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この人のマンガは期待値は高いんですが、
読んでみると肩透かしをくらってしまうのは
私だけでしょうか。

壮大な歴史ファンタジーなのか
コメディなのか
どう読めばよいのか分からず、戸惑ってしまいます。

主人公の設定とかサキュバスとかインキュバスとか大天使とか
面白くなりそうなんだけど、一向に面白くならない
不思議です。

絵だけを鑑賞するマンガにはなって欲しくないけど
このままじゃなぁ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-10 14:10:03] [修正:2011-01-10 14:10:58] [このレビューのURL]

どことなくH×Hの雰囲気を感じるなぁと思えば、げこ先生自身ファンのようで。なるほど、やっぱりげこ先生は少年漫画が大好きで、とても好きで、でもそれ故に少年漫画の欠点も熟知しているのだろうな。
少年漫画とともに成長してきたのに、大人になると「あれ、少年漫画が楽しめない…?」。そんな漫画好き大人たちがたくさんいることを、知っているのだと思う。
そんな彼らのためにも、そして自分自身の想いのためにも、青年漫画という土俵で「大人のための少年漫画」を描いてくれたげこ先生。
「ご都合主義」「バトルばかりで普段の生活が描かれない」「無駄に長期化」「ラスボス倒したヒーロー達のその後は?」、こうした少年漫画の欠点を誰よりも嘆いてきたのは他ならぬ水上悟志自身なんだろう。
「大人になれば楽しいことがある」
この作品のテーマの一つに、太陽(きっと夕日や三日月も含む)のような子供が大人へなっていくことがあるけど、水上先生はこの作品をもって僕ら少年漫画を読んで成長してきた大人へ楽しみを与えてくれたわけで。

読んでると本当に何か熱いものが込み上げてくるでしょう(6巻なんか特に)。
自分にとっての最大の魅力は、騎士たちは一見どこにでもいそうな人たちなのに実は皆頭のネジがぶっ飛んだ部分を持ってるところ!…それも次第に落ち着いていっちゃったけれど。成長悲しス。
でもゆーくんとさみの関係は、最後まで変だったけど美しかったよ!

…え?この漫画、厨二臭いって?
そりゃ誉め言葉でしょう。
少年時代の感性はもう取り戻せないかもしれないけれど、思い出すことはできる。だから大人は楽しいんだ!ラストの子供みたいに殴り合う夕日と三日月の楽しそうな顔とそれを眺める太陽の大人への想いで、気付かせてもらったことです。


(余談。アワーズ本誌のドラマCD等の応募者サービスが意外と良くて、特に完結記念小冊子は他の漫画家からのイラストや茜のエピソードなど楽しめました。割高だったけど。)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-12 02:34:19] [修正:2011-01-09 12:46:00] [このレビューのURL]

オールカラーで、シンプルで読みやすい絵柄で、日常の中のあるあるネタ。
それに基本1ページ完結。

ちょっとした暇つぶし・息抜きにぴったり。
ただの自虐ナルシストだとよく言われている気がしますが…言われるまで自分はそんな事感じませんでした。
視覚的に「凄い!」と思わされる様な作品ではないですが、会社の人との距離感とか、生活の中での何気ない仕草などいろいろと共感できる点が多く、素直に楽しめました。

あと編集の源さんのキャラが好きです。(実際はどんな人なのか気になるっちゃなりますが、知ったら知ったでいろいろ幻滅しそうなのであえて知ろうとはしてません笑)

仕事と並行して進めているのは凄いですね。自分には真似出来ません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-09 00:56:09] [修正:2011-01-09 00:56:09] [このレビューのURL]

