「即身仏」さんのページ

群集の戦争漫画の中ではこの漫画が最高峰の出来だと思う。

本格的に面白くなるのは主人公の(李)信が隊を率いて奮戦・駆け上がっていく過程であり、その闘いは実に苛烈。何よりも不敵な秦の大将軍・王騎の存在は強烈であり、明らかに主人公の存在を喰っていたと思える位の個性・存在感があった。

無論、戦だけで無く謀略や政治闘争などもじつにしっかりと描かれていて、個人的には「蒼天航路」以来のスケールのでかい歴史漫画と見ています。

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[投稿:2010-10-30 14:05:11] [修正:2010-10-30 14:05:11]