からくりサーカスのレビュー
9点 ラグナさん
アニメ化ですか・・・やっとって感じです。
何度か読んでいて、勝手にキャストを考えていた時期がありましたが、
その思い描いた方がもうお亡くなりになってしまってます。
フェイスレス役は納谷六朗さんで脳内再生してました。
今なら・・・やっぱり若本さんかなぁ?
それはさておき、
これは時間があるときに何度も読み返してます。
キャラクターが「死ぬ」シーンなんて普通は見たくないものなんですが、
この作品は「死ぬ」シーンこそが最大の魅力です。
特に印象的で劇的な死が、
愛する息子を無残に殺された復讐に人生を捧げ、人を超えた存在にまでなった女の最期ですね。
作中で彼女が最期に語った言葉がとても印象的で好きな言葉です。
『人生を憎むことに使ってはいけない、愛することに使うんだ。その人を愛しぬいて守りぬいて、そうすれば自分が死ぬときにもきっと後悔はしない』
こんな感じだったかな。
この役は誰だろう?
藤田淑子さんか京田尚子さんかなぁ?
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[投稿:2018-03-24 02:03:36] [修正:2018-03-24 02:03:36] [このレビューのURL]
10点 ぱるてさん
文句なしの10点です。100点満点で100です。今のところ私のベスト1です。
絵柄、巻数の多さで敬遠してる人は勿体無いです。それを補って余りある、名セリフ、名シーン、重厚なストーリーがあります。
出先でふと読みたくなった時は、ネットで名シーンを検索して満足感を得ます。それぐらい好きです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-08-24 21:25:30] [修正:2017-08-24 21:25:30] [このレビューのURL]
8点 チーズカバオさん
藤田和日郎の漫画はどれも独創的で刺激的だが、あえて最高の作品を挙げるなら私はからくりサーカスを選ぶ。
かつて、これ程までに漫画的表現技法の限界を超えた作品を見たことが無かったから。
数多くの名シーンがある本作の中でも、特に凄まじかったのはルシールの最期の、見開きのセンターカラーである。
残念ながらコミックスではモノクロページになっているが、当時のサンデー紙面で見たあのシーンは、究極のカラーページの使い方としていまだに心に焼き付いている。
作品全体を総じて見れば無駄もあるし、正直あまり面白いとは思えない展開も少なくないが、それでもこも作品が漫画の凄みの本質を描いていたことは間違いない。
鬼才・藤田和日郎の真骨頂を存分に体感できる逸作である。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-08-13 20:47:01] [修正:2017-08-13 20:47:01] [このレビューのURL]
9点 p-mcgoohanさん
詳しい内容や褒めるべき点の多くはもう述べるまでもないので割愛。
個人的には、「いかに生きるか」よりも「いかに死ぬか」を深く感じた作品。
ファンタジックな展開のある作品であるが、この作品では死んだはずのキャラが何やかんやで生き返ったという夢要素は全くない。
そのため、死んでしまえばもう終わりである。
そしてこの作品では主軸となる味方の多くが死んでいく。
にも関わらず、彼らの多くは「安らかに」死んでいく。
それは、「死ぬ前に命を賭けてでも何かを守り抜こう」という強い意志と信念を持ったからこそだろう。
劇的に死んでいく多くのキャラたちに対し「何てカッコイイ死に様なんだろうか」と、ある意味で変な感動を覚えた作品はこの作品ぐらいである。
ちなみに、個人的に一番好きなキャラはルシール・ベルヌイユです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-05-13 07:12:47] [修正:2017-05-13 07:12:47] [このレビューのURL]
7点 群馬のイチローさん
2回目の読破ですが、最終章に向かっての怒涛の追い込み方は藤田和日郎先生らしさを感じました。
最後に向けて1人1人の活躍の場や退場の仕方も丁寧に織り込まれているのには、とても関心します。
最終決着に関してはモヤっとしました。また、決着後から数年後の間のシーンが少ないのが凄く残念に思えました。
しかし、2人の主人公の物語を交互に取り扱い、最終的に物語が繋がるという試みにはワクワクさせられました。
気になる点とかも2回目の読破なので感じましたが、からくりの要である歯車が1つ狂うだけで人生も狂ってしまうんだなと思いました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-11-30 03:02:34] [修正:2016-12-16 23:59:26] [このレビューのURL]
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