「水鏡」さんのページ

総レビュー数: 73レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年01月19日

『あずまんが大王』で培った空気感や行間の表現法などが見事に大成した作品であると思います。
何の気なしについ読み返してしまう居心地の良さがこの漫画にはあり、
よつばを中心に切り取られた世界は非現実的ながらも温かな熱を帯びたリアルな現象的意識をもたらしてくれます。
更に最近はシンプルなよつばの表情で多彩な情感を表現する事に成功しており、まさに
あずまきよひこは むてきだ
といった感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 04:46:52] [修正:2008-03-17 04:46:52] [このレビューのURL]

表現したい事だとか、内に込めたいメッセージだとかは読み取れるのですが、
如何せん絵による繊細な表現がそれについていってない「惜しい」漫画であると思います。
しかし、その点も最近は向上してきているのが感じられ、
話の展開的にもこれからが楽しみです。

でも、作画そのものに関しては初期の線が太い頃の方が好きだったり……

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 04:37:43] [修正:2008-03-17 04:37:43] [このレビューのURL]

アニメ未見。

前半はやや置いてけぼり感があるものの
コミカルな部分もあり面白いです。

しかし何といっても後半の盛り上がりが最高。
レントンの成長やドミニクの決心によるカタルシスや
緊迫した展開で一気に読んでしまいました。
というかドミニクがもう……もう……

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-11-15 23:46:13] [修正:2007-11-15 23:46:13] [このレビューのURL]

実験的なネタが結構多く、斬新でした。
ギャグの落とし方が秀逸で、
ネタを引っ張って引っ張って、落語のようにもの凄いうまいオチを出してくれます。
そこでなるほどと思ったり、そうきたかと思ったりでき、
そしてそれと同時に笑いが込み上げてきます。
素朴(笑)な絵柄も作風にマッチしてましたし、
今読み返しても面白い良作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-14 23:58:43] [修正:2006-02-14 23:58:43] [このレビューのURL]

四コマの中の間の使い方というか含ませ方が絶妙で、
読んでいてじわじわくるものがあります。特に中期以降が。
いまだに時々一気に読み返したりしますね。
脱力感を漂わせつつ滑らかに次々読ませられる感じです。
キャラの立ち方も良く、全体のまとまりも見事です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-11 11:47:59] [修正:2006-02-11 11:47:59] [このレビューのURL]

小説の方は未読なんですが、この漫画は好きです。
主人公の読子さんを含めキャラの偏執っぷりが生き生きと描き出されていて、
話全体も軽快に進んでいきます。
ただ軽快すぎて全体的に取り留めが無く、展開を急ぎすぎている様に感じる時があります。
もう少しまとめるか、一巻ほど増やしてじっくり描くかして欲しかったというか。読後感がやや消化不良気味です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-11 11:17:45] [修正:2006-02-11 11:17:45] [このレビューのURL]

その濃い絵柄は完全に人を選ぶのですが、
絵のインパクト以上に中身は狂った漫画です。正に死狂い。
生々しくもどこか現実から浮いている描写。
というか虎眼流は完全に現実離れしているのですが、
それもどうでもよくなるぐらい激しく、それでいて静かな物語の流れ、
更にそれを彩るハジけた登場人物達も十分な魅力を持っています、
しかし何よりそれを支えるのがナレーションです。
冷静かつ独特な言い回しの語り口がこの漫画の雰囲気を作り出しています。
こういう真面目な顔でどこか狂った表現をするような人(?)は大好きです。

ちなみに原作は未読です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-01-20 09:30:04] [修正:2006-01-20 09:30:04] [このレビューのURL]

ギャグ漫画です。
変な生き物の音速丸が中心となりギャグが展開されていくんですが、
古賀節とも言える独特のテンポとセリフのいいまわしが見事に脳をかき回してくれます。
とにかく音速丸のキャラが素敵です。彼(?)の暴走無くしてこの漫画は成り立ちません。

作者の自己ツッコミみたいなのは個人的に寒い時があるですが、
ノってる時の怒涛のギャグは凄まじいです。爆笑ですよ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 06:35:01] [修正:2006-01-19 06:35:01] [このレビューのURL]

読んでてプカプカ浮いてるような気分になってくるマンガ
合間合間に鋭く入り混んで来るギャグは爆発力は無いものの終始ニヤニヤできます。
小学生の下着やら女装少年やら出てくるのですが、背徳感がまったくないのはコハル先生の微妙なバランス感覚がなせる技か。
チアキの口元は要チェック。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-01-19 05:22:59] [修正:2006-01-19 05:22:59] [このレビューのURL]

岩間の頼り甲斐は異常。
寡黙で、渋くて、決める時に決めてくれるので惚れそうになります。
さくらとの掛け合いも楽しくて、まだまだ続きが読みたくなる作品。
単行本で追加のエピローグで明かされる岩間の秘密で益々もっと読みたくなります。
この頃の米原秀幸が好きですね

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-19 04:21:35] [修正:2006-01-19 04:21:35] [このレビューのURL]