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7.98点(レビュー数:90人)

作者松本大洋

巻数5巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1996年~ / 小学館

更新時刻 2012-12-13 20:24:44

あらすじ 幼馴染であるペコとスマイル。物語序盤ではペコはまったく練習せず才能のみで戦って、やがて壁にぶちあたる。一方スマイルは自らが無意識のうちに手を抜いてることに気づき名コーチのもと急成長をとげていく。だがスマイルはペコが目覚めるのを待ち続ける。そして再び卓球に復帰し本気で練習しだし、かつてのスマイルやアクマのヒーロであるペコが復活する。

備考 2002年窪塚洋介主演により実写映画化。なお脚本は「IWGP」等の宮藤官九郎。

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ピンポンのレビュー

点数別:
71件~ 75件を表示/全90 件

10点 ytさん

作品としてこれ以上ないくらい完成してます。
塗り絵のようなカラーが絶品。
この作者にしか出来ない柔軟性のある表現も一見の価値あり。
5冊でよくここまで綺麗にまとまたなぁと感心します。

余談ですが、映画も好きです。
スーパーカー好きなのでサントラも買いました。
映画と漫画の太田のキャラの違いに戸惑うのも一興。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-07 02:07:53] [修正:2007-05-07 02:07:53] [このレビューのURL]

9点 NETSさん

[ネタバレあり]

まず何といってもキャラの一人一人がすごくかっこいいですね。そしてこのたった5巻に凝縮されたドラマはすごく良いですね。(ドラマという表現でいいか分からないけど)実際この漫画を読んで私は卓球を始めました。今ではこの漫画にすごく感謝をしています。この漫画に出合えてよかった。そしてこの漫画で卓球の面白さを知りました。ペコがかっこよすぎますw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-06 18:58:15] [修正:2007-04-06 18:58:15] [このレビューのURL]

7点 カルマさん

全5巻で仕上げたという点で高評価。
短い巻数のなかで、各キャラの個性付けがしっかり出来ているのは結構すごいと思います。
絵が少し独特だけど、まぁ慣れれば問題ないかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-11 22:11:53] [修正:2007-02-11 22:11:53] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

今までのスポーツ漫画が数十冊かけて作ったストーリーを、たった5冊で完璧に完結してしまった革命的スポーツ漫画。 
スマイルというあだ名の笑わない少年が、最終話に表彰台の上で満面の笑みを見せるシーンが私的ベストカット。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-05 22:13:33] [修正:2006-12-05 22:13:33] [このレビューのURL]

7点 friendstudioさん

映画の方からこの漫画を知りました。いきなり関係ありませんが僕は映画が大好きで(笑)、「この卓出した映像センスは原作からも来てるのかな?」と楽しみにしてました。いやー!これは原作の力だ!「ずば抜けてんだよ、センスがっ・・・ハンパじゃねえっ!」
とにかく、凄すぎる絵。いまだかつてこんなに絵がうまい人は見たことが無いです(上手(じょうず)にあらず)。トーンをほとんど使わずペン1本で描かれた、陰影のハッキリとした独特の絵柄。パワフルな「空気の動き」までも見えます。さらにはタダモノではない、\"映像的\"を飛び越えたアングル、コマ割り、切り取り方・・・。漫画を読んでいるというよりは「映像体験」させられているような錯覚にさえ陥ります。特に漫画史上における金字塔の対決ではないかと思われる「星野VS風間」戦は最も気合の入った作画になっており、紙の中に飲み込まれそうなほどの圧倒的な迫力!もちろん作画だけではなく、挫折と栄光と苦悩を鮮やかに書き上げたストーリーに、磨き上げられたキャラ造形、随所に挟み込まれているユーモア・・・いずれもかなり高レベルでまとまっています。
ストーリーについて、もう少し。才能はあるのにやる気が無い月本が最初のメーン主人公ですが、彼が目覚めていくうちに、次第に主人公は星野にスライドしていきます。この二人のシーンごとの心情変化が非常に巧みに書かれており、展開も「ムダ」なシーンやわき道にそれるようなコトもほとんどなく、相当計画された上でのシナリオなのだなと思えました。また、二人だけではなく魅力的なサブキャラクターたち――挫折を乗り越えて\"役目\"を見つけるチャイナ、「飛べない鳥も居る」と苦渋の末に卓球を諦めるアクマ、最強ゆえの苦しみの果てに、最後に星野によって解き放たれるドラゴン(風間)・・・、さらにはコーチ陣の「バタフライ・ジョー」と「オババ」も加わって複雑に絡み合い(いや、ある意味単純?)、ふたりの主人公を盛り上げます。特に僕は佐久間(アクマ)にどーしても感情移入してしまって・・・ゲホゲホ。兎に角もこれらキャラクターたちの性格付けがいずれも強烈で、それらから放たれる痛快なセリフもこの作品の魅力です。セリフは最初から最後まで見事でした。日常生活で使ってしまいそうです(笑)
とはいえ単純には「スポ根」モノであり、シナリオも、陳腐と言われてしまえばそこまでという面はあります(笑)。しかしそれでも、「やっぱり、いい」と思える、これらのキャラクタ、シナリオ、そして\"映像\"。チャンスがあればぜひ手に取っていただきたい漫画です。この独特の絵柄、良い意味でも悪い意味でも、途中から慣れます(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-19 21:04:28] [修正:2006-11-19 21:04:28] [このレビューのURL]

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