からくりサーカスのレビュー
8点 ITSUKIさん
個人的に非常に非常に点数がつけづらい作品。
途中までがものすごく面白く、熱い為、どうしても「うしおととら」のように最後も最っ高に盛り上げて且つ綺麗に終わらせてくれるだろうと期待せずにいられませんでした。
しかし、ラスボスが判明してから最終章までのストーリー(所謂『黒賀村編』)が長すぎた所為でその盛り上がりも冷めてきてしまいます。
(黒賀村編は個々のエピソードは悪くないとは思うのですが、あそこまで盛り上げた展開の直後に入るというのは読んでいる側からすれば長期にわたって「お預け」を食らった様なものでした。リアルタイムで読み始めたのが丁度黒賀村編からだったのもありましたが…)
やっとはじまった最終章も全体的に間延びしちゃったせいで、最後はとてもうまくまとめたはずなのにどうも中盤までのモチベーションで読めないので、「あれ?これで終わっちゃうの?」と拍子抜けしてしまう感じがしました。
(一文が長ったらしくなってスミマセン…)
最終章はサーカス団が自動人形達と対等に戦えてしまっているというのも、サーカス編最終章の死闘を見た後だとどうしても少し腑に落ちなかったですし、出てくる敵がサーカス団のメンツに都合の良すぎる相手しか出てこないのもご都合主義っぽさを感じました。
要するに本当は面白いはずなのにそれに見合った感動が出来なかったってことでしょうか。
とにかく28巻までは間違いなく読んで損はないです。そこまでなら10点を献上したい位。加藤鳴海は今でも漫画の中で一番好きな男キャラです。
そこから先で嫌になって「残りは集めんのやめようかな」と思うかもしれませんが、最後まで読めば「やっぱり最後まで集めてよかった」と思えるでしょう。
点数は8点とします。たとえ黒賀村編が黒歴史だろうと7点以下は自分はつけられません。
8点としていますが、漫画といえばジャンプだった自分の漫画の世界を大きく広げた作品であり、多大な影響を受けました。
是非読んでほしいです。
読む時はまずは必ず3巻まで一気に。
それでハマれた方は次は7巻までどうぞ。
そこまで読めば後は自然と続きが気になるはずです。
2010 12/12
若干文章を修正・追加。点数はそのまま。
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[投稿:2005-08-10 03:35:37] [修正:2010-12-12 11:52:22] [このレビューのURL]
7点 mangasukiさん
熱い!面白い!でも長い。
何だか黒賀村編は評判が良くないみたいだけど
ぼく的には黒賀村編が一番好きなんです・・・
まあつまりとにかく面白いってことで。
でも長い。
そろそろ次回作が読みたいです。藤田先生!
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[投稿:2005-05-24 21:29:42] [修正:2005-05-24 21:29:42] [このレビューのURL]
5点 ムキッキーさん
最初は凄く面白かったのですが、最近もうグダグダに。
いつまで勝と鳴海の再会を引っ張るのだろうか。
あの人が、実は黒幕で・・・という展開や
勝のエレオノールに対する想いが昔と変わってきたところに
ちょっと無理が出てきたような感じがしました。
フランシーヌ・アンジェリーナの過去編は良いです。
そこだけなら9点くらいあげたいです。
小学生に年上の三人姉妹が惚れるというファンタスティックな展開は
自分にとってはからくりサーカスの「黒賀村編」ならぬ「黒賀村変」でした。
(追記です)
閉幕しましたね。
いろいろスルーされていたのにはShockを受けました。
リーゼの太もも競輪選手みたいだ何じゃコレ。
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[投稿:2005-05-22 09:09:35] [修正:2006-06-10 22:38:14] [このレビューのURL]
5点 ごまあぶらさん
三巻までが一番熱かったです。
何よりうしおととらの次の漫画ってことですごく期待しましたし。
でも、長い!!
いらない場面ってやっぱ多いよなー。
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[投稿:2005-04-23 01:07:29] [修正:2005-04-23 01:07:29] [このレビューのURL]