「けけぶ」さんのページ

総レビュー数: 22レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年04月07日

ほのぼの妖怪漫画。
霊感の強い二人の姉妹の日常が描かれる物語。

実は勿怪(もののけ)が日常に干渉しているといったことを淡々と綴っている。
あまり大きな見せ場となりうるシーンなどは無いが、
妖怪とい云う奇怪なものに着いて書いてあるのにこうもほのぼのしてるのがなんとも微笑ましい。
別に妖怪退治などをやってるわけでもなく妖怪と仲間になるわけでもない。
ただただ純粋に妖怪が日常に干渉している様子を描いた作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-29 16:17:16] [修正:2008-04-29 16:17:16] [このレビューのURL]

宇宙を題材にした近未来SF漫画。
人類が宇宙開発で木星に到達するといった話。

しかし余りにも漫画の中の宇宙が忠実に作られている。
フィクションのはずなのにフィクションに感じられないものがあるのだ。
まだ未知といって良い程のものに対してここまで表現できることは素直に凄いと言える。
そんな圧倒的な宇宙の存在に対して主人公の成長もしっかり描かれている。
この漫画で描かれていることは将来の現実だと言っても不思議と納得してしまうものだと感じる。

これがデビュー作というから驚きだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-26 20:03:44] [修正:2008-04-26 20:03:44] [このレビューのURL]

トンデモ漫画

連載がテニプリの20年前だというあたり、
元祖テニプリともいえるようなものだと思ってくれればあながち間違いはない内容
しかしテニプリと違い露骨なパンチラシーンが多い。
またテニプリと違い物理的にトンデモ技を解説してくれる点は素直に有り難いと思うことにした。
テニプリと比べられがちだが決してテニプリには劣っていない、でも勝ってもいない。

是非、手にとる機会があったらこのような漫画に耐性があるかどうか読んでみてはどうだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-22 19:08:08] [修正:2008-04-22 19:08:08] [このレビューのURL]

「何か」が残る青くさい青くさい青春漫画。
2人の少年があるきっかけ(マンガ)によって戦友になる物語。

台詞がくさいと感じるかもしれない。だが、それが良い。
登場人物の心情の揺れ動きは感じる以前に既に伝わってしまっているものがあり、
登場人物以外の絵を全く見ずとも読んでいける程に人物の心理状態が表れていて熱い。
読んでいて鳥肌が立つと言っても過言では無いのではないだろうか。
まして自然と涙が零れると言ってしまっても言いすぎだとも思わない。

とにかく登場人物達の存在が 確実に今、目前に或るのだ。

3巻でこれほど熱く纏まっていて何ともいえない焦燥感を感じられる漫画はそう無いのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-22 18:44:09] [修正:2008-04-22 18:44:09] [このレビューのURL]

所謂セカイ系の儚くも残酷な漫画。
少年少女15人があまりにも不条理ともいえるルールのゲームをする物語。

内容は適当に書いても、命とはどれほど存外で無情なものなのか、
その反面で命とはどれほどに尊いものなのを描いてる作品だと思います。
ソレを異様に際立たせている独特で淡白な絵からは、
死臭すら滲み出ている感じすらしてしまうストーリー展開。
また、コマ間の空白の広さで表されているコマとコマの時間関係は評価されるべきだと思う。
そして、あまりに残酷で不条理な現実に対して、
真っ向から葛藤する登場人物達の心理描写が間(ま)にも表れていて非常に巧い。
しかし、言葉では表されない心理描写を感じられるかどうかで感じる度合いが違うだろうし、
ましてこの設定や淡白な絵については好みが分かれやすいモノだと思うので評価は割合極端にわかれてしまうと思う。

※不条理ともいえるルールについてはwikiの
 「操縦と戦闘のルール」を見て頂ければわかるので興味があったら是非読んでみてほしい。

個人的に好きなので+1。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-15 23:26:19] [修正:2008-04-15 23:26:19] [このレビューのURL]

奇抜な設定のラブコメ漫画。
突如、右手が自分に片思い中の女の子になってしまう主人公の物語。

先ず最初に俺自身ラブコメ自体全然読んでないことを念頭において欲しい。
それでもこの設定のおかげで読んでみる気になったのは事実。
そして内容は読み易くて面白い。
若干ストーリーのテンポが早く荒っぽい感じがしたが遅くなりだるく感じるよりは良い。
また、右手になった理由や各キャラの心理描写が分かり易く丁寧で後味の良い作品だった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-15 22:05:02] [修正:2008-04-15 22:05:02] [このレビューのURL]

言わずと知れた有名漫画。
主人公達が強くなる王道路線って感じな物語。

ホントにこの漫画の内容を少しも知らない人は滅多に居ないのではないだろうか。
その反面、実に万人受け(悪い意味ではなく読者に読み易いように)するような作品でもあるとも言える。
だからこそこんなに多くの人に「最高の漫画」だとか言われているんじゃないでしょうか。
連載誌が連載誌なのもあり後半は失速したがしっかりと書ききられていて非常に読み易い。
しかし個人的には、万人受けによるせいか中身が感じられいので6点と迷ったが知名度からこの点数に。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-15 21:32:39] [修正:2008-04-15 21:32:39] [このレビューのURL]

8点 レベルE

短さを感じさせない読み応えのあるSF。
練りに練り込まれた8編からなる物語。

世界設定やキャラ設定などよく練られ詰め込まれていて、
読み終わった後には16話しかなかったことが嘘のよう。
またシリアスなシーンやギャグのバランスが丁度良く展開が読めず面白い。

ぜひ読んでみて欲しい一作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-08 01:46:20] [修正:2008-04-08 01:46:20] [このレビューのURL]

壮大あまりにも壮大すぎるファンタジー漫画。
人が復讐心によって神ともいえる存在へ立ち向かう物語。

いったい何処まで世界が広がるのだろう。
32巻の時点でもまだまだ先は余りにも長すぎる。
でもその長い期間若干の失速はしているもののクオリティを保ってるのもまた事実。

画力は素晴らしい程に高く、
言葉では表現できないような精神描写や
鬼気迫るバトルシーンは一見の価値はあるかと。
その反面、残酷な描写が多めなので万人向けでは無い感じ。

個人的にしっかりと作者の思うように完結してくれれば10点でも足りないぐらいだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-08 01:13:49] [修正:2008-04-08 01:13:49] [このレビューのURL]

10点 北斗の拳

とにかく熱くそして切ない傑作。

主人公以上に他の登場人物のキャラが濃かったりしますが、
憎い敵役にもそこに至るまでの経緯に「愛」と「哀」による葛藤があり、
最終的には憎めなくなっている敵役の登場人物達は死に様が異様に美しくカッコいい・・・

ラオウ編以降はぐだぐだ感が出たり矛盾が生じ全く以て駄作と言えるだろうが、
それでもやはり相変わらず登場してくる人物の生き様は勝るとも劣らない。

その熱い中にも雑魚キャラの酷い扱いでギャグ要素を入れたりする徹底振り。

個人的に思い入れが高く大好きな作品なので+1。
とはいっても客観的に考えれば8点あれば良いぐらいかなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-07 16:18:20] [修正:2008-04-07 16:18:20] [このレビューのURL]