「オカシュー」さんのページ

読んで良かった。
と言うのは「G線場」を読んだトキ私には合わないかなぁ、と感じてしまっていたからです。

「純文学」。そんな単語がイメージできる作家さんだなぁと思っていました。

大衆性よりも芸術性の強い作品、それ故に熱狂的なファンも獲得しているそう理解していました。
しかしこの作品はそうではありませんでした。エンターテイメントしています。

多くのキャラクターに感情移入出来ます。
絵もさらに読みやすくなっています。
タイトルさえシンプルに徹して好感が持てます。

この方向の進化は私的には大歓迎です。もしかしたら昔からのファンの方は望んでいない人もいるかな?
でも商業誌に掲載される以上もっともっと大衆性のある作品を描いていって欲しい、そしてそれでも日本橋節は作品の芯の部分で輝き続けると思っています。

続刊もこのレベルなら、これは名作の予感がします。

所持巻数 1巻


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[投稿:2009-10-12 21:06:37] [修正:2009-10-12 21:06:37]