め組の大吾のレビュー
7点 kikiさん
島本和彦先生が漫画には上手な嘘が必要とおっしゃってましたが、
この漫画は消防士漫画という実在する職業なのにその上手な嘘
(というかフィクションですね)がうまいこと!
東条マート火災や慰安旅行先ホテルの火災での救助方法なんて
よく考えると「有り得ない」んだけど、読んでる時は
「こんな方法もあるのか。すげーよ大吾!」とワクワクしまくりでした。
ただその上手な嘘は空港工事現場火災までで、インドネシアの
火災以後は何人か書かれてますが、読者もついてけないフィクション
でしたね。
はい、私も「いくらなんでもこれはないわー」と思いました。
それでも空港での救助はもうテンションあがりまくりで読みましたし、
大吾の必死な救助理由が明らかになったことも感動したし、
私の中では大吾は空港火災でクライマックスで終了したということに
してますw
そしてあと好きなのは登場人物たちの熱さが半端ないところ。
大吾はまぁ主人公として当然だけど、神田さんや、一見クールな
荒さん、忍足さんまでもがテンション高いのがよかったです。
特に忍足さんがヘリ紛失時に泣きながら自分の車に蹴り入れてる
シーンが大好きです。現場には出れない彼女だけど、現場にいるのと
同じテンションで仕事してんだ、熱っついなぁ。と。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-29 23:44:10] [修正:2011-07-04 22:57:40] [このレビューのURL]
5点 blackbirdさん
男の子に人気が高く、力のあふれる作品ですが、
やはりあまりに非現実的・超人的で引いちゃいました。
どんどん強くなりすぎでしょう・・・
戦い漫画みたいで、正直、ちょっと白けたというか。
命を助けるとかは好きなテーマなんですが、
最後のインドネシア遠征の話は、あんまりな設定。
もう少し現実にありそうな場面で、劇的な救出劇を
描いてほしかったなと思いました。
多感な少年時代に読むと、勇気が湧いてくるかも。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-18 07:21:40] [修正:2011-06-18 07:21:40] [このレビューのURL]
7点 朔太さん
シャカリキに続いて天賦の才人を描く。
その後、昴に続く系譜で、ある程度続けて読むと、パターン化して
しまって、少し飽きが来るのも否めないところだが、
瞬間風速的な盛り上がり、テンションの高ぶり、人間の精神力の底力の
ようなものを描く新たな漫画の境地は、曽田ならではのものである。
消防士からレスキューへの道のりをこんなドラマチックに
普通描けるか?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-28 22:17:41] [修正:2010-12-28 22:17:41] [このレビューのURL]
8点 トムカサハラさん
もう一人の主役は五味署長である。
そして、彼のモデルがあのF1ドライバーニキ・ラウダであることを知ると、感動はさらに増す。
なぜなら、五味署長が過去に受けた傷はニキ・ラウダの傷そのもの、エピソードもそのままだからだ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-02 23:08:28] [修正:2010-08-02 23:08:28] [このレビューのURL]
5点 臼井健士さん
消防士が主人公の漫画は珍しいが、それ以前になぜスポットライトが当てられなかったのかが不思議なくらいだった。
大吾の活躍はだんだんとエスカレートして、超人的な働きをするようになっていったのはちょっい現実離れし過ぎだ。
日本人の大吾がわざわざインドネシアの火災に行かなければならないほど各国の組織だって無能ではないはずだが・・・・。
元の恩師である女性教師と大吾の恋愛も蛇足だったと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-31 07:41:31] [修正:2010-07-31 07:41:31] [このレビューのURL]
PR