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6.96点(レビュー数:51人)

作者鬼頭莫宏

巻数11巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2003年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:28:37

あらすじ ぼくらの大切な地球に、異形の巨大ロボットが迫る!
迎え討つは15人の少年少女のみ! S
Fファンタジーの鬼才が贈るニュータイプ・アクションコミック。
(amazonより)

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ぼくらののレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全51 件

10点 長男さん

毎回一人一人に焦点を当てるので、思ったより読みやすかった。
ストーリーの先が読めなくもないんだけど、それでも面白く感じてしまう。
まあこの作者の少年少女趣味はどうかと思いますが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-08-27 02:55:45] [修正:2011-09-04 03:20:47] [このレビューのURL]

8点 ぽこらてさん

エヴァに似ている、というような前評判を耳にして読んでみましたが、正直そこまで似ているというほどでは無いですね。
少年少女がロボットに乗って敵と戦う、という部分についてはエヴァと同じですが、こちらは「生と死」をテーマに据えているので、作品の雰囲気はエヴァとは全然違います(あちらは青春群像劇と言われているのかな?)。
「死」をテーマにしているので、暗い雰囲気だったり、残酷な描写があったりすることもありますが、目をそらさずに読んで欲しいと思う。

『「死」が「生」に価値を与える。』

これは個人的な哲学ですが、「ぼくらの」でもそういったメッセージがあった気がします。

中学生の頃といえば、誰もが「死」について考え始める時期であり、だけど、生きている事をリアルに実感できない年頃でしょう。
そうした同じ年頃の少年少女が死のロボット(ロボットを操縦すると必ずパイロットが死ぬ)を通して取る選択、そこになんとなくですが、生のリアルさみたいなものを感じました。

とくに最終巻は読んでいて鳥肌が立った。
生きているのが当たり前の現在の日本では感じることの無い現実。

ぼくらは、他の生命を殺して生きているんだ、という現実。

それを少しだけですが、体感できた気がする。

話が少しズレますが、自分は今まで自殺について割りと肯定的な意見を持っていました。
その人が苦悩しながら出した決断な訳だから、第三者が無責任に口を出すべきじゃないと思ったからです。
だけど、「ぼくらの」を読んでその考えに自信が無くなってきました。
他の生命を殺して、今自分達が生きているのなら、生きている事は権利ではなくて義務なのかもしれません。

難しい問題なので、「ぼくらの」で書かれていることについては当然賛否両論あるのかも知れませんが、自分は非常に惹きつけられました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-14 19:22:44] [修正:2011-03-14 19:22:44] [このレビューのURL]

8点 ITSUKIさん

操縦したら必ず死が待っているという恐ろしい設定。
15人の子供たちは、避けられない「死」の運命を目の当たりにし、、
「自分の命を賭してまで本当に守りたいもの」を改めて自分の中に見つけ出します。
個々のエピソードはどれも完成度が高く、ロボットでの格闘シーンよりも上記のような各キャラの掘り下げがメインです。
ロボの格闘シーンはデザインに凝りすぎて何が起きてるのか分かりづらい所もありました。

子供たちがそれぞれの思いを持って守ってきた世界が、一本につながって最後へ…という構成も見事。
最後をウシロにしたのも予定通りとはいえうまいとしかいえない。
伏線の張り方も見事。

メインキャラ達は本当にバンバン退場していきますが、その散り様はあえて描写しないという所も多いです。
もっとグロかったりするのかと思っていたのでそこは助かりました。

個人的に好きなエピソードはモジとマキ、あとウシロ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-06 00:02:28] [修正:2010-06-19 13:28:55] [このレビューのURL]

9点 shinpe-さん

ロボットものとか、怪獣を子どもたちが倒すとか、そんな紋きり型の分類じゃこの作品の素晴らしさは説明できないと思います。エヴァとの類似性は両方の作品を見た人なら必ず気づかされる点ですが、エヴァの追体験というアナロジーでは読み解くことの出来ない魅力を抱えた作品であることは間違い無いです。

次々とやってくる正体不明の怪獣。子どもたちの双肩に圧し掛かる責任。悲惨かつ救いの無い展開と結末。でもなぜか読み終わった後に前を向いて、自分の生きる現実に立ち向かわなくては、との決意を新たにさせられる作品です。少なくとも僕にとっては。

おそらく家族の愛、絆、何気ない日常の素晴らしさ、そんなものに子どもたちが気づいていく過程を描いていくのが巧いのです。死を意識しなければ生を意識することも無い。そんな中で彼らが自分たちの使命と向き合い、ありふれた日常を生きていく姿は乾いた印象を与える作者の絵と相まって、この漫画の唯一無二の魅力を構成していると思います。

もちろん物語を支える設定は秀逸の一言。無茶とも言える設定を無理なく物語の枠の中に収めていると思います。

子どもたちが死んでいくことに関しては賛否両論でしょうが、少なくとも実際には絶対あってはならないことを扱えるということも、漫画というメディアの持つ一種の武器なんだな、という当たり前のことも再確認しました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-15 19:10:41] [修正:2010-02-15 19:13:36] [このレビューのURL]

8点 bugbugさん

一度読んでみると、単純に面白い
読み返してみると、伏線や設定が緻密なことに気が付き驚かされる。
ずっと我慢して完結を待って一気読みしたが、我慢した甲斐があった

あまり細かい設定を褒めると読む楽しみを奪ってしまいそうで怖いので
些細な話は割愛しますが
設定を明かすタイミングが絶妙すぎる
早すぎず遅すぎず、少なすぎず多すぎず。これが不十分な漫画が多すぎる

個々のエピソードは安定感がなかった
面白い話はとことん面白いんだが、低調なエピソードも多い

総評として、
巻数も丁度いいし脂乗ってる漫画家の優良作品

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-24 05:14:23] [修正:2010-01-24 05:16:12] [このレビューのURL]

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