「夜、テレスドン。」さんのページ
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8点 デロリンマン
ギャグ漫画を装った悲劇の物語。
狂人デロリンマンが惨めな目をみたときに「おろかものめ!」と現れるオロカメンが
後のマガジン連載版で、デロリンマンにしか見えない幻覚であるという設定を突きつけられたときは
作者の嫌らしさと格好良さに痺れました。オロカメンのデザインも格好良くなってます。
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[投稿:2008-07-18 23:36:57] [修正:2008-07-18 23:36:57] [このレビューのURL]
8点 ライヤー教授の午後
この人は絵柄が結構デビュー時から変遷してるけど、やっぱり初期の繊細でいて纏わりつくような絵柄が一番好みですね。ちょっと松本零士っぽい絵柄。
この作品じゃ、得意の怪奇要素も入ってるけど結構ギャグがメインになってます。
ギャグもなかなか、ブラックでとぼけた笑いは味があります。「真琴・グッドバイ」とかも好きですね。
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[投稿:2008-07-18 23:27:33] [修正:2008-07-18 23:27:33] [このレビューのURL]
8点 オモライくん
乞食のオモライくんが主人公の、アカがオシッコがどうのこうのな愉快なギャグ漫画。
オモライくんは乞食の割にはフックラした体型なんですけど実はそれはアカが堆積しただけであって
その中身の痩せ細った体をオモライくんが見せるってシーンがある。
その部分の影の付け方とかにゾっとする。
自分を隠して他人に決して晒さないような重いテーマを感じてしまう。
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[投稿:2008-07-18 23:16:59] [修正:2008-07-18 23:16:59] [このレビューのURL]
8点 妖怪始末人トラウマ!
魔夜峰央の絵を「典型的な少女漫画の絵」として見る人は多いだろうが
やっぱり男だけあって他の女性作家にはない色艶のある絵になってる。
ところが↓でも書かれていられるように、そういう美意識がスパッと抜けてるんですね、この漫画。
あの妖しい美少年と黒ベタ背景の、凄みのあるコマは何処!って感じで。
でもトラウマと貧乏神の間抜けな掛け合いが楽しいから、それはそれで良いんです。
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[投稿:2007-09-15 02:18:36] [修正:2007-09-15 02:18:36] [このレビューのURL]
8点 金星樹
副題「SF短編集」とあります。話の設定にかなり凝ってます。
絵は上手いとは言いがたいんですが、その無骨さが妙に
物語のハードな構成にしっくりする。
ネット上で諸星大二郎風、という意見を見ましたが
そうですね、少女漫画様式に則った諸星って感じがする。
だから一応可憐さはありますよ。
SFっていう面がよく強調されることが多いですが、もう半分は
ラブ・ロマンスで出来てるマンガなので、そこでさっきの可憐さも生きる。
絵は下手って書いたけど、見入るようなコマ使いも何個かあるし
何より、話作りの上手さが圧倒的に高い。
文庫化されたようですが、どうもそれも絶版らしいので
せっかくですから古本屋に行って奇想天外社版を漫画マニアなら是非。
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[投稿:2007-08-29 03:20:05] [修正:2007-08-29 03:20:05] [このレビューのURL]
8点 人でなしの恋
すいません、漫画じゃなくて画集なんですが。
様々な雑誌、単行本、他作家への寄稿などで
ポツポツと発表していた一連の一枚絵シリーズをまとめたものです。
どうせ出ないだろうな、と思ってたから出たときは嬉しかったなあ。
あの二回で終わった「右手地獄」まで収録されてるよ。
いやー、沙村さんの絵は美しいです。
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[投稿:2007-08-01 17:11:51] [修正:2007-08-01 17:11:51] [このレビューのURL]
8点 かってに改蔵
この手の漫画はネタが濃くなればなるほど
書き手と読者の距離が縮まり、共同意識のようなものが生まれる。
巻末の読者コーナーの盛り上がりに顕著。
チタンやウミの「お約束」も更に閉鎖性に拍車をかける。
その閉鎖性が、読んでた当時、気持ちよかった。
なんだかタイムボカンシリーズを思い出してしまうなあ。
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[投稿:2007-07-26 17:04:41] [修正:2007-07-26 17:04:41] [このレビューのURL]
8点 陸軍中野予備校
安永航一郎はギャグ漫画家だ。
しかし、だからと言ってギャグで笑うのではない。
下ネタもあるが基本的には誰にでも分かりやすい質の、古めの笑いだ。
だからギャグでは笑わない。
じゃあ何が魅力かというと、その無駄なテンションの高さでしょう。
テンションが高い必要は全くない、ない。しかし
「はははははははははははは」と力強く笑うキャラたち。
その意味のないテンションの高さに、読み手は脱力する。
それは、この「は」が片仮名じゃなく平仮名であるというセンスにも表れているんじゃないだろうか。
どの安永作品を語るにしても、だいだい同じことしか言えない。
あとは下ネタの強弱ぐらいか。
あ、あと安永航一郎の女の子は可愛い。オヅマさん好きです。
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[投稿:2007-07-26 16:52:17] [修正:2007-07-26 16:52:17] [このレビューのURL]
8点 世界の孫
たとえアフタヌーンでも、SABEはSABEであった。
暴力的なまでの脱線が心地良い。もっと壊してってください。
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[投稿:2007-07-18 01:23:09] [修正:2007-07-18 01:23:09] [このレビューのURL]
8点 黒のもんもん組
なんかすごい事してる、って評価を聞いていたんだけど
「まあ所詮は少女マンガでしょ」
と軽い気持ちで3ページ程パラパラめくった所で
あれ…何が描かれてたのか分からない、となって
改めてその3ページをしっかり読んだところ、納得。
作者の冷めた暴走が素晴らしい、傑作ギャグ。
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[投稿:2007-06-29 21:45:25] [修正:2007-06-29 21:45:25] [このレビューのURL]