「まねきん」さんのページ

総レビュー数: 23レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年07月25日

5点 HAPPY!

蝶子の性格はリアルだと言えるかもしれないが、僕的にはやりすぎ。
海野幸もあまりに善人すぎて、途中からアホに見えてきました。あれだけ酷いことをされているのに、まったく疑わないのはおかしい。人間としてなにか欠落していると思う。
全巻読んでもカタルシスがほとんど得られないのでちょっとムカつきました。
ただ素直なハッピーエンドじゃないところは嫌いじゃないです。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2006-07-29 01:43:17] [修正:2006-07-29 01:43:17] [このレビューのURL]

食べ物を題材にした漫画に求めるのは3つ!!

1,絵なのに料理が旨そうであること!
2,食べてる姿がうらやましく見えること!
3,楽しい雰囲気であること!

それらの条件が揃った作品は食べ物漫画として素晴らしいものだと僕は思う。
早い話が『愛がなくても喰ってゆけます。』は読むと非常に腹が減る漫画であり、かつ「食」への愛にあふれた漫画であるということである。

いただきます。
ごちそうさまでした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-09-11 00:33:12] [修正:2006-09-11 00:33:12] [このレビューのURL]

これを漫画だとは思えません。

そもそもこれをわざわざ漫画にする必要性がわかりません。
まず何が腹立つって、僕が受験生の間に話が終わらなかった(笑)。「こんなやり方もありだな〜」と連載を追っていた時期もありましたけど・・・焦らしすぎです。早く全部言えって感じです。

全国の勉強が嫌いな高校生に届けたいのなら、それこそ内容全部を一冊にまとめて、参考書として売ればいいじゃないですか。
それをグダグダグダグダと何冊も出しやがって。結局儲けたいだけちゃうんかいな。

こんなこと言うのもあれですけど、受験が終わればまったく読む気にならないです。
だって受験テクニックを除いて残るのは、普通の高校生が普通に勉強してるだけですからね。
努力する姿はよしとしても、キャラクターの精神的成長がなかなか見受けられずやきもきする。
漫画としてやるならもっとドラマとか勉強する意義を追求してほしいです。
肝心の決め台詞が『馬鹿は東大に行け』って。

講談社賞もねえ、「この漫画は賞を貰えるほど良質だから、忙しい受験生も読んでもいいんだよー」と言われている感じで気持ち悪いし、会社的な策略が見え隠れするんですけど・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-08-06 01:22:39] [修正:2006-08-06 01:22:39] [このレビューのURL]

絵が綺麗な漫画が必ずしもおもしろいとは限らないという証明になったのではないでしょうか。
一体、何人の読者がこのストーリーを完璧に理解できているのでしょうか。
『絵が下手=糞漫画』だとか言う奴がいても、俺は「HUNTER×HUNTER」や「寄生獣」を支持します。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-08-03 23:07:21] [修正:2006-08-03 23:07:21] [このレビューのURL]

8点 BECK

何度も手にとって、そのたびにゾクッとしてしまう自分がいるのは否定できません。

キチっとおさえる演出は抜群。スッキリした絵も好感。
とりわけ致命的な欠点はないと思いますが、しいて挙げればBECKのやっている音楽がどんなものなのか、具体的なイメージがしにくいことでしょうか。
ブルース通過してて激ウマな天才ギタリストが主軸で、センスがある荒削りなドラムとファンキーなベースがあって、基本はラップだけど時々コユキによるボーカル曲があって・・・
そもそもミクスチャーでいいの?
ギターの『ギュイィィィィ』だけだと情報が少なくてちょっとわかりません。
具体的じゃなくてもいいのでもう少し情報がほしいです。

やっぱりこういう良質な少年漫画が賞をもらうと嬉しいね。
少年が青年に、そして大人になっていくまでの成長ものとして読んでもおもしろい。
長編で展開が遅いのが玉に瑕ですが一読の価値あり。平成の秀作でしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-07-25 03:44:05] [修正:2006-07-25 03:44:05] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

いろいろ読んできた中で一番カッコイイ漫画です。
ジョジョにおける重要要素とは「精神力」。
勝敗も未来も、スタンドの性質さえもこれで決まるのだ。
そして敵味方問わず、高い精神力と誇りをもった奴らがぶつかり合う『第5部 黄金の風』がマイフェイバリットです。


個人的JOJOの見所 BEST5

5,第一部、ジョナサンの死
4,第六部、F.F.の最期
3,第四部、殺人鬼・吉良吉影との最終決戦
2,第六部、空条徐倫の成長と愛
1,第五部、ブチャラティVSプロシュート兄弟

これだけBEST5を悩んだ漫画はない!(断言)
こんな素敵な漫画を読者に毎週届けてくれた荒木先生は、まるで四部のトニオさんだと思う。(岸辺露伴ではなくトニオさんなのです)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-20 02:29:57] [修正:2006-09-20 02:29:57] [このレビューのURL]

8点 火の鳥

未来編、鳳凰編、太陽編は間違いなく漫画史に残る超名作の10点。未読の人はどれか読んでみて。
ただ3〜4ほどいまいちだと思った編があるので、満点にはなりませんです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-20 01:56:53] [修正:2006-09-20 01:56:53] [このレビューのURL]

10点 ぼくんち

名作

すべてを笑い飛ばす明るさと、悲しみを受け入れながら生きる前向きさ。
この内容がシリアスだったらこの説得力と深みは出なかったでしょうね。そしてこの点数もありえません。

なにげなく彼らの瞳をじっと見つめていると、今まで可愛いと感じていた絵が突然恐ろしくなった。
以前マンガ夜話で夏目さんも仰ってましたが、このマンガのキャラたちの瞳は「虚無」です。



あ、モノクロ版もお手軽でいいですけど、カラー版で読むとなお良しですよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-16 12:08:25] [修正:2006-09-20 01:29:17] [このレビューのURL]

八重さんが本当に言いたい放題で、グサッとくるセリフが良くも悪くも非常に印象的です。
これはこれで痛快・・・かな?
密度の濃いやりとりはおもしろいと同時に多少イラッとくるので、そういうのが嫌な人は読まないほうがいいですね(笑)

『おおきく振りかぶって』とのギャップに未だ慣れない読者も多いのではないでしょうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-16 12:26:56] [修正:2006-09-16 12:26:56] [このレビューのURL]

佳作ぞろいの吉田秋生さんですが、一般的にはこの『BANANA FISH』が代表作になるんじゃないでしょうか。

ただこれには多少異論がありまして、個人的にはこの作品が吉田さんの最高傑作かと言うと、ちょっと疑問が残るからです。

それは吉田さんの繊細な心理描写が時に足をひっぱているように思えたことです。
アッシュと英二のラブっぷりも男としてはちょっと違和感を感じますし。

とは言え、キャラクターもストーリーも十分完成されており、特にN.Y.の裏路地をはじめとするアメリカの空気感は素晴らしいと思います。(なんと吉田さんはN.Y.に行った事がないとか!信じられない!)
キャラクターの心理を追いながら、じっくりと読むのをおすすめします。

ちなみに僕的には『吉祥天女』が吉田作品のベストです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-16 10:51:51] [修正:2006-09-16 10:51:51] [このレビューのURL]

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