「jdf54j」さんのページ

総レビュー数: 96レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月07日

たった一つの企業によって牛耳られた暗黒街の秘密を探るため、
その企業の一員となって単身立ち向かう潜入捜査官の姿を描く。
B級映画が好きな作者によるB級ドラマ(良い意味で)
ストーリーはもちろんの事、殺陣にもアイディアがたくさん詰まってて
3巻までは尻上がりに面白くなっていく。
ヤンジャンらしく非常にわかりやすい内容なので
万人にオススメできる。4巻以降ネタギレか、6巻で打ち切りに。
銃でインファイトしてたり滅茶苦茶なんだが(意図的にやってる)
構図やコマの決め方が上手で、単純に見てて面白い。
明らかに映画の影響を受けているのが見て取れる

ストーリーも常に読者を(いい意味で)裏切っていこうとする
姿勢が素晴らしい(3巻までは・・・)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-30 23:10:32] [修正:2011-11-30 23:18:37] [このレビューのURL]

卓球を舞台にした青春群像劇、挫折と栄光の話。アングラな作風を
残したまま、王道ともいえる堅実なストーリー展開を見せる。
相変わらずセリフの言葉選びが最高、漫画も上手く
(詩のような抽象的なコマ表現を所々に嫌味なく挟む感性、擬音や
効果線の使い方、キャラのタテ方等)
全体的に高い技術が集まって漫画ができている。
映画版はあれでも半分ぐらいはしょってるので、見るならコチラを。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-21 23:58:17] [修正:2011-11-21 23:58:17] [このレビューのURL]

引きこもり少年が暴力をきっかけとして人との繋がりを取り戻していく話。
からんできた不良共を撃退していく内に、街ではヤンキー狩りとか呼ばれ
名をあげていく。でも本人はその事を快く思っていない。
メインはやはり格闘パートじゃなかろうか。ほぼタイマン形式で、
技を披露すると実況キャラが盛り上げて、解説キャラと作者による図解を
交えた説明が挟まれる・・・この慣れ親しんだ感覚は魁男塾を思い出させる。
技の駆け引きがどこまでリアルかどうかは知らんけど、少なくとも
素人が思ってる以上に格闘家同士の細かな駆け引きがあるんだなーと
漠然と感じた。

主人公の子が抱える心の病は、根が深いんだけど端的に言えば
それまで普通の友達がいなかったというだけの問題で、執拗にその子の
内面の変化を描いてる割には語る事がないというか・・・

どうでもいいけど作者の解説は好きだった。
(たまに話が脱線するとことか特に)

キャラがよく泣いたり、修辞を殆ど使わないセリフやら
クセが強いんだかないんだか、点数以上にはまる人ははまる。

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[投稿:2011-11-10 00:31:37] [修正:2011-11-10 01:05:55] [このレビューのURL]

6点 外天楼

オムニバス形式の話が繋がっていくというよりは、元々1つの大きな話を
砕いていって、それらを独立した話として見せている感じ。
扱う題材自体はこれといったネタではないものの
それらを馬鹿馬鹿しい喜劇のミステリーに仕立てる事に力を
入れている。終盤は話の全貌が見えてきて結構シリアスな展開になるのだが
どうも既視感が拭えず、こういう世界が好きな人は好きなんだろうな
というのが率直な感想

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-08 00:20:18] [修正:2011-11-08 00:20:18] [このレビューのURL]

女子小学生の実家がエロ本屋、という設定に魅かれたものの
エロ本目当ての客がほのぼのし過ぎてエロ本を売っているという
印象があまり湧かない。露骨なエロ描写もなく、設定は面白いのに
味気ないのが勿体無い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-08 00:02:15] [修正:2011-11-08 00:02:15] [このレビューのURL]

名作SFの漫画化。作者はSFに大変明るいので
安心して読める。物語は月から1体の人間の遺体が
発見され、遺体を調査していく内にとある宇宙の歴史
が明るみになっていくという展開。ミステリーといって
いいのかわからないが、序盤は引き込まれる。
が、1巻の時点で大まかな謎は解明されるので
2巻以降を読みたいかと言われれば微妙。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-29 02:05:20] [修正:2011-10-29 02:05:20] [このレビューのURL]

未来の自分が書いた日記を現在の自分が持っていて、そういう人間が
集まって殺し合いをするサバイバルゲーム。予知ではあるが、
未来の自分が日記に書きそうな事しか現在の自分にはわからない。
主人公は日記に自分の事を書かないので、自分に危険が迫っても
予知できない。ヒロインは主人公の事ばかり日記に書くストーカーで
主人公の危機のみ予知できる。この二人が出会い、お互いの欠点を
埋め合わせる所から話は始まる。

ヒロインのストーカーっぷりが面白いのも相まって設定を理解
してからの序盤は楽しめたが、日記を使ったトリックが微妙で
出落ちな感が拭えない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-06 00:13:01] [修正:2011-10-06 00:19:18] [このレビューのURL]

話がサクサク進行するので読了できたが、読み返そうとは思わない。
まさに娯楽と言える。
プロットは見た目から考えられない程堅実なんだけど
ひたすら点と点が繋がっていく面白さがあるだけで
キャラの言動とかに心奪われる事は一切なかった。
つまらないわけじゃないんだけど、アメリカの良質なB級映画みたいな。
暇で未読なら手にとってみてはと思う。
初期は絵が下手というコメントが多かったが
予想していたよりは酷くなかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-17 05:00:18] [修正:2011-09-17 05:07:33] [このレビューのURL]

押しかけ超能力者が巻き起こすトラブルコメディ。
押しかけられる方は別段ヤクザである必要はないような。
この面白さは設定より作者の地の力によるものじゃないかと思う。
うすた京介の作風にストーリー足して読みやすくした分
ギャグが薄くなった、そんな感じ。コミックビーム連載だが
集英社の雑誌で連載していても違和感ナシ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-17 04:43:13] [修正:2011-09-17 04:45:22] [このレビューのURL]

数ある体験談を元にした異文化交流を題材にした漫画の一つ。
ただ嫁さんが外人云々以前に変わり者のようで
(相撲に異常にハマったり、?デスネという語尾とか好きだなあ)
ここまで楽しめる4コマ漫画は稀かと思う。
ちなみに本誌の約半分は主人と嫁の馴れ初めを描いた書下ろし漫画。

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[投稿:2011-09-17 04:29:00] [修正:2011-09-17 04:32:23] [このレビューのURL]