「オカシュー」さんのページ

総レビュー数: 252レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年07月18日

8点 HELLSING

大当たりで大満足。

富士鷹ジュピロばりの目元が非常に魅力的です。
太い描線がこまかい描き込みを助ける為、読みやすく一般ピープルをのけものにしていない点もとても良いと思います。

1、2巻の読み切り付録などは作者のエンターテイメント力の高さを物語っていると思います。
「いらねーよ、コノ読み切り!」と思わせておいてうまく後の布石になっている様は「読者の喜ばせ方を知っているな、コイツ!」と言わざるを得ないです。

才能のあるオタッキーが作品を作り込むと凄いのが出来るという点で、その芸の細かさは映画「スパイダーマン」を彷彿させるものがあると思います。

あとがきや表紙の裏はノーコメントするしかありませんがバトル漫画としてみて珠玉の一品だと思います。

所持巻数 6巻

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-13 15:55:43] [修正:2009-09-13 15:55:43] [このレビューのURL]

「おぼっちゃまくん」「ゴー宣」の小林先生のギャグ漫画です。
どうやら私はかなりの小林漫画ファンだったようです。整理していたら古い本棚からたくさん出てきました。

内容はブルース・リーをパロった主人公が活躍する学園ものです。
絵は相変わらずへたくそですが勢いで読ませます。

そのノリの正体は島本和彦と同じだと思いますが、惜しむらくは島本ほど洗練されていない画風です。(それが持ち味でもありますが)

先生はご自分の漫画の事を「他人の襟首つかんで無理やり読ませるような」漫画と書いています。
ナイスな表現だと思います。

そこが魅力だと思いますから。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-09 22:08:47] [修正:2009-09-09 22:08:47] [このレビューのURL]

超有名殺し屋漫画です。
なぜか急に読みたくなる時がありまして、そんな時は適当に面白そうなタイトルの単行本を買います。

しかし雑誌(ビッグコミック)で買う時もあり、コンビニ本の時もあります。
(統一しとけば、と後で後悔する)

内容はとても幅広いです。(脚本家が数名いる為もあるかな)

まず政治、経済がらみの話に当たると最悪です。そっち方面のある程度の知識がないとよく分からない部分が出てきます。
逆に予備知識無しで読める話に当たったらかなり面白いのが出てきたりします。

ゴルゴがピンチに陥りそうな場合の話はだいたい面白いです。(超一流だから中々ピンチにならないですが)
読みたい、チャレンジしたいというゴルゴ初心者の方がいらっしゃるならベスト版をお薦めします。
読者の人気投票上位を集めた1冊がハズれる可能性が低いと思います。

最後に一言、麻生総理は漫画読んでいる場合じゃないぞ。

所持巻数 数十巻


ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-03 19:29:49] [修正:2009-09-03 19:29:49] [このレビューのURL]

4点 風光る

絵が変でしょう。

なぜ人物の顔があんなにゆがんでいるのでしょうか。

なぜ耳が肥大し、えらの辺まで垂れ下がっているのでしょうか。

なぜ絵しか担当していないのに川先生はデッサンの狂いに気がつかないのでしょうか。

なぜ担当編集者はそれを全くアドバイスしないのでしょうか。

大御所には言えませんか。保身ですか。そうですか。

原作の先生は組む人を変えた方が良いと思います。
おもしろい原作が台無しだと思います。

川先生が裸の王様になっている。

所持巻数 10巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-09-01 23:25:43] [修正:2009-09-01 23:25:43] [このレビューのURL]

ここのレビューで気になって1巻のみ買いました。
実に良質で堅実な漫画だなぁと思いました。特に丁寧でキレイな絵は良いと思います。

深い推理やトリックは無いので探偵コメディになりますか。
主人公の設定が良いのでサクサク読めて楽しめます。

ただ連続殺人や大掛かりなトリックありの王道の推理作品を好きで読んでいる人には物足りない部分もあるかな。
(1巻全話で死人は1人です。そっち方面の刺激は無いです。)

もしこれから大きな事件が出るとしたら面白くなるのかもしれません。

小粒な事件の数々をこなしていく、これがリアルな探偵事務所なのでしょう。
でも私は毎回死体と出くわす主人公の方が漫画としては好きかなあ。

あとペットのペンギンは凄くかわいかったです。

所持巻数 1巻


ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-01 22:54:01] [修正:2009-09-01 22:54:01] [このレビューのURL]

学園怪盗コメディです。良くできていておもしろいです。

コメディは連載が続くにつれてダラダラと同じパターンのお話が続いたりしますがこれは締める所を締めてラストに向かってキチンと進みます。
作者男性の為か少女漫画でありながらコマがスッキリしていて読みやすいです。

和田先生は面白い漫画をたくさん描いているのでこれ以外でもイロイロ読んで欲しいなぁ。
しかしコノ作品、レビューどころか登録もなかったとは・・・とほほ。

某三姉妹怪盗漫画よりもダンゼンおもしろいと思うのですが、私個人は。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-09-01 22:39:22] [修正:2009-09-01 22:39:22] [このレビューのURL]

「ジョジョ」の荒木先生の初期作品集。タイトル作は読み切りで2本分です。
ジョジョ開始直前か直後くらいの発表でした。

絵はまだまだ模索中であり北斗の拳から遊びに来たかと思われるような敵もチラホラ。
ただしその構図やポージングには荒木イズムがにじみ出ており思わずニヤリ。

そしてやはりキモは圧倒的異能バトル。
能力バトルの元祖と評されるのはダテじゃあないわけで。
女性主人公のバトル物ですが決して目先を変える為だけじゃあなくて、女ならではの異能を配置しておりこのあたり一味違うと感心します。

あととにかく感じるのはとにかく詰め込み過ぎ。
これはイイ意味で言っていますがもうコマからアイディアが溢れんばかり。

まだまだ新人ゆえのやる気の表れともいえますが、20年以上バトル物を描き続けているだけの才能を感じずにいられません。

絵がまだまだなのを承知で読むならば充分に楽しめます。
荒木先生の才能をみせつける1冊。さすが鬼才。

所持巻数 1巻

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-01 22:13:33] [修正:2009-09-01 22:13:33] [このレビューのURL]