「水鏡」さんのページ

総レビュー数: 73レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年01月19日

9点 HELLSING

ノリノリで描かれる狂気が最高です。
紙面いっぱいにグチャグチャと化け物が飛び散る様も心が躍ります。
右脳で見る漫画ですね。大好きです

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最終巻を迎えたので加筆。
それぞれのキャラが収まるべき所に収まったような
稀に見るほど清々しい終わりでした。
全体としてのまとまりっぷりが見事としか言えません。1点加点しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 03:12:16] [修正:2009-05-01 16:46:45] [このレビューのURL]

10巻まで読みましたが、アクションシーンの勢いが最高!
とにかく一気に読ませる動きを描くのが上手い漫画家だと思いました。
ストーリーにとりとめがなく、OVAなどで補間しなければならない部分などがあるのが残念ですが
この漫画のアクションにはそれを補って余りある凄さがあると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-11 15:37:09] [修正:2008-12-11 15:37:09] [このレビューのURL]

惹き込まれました。
ファンタジーながらも泥臭く、リアルさを感じさせる物語。
一つの島で起こった撤退戦を四巻強に渡って緻密に展開し、
それぞれのキャラクターの人格的成り立ちや心情を散漫になる事無く見事に描ききり、
次々と流転する戦況を緊張感を保ちながら進行させる
よくぞここまで密度ある作品に仕上げたものだと思います。

主人公・直衛の見せる表情に一々気迫と説得力が宿っているので、
読んでいるこちらも思わず同じ表情になり、作品にのめりこんでしまいます。
思わず最初から最後まで一息で読んでしまいました。

この漫画家にしてこの作品ありといった感じなので五巻で終わってしまっているのが非常に残念なのですが、
原作も読んでみようと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-20 23:10:33] [修正:2008-03-20 23:10:33] [このレビューのURL]

この作品の最大の長所はキャラの魅力にあります。
主人公らは勿論、学校の不良達や続々と出てくる敵役も個性があって、
それぞれがヤンキーの意地、熱い魂を見せてくれます。
仲間キャラが使い捨てにならずラストまでガッチリ活躍してるのもいいですね。
それによって段々現実離れして行く話のスケールや敵の凄さも
いいバランスで抑えられているような感じがします。
個人的に米原秀幸先生の最高傑作だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-14 22:47:40] [修正:2006-02-14 22:47:40] [このレビューのURL]

なんと言ってもガッツの豪快さが見所です。
ドラゴン殺しで敵を薙ぎ払い、肩で止めてビシッと見得を切る。
キメ所がわかっているって感じですね。最高にツボです。

人物の描写も見事です。内面表現もあるのですが、
表情だけでそれ以上に物を語ってくれる。
特にガッツの見せる「執念」の顔は良いです。

アクション時は気迫の篭った絵で熱くさせてくれるのですが、
普段からの緻密な絵柄も凄いです。
中世的ファンタジーを細かに感じられる街や森の風景も良いですね。
続きが物凄く気になる漫画なのですが……終わるのはいつになるやら

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 06:15:43] [修正:2006-01-19 06:15:43] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

じっとりとした内面描写と、危機に陥った時の緊迫感が見所です。
特にちょくちょく訪れる「追い詰められ感」は読んでいて緊張しますね。
これは同作者の『彼岸島』よりも生々しく感じました。
ユウジが潤に与える恐怖感をそっくり味わっているような感じがしました。
おどおどとしながらも芯がしっかりした潤が絵衣子や仲間のためにたくましく戦う様は勇気を与えられます。
特に最後のセリフは心に深く食い込みました。とても良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 03:07:04] [修正:2006-01-19 03:07:04] [このレビューのURL]

蜘蛛、蟷螂、Mr.AA、死織、死条、綾子、啓
登場する殺人者は漏れなく狂っており、
狂気を描きつつ基本的に明るい感じで話が進みます。
殺される側が殆ど悪人で、見事に悪人ヅラです。
アクションシーンも軽快に、カッコ良さのツボを心得て描かれていて、
被害者の重い話等もカタルシスを伴い完全に消化されていきます。
日常の力の抜けた雰囲気などもギャップが効いていて、
蜘蛛と蟷螂のかけあいも和やかで楽しいです。
暴力もエロもやりたい放題な漫画ですね。
本能全開の蟷螂がお気に入りです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 01:34:15] [修正:2006-01-19 01:35:31] [このレビューのURL]

作者の知識と趣味を思う存分詰め込んだ作品。
この頃のガンアクション漫画は大好物なのです
マニアックさを受け付けられる人にはオススメしたい
ソノケンキャラもかわいいし

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-13 22:08:24] [修正:2009-05-13 22:08:24] [このレビューのURL]

ここまでざっくり終わってくれるとは思ってもいませんでした。
許斐先生に何かあったんでしょうか。滝修行で漫画のアイデアを模索中に頭を打って記憶喪失とか。

この作品は実際凄いと思いますよ。中盤からの暴走劇は眼を見張る物があったと思います。
あそこまで人気を誇ったある種最近の王道となった才能系スポーツ漫画を、ことごとく破壊して完全なるギャグ漫画にまで昇華させましたからね。
一作品の中でここまでの激変を遂げた漫画は寡聞にして他に知りません。
コシマエに憧れてテニスを始めた人達はこの漫画の迷走っぷりをどういう心境で追っていたんでしょうか、興味が尽きません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 22:41:23] [修正:2008-03-17 22:41:23] [このレビューのURL]

まだ一巻だけしか読んで無いのですが、
メイド喫茶を題材としながらも作品全体にただよう重苦しい雰囲気、
登場人物の屈折っぷりが只事では無いです。
当事者ではないので憶測なんですが、
メイド喫茶ファンの人の心にえぐり込むような「裏側」的な描写の連続で、
浮世離れした設定でありながらも生々しく地に脚がついているという
矛盾した内容が読んでいて居心地の悪さを感じさせます。
しかしながら、この居心地の悪さが意図的に作られた物であり、これが作者の作風であるという点もまた感じられる事から、
どういう形であれこの「表現」の完成度は評価せざるを得ません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 05:13:15] [修正:2008-03-17 05:13:15] [このレビューのURL]

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