「水鏡」さんのページ

総レビュー数: 73レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年01月19日

笑いのセンスに関しては『みなみけ』よりもこちらの方が好きです。
えろっちさが逆に和みムードを出しているというか、
かと言って和み系と言えるかは微妙なんですが。うーむ
みなみけにも通ずるコハル先生独特の危うさがしっかり詰まってますね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-01-19 05:08:50] [修正:2006-01-19 05:08:50] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

淡々と、主人公を置いてけぼりでストーリーが進行するんですが
本当に、淡々と、なんですよね。作者の絵柄も手伝ってあまり起伏というものが無いように感じます。
それ故に刺激的な物も無いのですが、物語の中には読んでる内に深く染み入るようなテーマがあったりします。
「窓の外」を見ている丸神町の住人は、それに縛られ、
儀式、慣習を実行し待つ事のみをするだけでした。
教授も能力の正体を探って、自分なりの真相に辿りついたにも関わらず、儀式の神官になる道を選びました。
丸神頼之は「窓の外」の意味、能力についての事を考え、行動を起こしました。
結果としてどうなったかはわかりませんが、彼は前に進む事を選んだわけです。
たいして主人公のアクションは「何もしない」です。
能力に頼って生きる事もせず、儀式へ依存もせず
とにかく生きるというものでした。

能力の有無、窓の外を見たか見ないか、等もそれぞれあり、
誰が正しいのかはわかりませんが、最後の各々の顔はあくまで晴れやかです。
色々な面で考えさせられる作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 03:54:45] [修正:2006-01-19 03:54:45] [このレビューのURL]

ダンディな主人公とセクシィなヒロインの活劇。
展開が急すぎる感も少しありますが、うまくまとまった作品だと思います。
読んだあとの余韻も良し。
ただアクションはもう少し丁寧に描いて欲しかったです。
個人的には映画の方が好きですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 02:18:19] [修正:2006-01-19 02:18:19] [このレビューのURL]

再現度は非常に高く、原作ファンにならばオススメできる出来と言えます。
……という程度にしかコメントできない作品。
いや、原作の序盤が大好きな私としては懐かしいやら面白いやらではあったのですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-23 21:32:45] [修正:2010-05-23 21:32:45] [このレビューのURL]

主人公の一人であるマキナのキャラクターが
金髪ツインテールのツリ目でテンプレのようなツンデレ少女……と思いきや
物怖じしないナチュラルサディスト。キャッチコピー通りの暴君乙女。
キャラクターは雑誌の色もあり萌え路線を狙った造形なのですが、
アクションやストーリーには読ませる物があり、ひと味違った面白味がある作品です。
正当派の少年漫画ではなく、かといって萌えに特化しているわけでもなく。
ニッチな部分なので商業受けはしない感じですが、好きな作品です。
ただ少しばかり台詞回しが狙いすぎてて鼻につく部分アリ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-20 12:30:21] [修正:2010-05-20 12:39:45] [このレビューのURL]

駆け足展開でした。電撃大王はどうしてこうも中途半端なメディアミックスが多いのか。
絵柄は好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-18 09:25:16] [修正:2008-03-18 09:25:16] [このレビューのURL]

この作者の三白眼描写は味があって好き。そこだけで5点分ぐらい。
作品自体は毒気が無いというか、電撃大王にありがちな微妙な展開の微妙な盛り上がりの微妙な漫画。
全13話の短尺としては妥当な感じなのですが、
幼馴染含めて5人しかいない主要キャラを生かしきれていないのが残念。
最初からストーカー全開の幼馴染とか好きだったんですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 06:24:21] [修正:2008-03-17 06:24:21] [このレビューのURL]

漫画しか見てないです。

原作を読んでないのにこの作品のシナリオや構成について触れるのは違う気がするので、
噂の「カリカリモフモフ」のシャナのかわいさに6点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 05:46:23] [修正:2008-03-17 05:46:23] [このレビューのURL]

ペトラ編が始まってからを第2部、それまでを第1部と勝手に定義しますが
第1部前半から終盤までに漂う全体の悲壮感や、それぞれに個性あるフラテッロ(兄妹)の描かれ方は文句無しに作品に引き込まれました。
悲しいだけではなく、それぞれのキャラクターにそれぞれの希望の形があり、
その希望の起源や行き先が更に心に突き刺さるような形でもって悲しさを増幅させます。
凄いですよね。作者がどんな心境でこんな温もりさえ感じる描写と絵柄でこんなドス黒い悲劇を表現してるのか、想像もつきません。
終盤は引き伸ばし感が漂い始めた気がした矢先、ピノキオ登場からのメリハリある流れでうまく締めたといったところで、全体としてきっちりした作りだったと思います。
第2部になって新しい展開が始まり、これもそれなりに盛り上がってきてはいるのですが、
途上なので評価はしきれないのが正直なところです。期待感はまだあるのですが。

ただ、第1部終盤からの急激な絵柄の変化は正直残念な結果に思えます。未だに馴れません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 05:41:42] [修正:2008-03-17 05:43:25] [このレビューのURL]

作品全体に満ちる古賀節は相変わらずなんですが、
いまいち決め手に欠けるというか、抑揚が少ないというか。
音速丸と同じことやってるのになんでか三蔵太郎だと面白さが減退しちゃうんですよね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 05:29:37] [修正:2008-03-17 05:29:37] [このレビューのURL]