶されることが怖くて自らが人を拒絶し遠ざけてきたことに・・
そして本当はいつも愛されたかったことに・・
まだ若い皆さんが辛い時 寂しい時 あなたの心をも 癒し救ってくれる言葉が
この作品のどこかにきっとあるのではないかと思います。
そこには彼らの呪いが解けた秘密も眠ってるかも・・♪
ぜひ手にとって欲しい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-30 13:14:39] [修正:2012-08-30 13:14:39] [このレビューのURL]

幸せを願っていた母の再婚。そこでジェルミを待っていたのは
義父の支配という愛情?それは愛か、復讐なのか・・。
母にさえ真実を伝えられず蝕ばまれていく心---
彼はついに義父グレッグの殺人を実行してしまいます。
彼の姿に不信感を募らせる兄イアンは真実を話すよう彼に迫るのですが
その事実は今度はイアンを闇に突き落とすことになるのです--! 
連載中はずっと「早くきずいてよ!イアン!」 と叫んでいた気がします。
しかしきずいたら終わりと思っていたこの物語はまたもとんでもない展開となっっていき・・「おそるべし、萩尾さん」と私を驚愕させたのでした。
ジェルミの物語と思っていたけれど・・今では彼を救うイアンの物語だったのかなと思っています。
家庭内虐待の苦悩は悲痛そのもの。心理描写の絵が哀しくも美しいです。
あなたは果たしてこの真実を直視できるでしょうか??
ぜひとも挑戦してみてください。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-30 12:30:59] [修正:2012-08-30 12:32:12] [このレビューのURL]

何かに導かれるように集いだした
同じ前世(異世界)の記憶を持つ高校生たち。

一体ソコで何があったというのか?
この記憶は 何を伝えようとしているのか?
彼らとともにその謎に挑むことになるのですが----
次第に前世の人格に囚われてしまう彼らに--ドキドキ。

繋ぎ合わせた記憶の中に浮かび上がるキーワード。
17歳の彼らの中でなぜ輪だけが9歳なのか???
ソコに眠る驚愕の真実に--
誰もがビックリ涙するに違いありません!!
(・とはいえ年の差は5年位にしてほしかったけどね。)

登場人物の美しさも前世の世界観も魅力的。
生まれ変わりだけど別人格を持つ彼らを見事に描き分け
苦しみや葛藤までをも見事に描き切った作者に拍手。
目線を変えると同じ状況がこんなにも違う--など。
うならせる展開にも脱帽だ。

後悔も悲しみも----
すべては未来に生かすためのもの。
それに囚われ道を見失う事無く生きることの大切さを教えてくれる-
ファンタジーながら壮大な愛の物語。
未来へ思いを繋げる---。
それこそが「地球を守る」ことなのかもしれませんね♪


ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-18 13:01:15] [修正:2013-02-20 15:07:30] [このレビューのURL]

TV・映画化でおなじみですが・・実は全くの別物。
和田慎二の描く「スケバン刑事」とは「セーラー服の美少女が悪を切る」なんていう生ぬるい作品ではないのだ。

母の為に学生刑事として学園にはびこる悪にたちむかうサキ。
前半での見せ場は「3匹の蛇」での海槌麗巳との迫真の戦い。
事件の謎とともに明かされるサキの秘密・麗巳との奇妙な友情っと
読み応えたっぷりだ。

中盤では梁山泊という少年刑務所の謎を追うことになるサキ。
ココでの地獄模様。身の毛もよだつようなさまじさは吐き気がするほど
過酷で残酷・・もはや少女マンガにあらずでしたがやっぱ大迫力!!
やがてそれは巨大な悪の組織をあぶり出すことに。
ラストでは日本全土を震撼させる大事件へと発展し、それに立ち向かうことになるサキなんです。

戦い続けるサキのまわりは 殺戮・憎悪・グロが満載!!
しかしそこには 母や妹との哀しい確執。三平のほのかな恋心・神への愛。師弟愛----と泣かせ所も満載。ともかくありとあらゆる要素を抱え持った、
まさに「大バイオレンス・アクション・ヒーロー作品」なのです。
作者亡くなりましたが今一度ぜひ青年誌で連載して頂きたい作品です!





ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-14 13:58:16] [修正:2013-02-14 13:58:16] [このレビューのURL]

トップモデルから転落した亜美を救ったのは
謎の男朱鷺。彼の正体とは?目的は-----?
しかし それが明かされたとき・・
2人の運命は 静かに狂い始めるのです----。

美しいトップモデルの世界。カッコイー男達。
クラッシックカー・貴族の館のような部屋、家具。
極めつけは 天蓋つきのベット?。
まさにゴージャスな世界に当時はうっとりでした♪

しかし実はこの作品、母親に捨てられた子どもたちの、
悲しくも切ない物語。
亜美を襲う悲しみの嵐に涙腺は崩壊状態でした・・。

 愛する事を夢見たみた娘と
 愛より仕事に生きた母と----
 2人の女の生き様も対照的で強烈です----!!

 昼ドラされてました。
 主演は松本莉緒、国生さゆり、塩谷瞬。なるほど・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-12-17 11:47:46] [修正:2012-12-17 13:10:34] [このレビューのURL]

8点 BASARA

赤の王に殺された兄に変わり人々の希望--
「運命の子タタラ」として生きることを誓った
妹、更紗の戦いと冒険を描いた物語。

この作品の見どころは「刀の周りに人が集まる--」
言葉通り、ソコにいる人々と(北海道から沖縄まで旅しとります!)
策略や暴力ではない「何か」で---
次々と「絆」を結んでいくタタラの姿でしょう。

誰もがこのどう見てもひ弱で頼りない「運命の子」に驚くも
そのひたむきさ純粋さに惹かれ
「自らが彼を支えよう」と誓いあうんです。 泣けます・・。

悪役である暴君たちも様々な形でその悪行を披露。
目を覆いたくなるような場面も多いのですが--
この救いのない悪っぷりはいっそすがすがしい--かも(苦笑)

そんな旅の中で少女更紗としての恋模様もかわいらしく展開。
しかし実はこの恋 が宿敵との破滅的な恋であることを
知っている私達読者は、2人の恋の行方を
涙ながらに見守ることになるのです。
そして遂にそのときが訪れた時、爆泣き---。

旅模様は たしかに長い--と感じたこともあったけど・・・
更紗の、タタラとしての苦悩に涙。赤の王の生きざまに拍手--。
ラストまでぬかりなしな展開に私は魅了されちゃいました♪

朱里・ナギ、揚羽 --素敵すぎ! 茶々&座木もかっこよかった。
浅葱の存在も面白かった。他脇キャラも大勢、皆魅力的。
ぜひ一読していただきたい作品だと思います。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-16 15:16:58] [修正:2012-11-21 10:59:41] [このレビューのURL]

ホントに天才!もうすごい人たちの びっくりするようなお話なのに・
なんでこんなに笑えるんだ!もうだめ--!!わはは!!

母の失業の陰謀と彼女の画廊売渡の陰謀をあばき、
おそるべき手腕で、事業を広げていく---
夏木勝幸クン17歳! 自慢の頭脳を大噴出!!

しかし、本当の天才ってのは---
母が再婚した変な親子(荘介とハル)なのかも。
実はこの事件の発端は、この母の結婚。
美しいって罪♪この母もカッコイーんですよね--♪

謎の少女アミィちゃん・唯香ちゃんとまたまた毛色の違う天才も登場し
彼女たちとの出会いで強大なコネも手に入れた俺様勝幸君は
見事母の名誉を--彼女の画廊も取りかえし--
恋まで・・成就させちゃうからすごい♪

その後も、計画通り企業家への道を歩む勝幸クンですが
計画通りに行かなかったことが1つ・・・。
 でもそれも さすが勝幸くんってことで(笑)

彼の顔が性格とともに
かっこよくなっていくのもみどころです。
(連載当時に比べ絵が数倍うまくなってるのだ:笑)


なんと『危ない放課後』という題でTVドラマ化されていたらしい。
出演は 二宮和也と渋谷すばる 加藤あいだったそうな・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-14 14:14:12] [修正:2012-11-14 15:19:00] [このレビューのURL]