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6.96点(レビュー数:50人)

作者鬼頭莫宏

巻数11巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2003年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:28:37

あらすじ ぼくらの大切な地球に、異形の巨大ロボットが迫る!
迎え討つは15人の少年少女のみ! S
Fファンタジーの鬼才が贈るニュータイプ・アクションコミック。
(amazonより)

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ぼくらののレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全50 件

6点 ibさん

ロボットものの新境地に挑戦した秀作だと思います。

ただ、美純がウシロの母だった、という意外な血縁関係は、それほどドラマチックでもなく、ストーリーの根幹に必要な要素でもないのに、天文学的確率の奇跡でしか起こりえないものなので、作品全体にただようリアリティをスポイルしてしまっていてもったいない。

その一方、ラストに、この戦いと淘汰のシステムについての謎がもう少し明かされて終わることを期待していましたが、あまりにも肩すかし。
アニメ版のように人のかたちをした神様が描かれたりするのは失笑ものですが、最後に何かフックが欲しかったです。自然現象、の一言で片付けられたのは残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-05 18:11:13] [修正:2011-05-05 18:30:36] [このレビューのURL]

「なるたる」同様、作者の趣味(ロリータ、ミリタリ、etc)全開です。陰鬱なストーリーや秀逸な伏線も健在ですし、相変わらず登場人物たちが作者の思想などを代弁しています。全てに賛同はできませんが、考えさせられるものが多くあります。ウシロ父の死の授業やキリエの命の価値、畑飼教師の選択の話などが特に印象に残りました。なるたるの鶴丸も同じようなことを言っていましたが、自分の中でこの畑飼は、気分が悪くなるというか、より恐ろしいキャラクタでした。

主人公がいない、もしくは全員が主人公という、17人のパイロット達に順にスポットを当てていくストーリー進行は、珍しく、新鮮に感じました。このおかげで、テンポよく進みダレなかったと思うし、新たな疑問の提示や伏線の回収がスムーズでした。これもぜひ複数回読んで欲しい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-11 19:41:17] [修正:2010-06-11 19:41:17] [このレビューのURL]

9点 クロモフさん

人は死を目前にしたとき、いったいどうするのか。どうなるのか。
それを考えされられた作品でした。

少なくとも、僕自身、今すぐに死ぬとは思っていないし、これから先も生きていけると勝手に思っています。
そんな僕だからこそ、子供たちがどうゆう答えや決断をくだすのか興味を持ちました。

ぐっとくる場面もいくつかあり、こんな世界をつくりだしちゃう鬼頭先生は鬼才です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-26 10:58:46] [修正:2010-03-26 10:58:46] [このレビューのURL]

7点 ショーンさん

なるたるよりは断然面白いと思うが、子供達がどんどん亡くなっていくのはやはりつらい。ですが、毎回一人一人に焦点を当てるので、子供達の現状や内面を深く知る事が出来る。でも気分が沈んでいく漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-30 02:47:18] [修正:2010-01-30 02:47:18] [このレビューのURL]

4点 ひらがなさん

一応友人に勧められて読みました。
人の死を確り重い物と捉えた上で描いているのが
この作品の評判を下げない理由だと思う。

作者なりに伝えたい事があるのであろう。

でも、自分はやっぱり人の(特に子供の)死を
描くのには賛同できない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-21 02:01:08] [修正:2009-11-21 02:01:08] [このレビューのURL]

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