原作既読でしたが、絵が綺麗で楽しめました。
ストーリーが一部省略されるのは仕方ないのかもしれませんが、ライバルの勝負心を示す一番印象的なシーンが、原作の描写より薄くなっているのが気になりました。
漫画化するとエグくなりすぎるからでしょうか。
ストーリーは互いにライバルを超える為に悩み、努力し、成長していく普通の青春スポ根です。
剣道のテクニックは現実離れした物ではなく、17歳が部活にかける思いをリアルに感じる事が出来ます。
今のところオリジナル要素は控えめですが、これからの展開がどのように漫画になっていくのか、期待したい作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-09 00:07:21] [修正:2011-01-09 00:07:21] [このレビューのURL]

GA芸術家アートデザインクラスが好きで、表紙や絵柄の雰囲気はこちらの方が好みだったのですが、少し期待ハズレでした。
ダークでファンタジックな絵は、一コマ一コマが絵になるくらいとても綺麗です。
しかし、無邪気な双子の姉妹が主人公の得体の知れない雰囲気を軽減してしまい、設定の黒さを生かし切れていない気がします。
温かい異国の童話の様な雰囲気が好きな人にはとてもいい作品なのかもしれません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-08 23:44:54] [修正:2011-01-08 23:44:54] [このレビューのURL]

10点 怪物王女

キャラクターのオリジナリティに心を奪われた作品です。
怪物の姫は残酷で、少しユーモアがあり、戦闘でも高貴さを保ち、冷徹と言えるほど無感情ではない、という独特なキャラクターです。10巻以降に至るまで、人間のような心を見せるシーンが何度かありますが、情に溢れるキャラクターにブレたりはしません。
あくまでも怪物であり、人間との一線はギリギリで超えない、この姫のキャラクターが怪物王女の一番の魅力だと思います。
話や絵柄の好き嫌いは人それぞれですし、正直僕は全てが好きですが、この漫画に強烈な世界観があるのは間違いないと思います。
読み返す度に新しい発見があり、奇抜な設定でも矛盾がなく、複雑な展開でもナレーションを使わないなど、作者のこだわりを随所に感じる作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-08 22:55:22] [修正:2011-01-08 22:56:15] [このレビューのURL]

冴えないように見えながらも犯人検挙率ナンバーワンの刑事と暴力団の若頭の男。
実はこの2人は幼馴染。自らの恩師を殺害した事件を隠蔽した警察組織の男に裁きの鉄槌を下すため、
協力して犯人を追っていた・・・・・。
そう・・奴等は復讐に燃える「二匹の龍」(ウロボロス)だったのだ・・・・。

最近では珍しい刑事ものの漫画です。昔はよくあったと思う題材ですが、最近は流行らないのか
パッタリと見掛けなくなりましたね。
絵は綺麗で確かに見やすいです。ですが、「謎解き」を主題にしているわけではなく、
理不尽な犯罪を起こすものたちに裁きを下す内容の為、有無を言わずに「撃ち殺す」率高し!

そのため、コミックスがすぐに読み終えてしまえます。
内容があまり感じられず、復讐しても「爽快感」もない。
掲載誌の作品中では読めるほうではあるんでしょうが・・・イマイチ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-08 18:52:37] [修正:2011-01-08 18:52:37] [このレビューのURL]

痛みを伴わない教訓には意義がない。
人は何かの犠牲なしには、何も得る事などできないのだから。
しかし、その痛みに耐え、乗り越えたとき、
人は何物にも負けない、強靭な心を手に入れる。
そう

鋼のような心を


女性作家でありながら少年漫画でここまでヒットさせたのは、高橋留美子以来だと思う。
ダークファンタジーってジャンル分けが本当に似合う漫画だけど、ギャグや番外編の4コマのセンスも抜群。戦争経験者との対話を何度も行って描いた戦いにおける感情描写も素晴らしい!
「痛みを伴わない教訓には意義はない」、ホントその通りっす。。

1巻読んだ時は作者も言ってる通りB級映画っぽい流れであまり面白く感じなかったんス。けど2巻読んでみるともう大変、当時発売中の6巻まで一気読み!
中盤はテンポが遅く感じるけど、1.5倍に濃縮してラストへ加速する終盤は見逃せません!

