「橙木犀」さんのページ
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漫画を本格的に読み込むようになったのは、高校3年生も終わり頃からです。
弟に勧められて読み始め、弟と文通友達と一緒になって、感想を互いに言い合ったり、新しい漫画を紹介しあって楽しんできました。でも、自分の好きな漫画を他の人に紹介して、一緒に楽しんでみたいとも思うのです。
基本的に、少年漫画・少女漫画・青年漫画・社会人漫画なんでも好きです。
レビューは長い傾向にありますが、漫画に対する気持ちからくるので、よければ読んでやってください。

一言で言うと面白いです。
音楽業界や歌手を主人公にした作品は結構あると思うのですが、ここまで切り込むのか!?と読んでいてびっくりしました。勿論、全てが事実だとは思っていませんが、虚実の境目が全然分からないです(ちなみに、スタジオミュージシャンという職業もこの作品で初めて知りました)。
理子(マッシュ)、アキ、心也の三角関係については、実は私は心也派です。
7巻まで読んできて、心也にとってまっすぐ自分に向かい合って、自分の気持ちに応えてくれた初めての相手が理子なんじゃないか、理子のことが可愛くてたまらなくて彼にとって大切な存在になっていってるんじゃないかと思わずにいられません。
第一、心也はあまりに気の毒すぎる!高樹社長やアキに(本人はそんなつもりはないんだろうけど)いいように使われてしまって。心也だってひとりの人間だ、幸せを求めて何がいけないんだ!と読みながら時折心の中で憤ったりしてました。
あと、3人が恋する相手に対して抱いている「ただ一人のひととして愛する気持ち」と「アーティストとしての才能を愛する気持ち」の比重が、それぞれに異なっているみたいで、そこはかなり興味深いです。特にアキは、完全に矛盾した二つの気持ちを本音として心の中に抱えているので、心也が完全に理子に対する想いを自覚して本気になったら、いろんな意味で危ないような気がする。
なにやら不穏な空気がいろんな場面・場所で漂いだしていますが、音楽や恋やその他諸々に彼らがどう向き合い、立ち向かっていくかが楽しみです。
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[投稿:2011-12-02 16:09:37] [修正:2011-12-02 16:09:37]
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