「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

コロコロコミックテイスト溢れる商業用漫画。

連載当初は「ジョジョ」の影響が大きかった感じの作品でした。
いろいろなゲームで勝負するはずが、その後カードバトルのみになっているのは
実際にカードも売られるようになったあらましから、
作者とコナミの思惑通りといったところではないでしょうか?
しかし、いろいろなゲームで、遊戯の別の人格が罰を下し、
脇役キャラ連中を倒していた頃の方が断然面白く、
カードバトルになってからは、頭脳戦がどこかにいってしまい、
出したモン勝ちの都合のいいカードばかりでストーリー展開していくことが多くなりました。
それでもペガサス編までは許せましたが、
それ以降はマンネリと御都合の雨あられ状態で、
作者の意向とは別の何かが働いているようにも思えました。
そう、ジャンプお得意のあれです。きっと。

◇この作品の個人的価値=全38巻で 2500円也

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[投稿:2005-08-22 23:16:55] [修正:2005-08-22 23:16:55] [このレビューのURL]

通称「エンボク」、狂気と欲望のしっぺ返し。

エンコーが巷を騒がせていた頃の10代の乱れた性事情と狂気を、
現実としてあり得そうと納得してしまうストーリーと、
ねじまがった切り口で、強烈なインパクトを放った問題作。
エンコーで被害にあった者と、その加害者、
残忍で欲望むき出しの男と、こしば流の色欲娘、
狩る者、狩られる者、その復讐に駆られる者、
行き着く先は惨劇のみの展開に、思わず固唾を飲むばかり。
そして、あまりにも呆気なく訪れたラストには、
悪戯がすぎたと納得いくも、正直、度胆ぬかされました。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 300円也

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[投稿:2005-08-22 23:09:54] [修正:2005-08-22 23:09:54] [このレビューのURL]

マジンガーな打ち切り漫画。

ストーリーだけが進行し、
中味がついていかない展開は相変わらず。
キャラクター、ストーリー、バトル、どれをとっても
魅力あるものには、ほど遠い感じがします。
ロボットのデザインだけに気をとられている感じがしました。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 20円也

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[投稿:2005-08-22 22:51:38] [修正:2005-08-22 22:51:38] [このレビューのURL]

10週打ち切り学園忍者漫画。

単調なストーリーで読み手を飽きさせます。
また、バトルセンスがいまいちなので、それが祟り、
いざ戦いというところで終了してしまいました。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 50円也

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[投稿:2005-08-22 22:50:09] [修正:2005-08-22 22:50:09] [このレビューのURL]

有名規則脱出なるも進歩無し。

この作者の作品は、ジャンプで有名な10週打ち切りの規則にはまり、
あっという間に消えていくモノがほとんど。
そんな中、月刊で連載した為か、珍しく長期にわたり続いた作品。
しかしその内容は、10週で打ち切りとなる作品群となんら変わるものではなく、
長引いた分、余計つまらなさを感じてしまいました。
ストーリーは、王道を真っ向勝負している類いの作品ですが、
淡白で、どこか幼稚さが残るような展開に面白さを感じる事が難しく、
また、ヒーロー、ヒロインがワンパターンなこともあり、
新鮮さ、斬新さに欠ける平凡な仕上がりになっています。
ラストバトルも、目に余るほどの強引さと、
表面だけの薄っぺらい友情や正義に脱力感でいっぱいになります。
いろんな意味でのセンスが感じられない作品です。

◇この作品の個人的価値=全12巻で 300円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-22 22:47:54] [修正:2005-08-22 22:47:54] [このレビューのURL]

塀内さん「三国志」知らないでしょう?

「三国志」は大好きな題材なので、連載当初から読んでいましたが、
作者の「三国志」に対しての資料知識の薄さと、愛情のなさが読み取れてしまい、
結局読めたのは序盤のみで、途中で挫折してしまいました。
何より演出が地味で、
ストーリーにもキャラにも惹かれるところがありませんでした。

◇この作品の個人的価値=全4巻で 20円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-16 16:51:41] [修正:2005-08-16 16:52:32] [このレビューのURL]

ハードボイルド医学伝説!!