アニメ化は2度され、1期はグリード編以降オリジナルになります。映画版で完結しますが、面白かったです。(2期は原作に忠実)

(完結追記)
ガンガン7月号にて無事完結!3日足らずで全国で売り切れるもの凄い状況になりましたね。お詫びに9月号で再掲載するとか、ガンガン始まって以来の快挙なのでは?(そして今後が不安…)

初連載作品とは思えないほど綺麗にまとまって本当にすごい!
出産でも休まず、一度も休載することなく、本当にここまでお疲れ様でした!
ただ、「何かが足りない」という人の気持ちもわかります。
思うに、ちょっと綺麗にまとめることを意識しすぎたのでは?
元よりバトルを楽しむ作品でもないからそこはいいとしても、例えばエルリック兄弟は「国の命令があれば戦う」と言いながらも、直接手を汚すことがなかったり。若干周りが汚れ役を買い過ぎた気もします。

ちなみにお気に入りシーンは最後の告白の場面。ハガレンならではの告白ですよね、他にもこの作品の世界観や設定だからこそなセリフや言い回しが多く、こういうセンスも大好き♪

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-11 01:45:30] [修正:2011-01-08 02:00:57] [このレビューのURL]

7点 寄生獣


10年前にトライした時は、グロイと思って1巻ですぐリタイアしてしまい、最近一気読みしました。今思えばグロさはどうってことない。

発想の奇抜感がすごいです。

人類の中に得体の知れない敵が紛れ込んでいる恐怖感が面白い。

ぐいぐい読ませる展開があり、両親とのエピソードはぐっときました。

主人公の心の迷いや成長も読みどころ。

それを通して、読者に問いを投げかけ、投げかけるだけでなく作者自身の答えもしっかりと出して結んでいるところがすばらしいです。

独特の奇妙な雰囲気があり、ハラハラあり、バトルあり、感動あり、人間への問いかけまである、といったとこ読み応え抜群の作品です。

10年前に読んでいれば、もっと衝撃が強かったと思います。惜しいことした。

同作者の『ヒストリエ』も雰囲気が違ったものですが、おススメです。個人的には『ヒストリエ』の方が好きです。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-07 22:34:57] [修正:2011-01-07 22:34:57] [このレビューのURL]

ネットの評価が高いので、手にとってみた作品です。

派手な感じはしないのに、つい先を読みたくなる作品でした。

よくあるスポコン漫画のシンデレラストーリーではありません。
バレエをやっている人の地道な努力や苦労、イベント的ではなく日常的な心理描写などが書かれています。

バレエの細かい技術的な面でも、壁にぶつかったり伸びていくのが丁寧に描写されています。バレエをやってる人なら、技(?)の難しさや、できた時の気持ちなど、共感できるのかもしれない。

高みを目指す人達の嫉妬心みたいなものも、まさに悪役といった感じではなく、リアリティがある。主人公達を見守る大人の目線も多くかかれている。

金銭事情や体質などの環境面も含め、厳しい現実面を思い知らされる。

「リアル」を読者に知らせ、感じてほしいというメッセージが一貫して伝わってくるのが、ひとつの作品としてすごいです。

バレエでなくても他のスポーツでも、何かを一生懸命目指してやっている人はすごく感情移入できるのではないでしょうか。きっと今がんばっているものに対して、モチベーションがあがると思います。
自分は特にそういったものはないけど、登場人物達を応援する気持ちでいっぱいでした。

最後の方は作者を恨めしく思うような展開があったけれど、その展開からのラストの結びは最高だったと思います。

従来のスポーツ漫画に比べ現実的な分、スカッとするところは少ないと思います。
ですが、読み終わったあと、しばらく余韻が残りました。大御所だけに力量を感じさせる作品です。

同作者の他の作品も以前から気になっていたので、これをきっかけに読んでみようと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-07 20:58:48] [修正:2011-01-07 20:58:48] [このレビューのURL]

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