尋常ではないシチュエーションのオンパレードで、
出てくるキャラも医療マンガとしてはありえないヤツが多かったですね。
医者とは思えないほどの肉体美と屈強さに怪しすぎるそのスタイル。
真面目な作品なのかギャグなのか、それさえもわからなくなる程の
不思議なインパクトと魅力をもった怪作です。

主人公はまんま「北斗の拳」のケンシロウだし、
ネタも「ブラックジャック」そのままだったりしますし、
脇役も「ジョジョ」とか「味っ子」で出てくるキャラを
平気で使ってますし、
なにより、怪我や病気を治す医者が
ボコボコにして怪我人つくっちゃうんだからすごいですよね。
それでいて人間ドラマはきちんと描かれていて、
ホロリとさせられる良い話もあったりして、
実はこのマンガすごいんじゃないか?って思ってしまいます。

◇この作品の個人的価値=全44巻で 4000円也

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[投稿:2005-08-16 15:49:32] [修正:2005-08-16 15:49:32] [このレビューのURL]

料理漫画を媒体にした作者の偏見に満ちた思想書。

これほど食文化に関するノウハウや問題を
知識として取り入れるのに適した漫画はないでしょう。
そして、初期の海原雄山のいろんな意味でのすごさが読み手を夢中にさせました。
お前は何様?というくらいの悪漢パワーはすごいものがありました。
ただし、バブル崩壊後、美食ブームが去っていく中で、転換期を迎え、
親子対決をぼかしてしまい、それにあわせるかのように海原のパワーも激減し、
この作品の魅力がどんどん失われていきました。
特に最近は、マンネリ感、無理矢理感が随所に見られ、
人間ドラマとしての質もかなり落ちており、
それに追い討ちをかけるキャラの性格の豹変振り。
ましてや、初期の毒舌、暴言も見られず、つまらないの一言。

また、さまざまな問題に取り組む姿勢は評価しますが、
作者の頭が古いせいか、釈然としないモノが残ります。
いくら真実の一端を捉えているからといって、
偏り過ぎた思想を読者に押し付ける作風は危険極まりなく、
間違っても人には薦めたくない作品です。

◇この作品の個人的価値=92巻までで 2800円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-16 12:28:00] [修正:2005-08-16 12:31:42] [このレビューのURL]

掟破りの凄まじいストーリーに衝撃と戦慄が走る!

物語のパターンやセオリー、少年誌の慈悲などは、まるで無いです。
あるのは、壮絶なる残酷な描写と狂気。
人間の持つ本質を容赦なく独特の荒々しいタッチで描き、
残虐なシーンは、恐怖からトランス状態に陥る人々の狂気を見事に描写。
そのパワフルかつ異常なまでのグロさに圧倒されました。
全5巻、連載期間1年ほどと短いながら、
かなりの破壊力を持った濃密な作品です。

恐怖に混乱した人間がたどる姿とデビルマンは、
心の部分で相対するものとして描かれ、
悪魔の心を持ってしまった人間と人間の心を持ち続ける悪魔それぞれが、
破滅の中で何を考え、どういう行動を起こすのかは見物。
善悪とはなにか?その境界線は?我々人間がするべきことは?
さまざまな疑問を投げかけてきますが、
私には、重すぎて、深すぎて、すべて受けきれませんでした。

この作品を読んで痛烈に感じたことは、
「この世で一番恐ろしいものは人間。この恐怖にかなうものはなし。」

◇この作品の個人的価値=全5巻で 2000円也

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-16 00:37:56] [修正:2005-08-16 11:17:12] [このレビューのURL]

シジフォスの岩、賽の河原の石積み状態。

この作者の作品は何かひとつ読んだら
あとは読む価値ないです。同じだから。。。

◇この作品の個人的価値=全7巻で 70円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-07 22:51:46] [修正:2005-08-07 22:51:46] [このレビューのURL]