「jdf54j」さんのページ

総レビュー数: 96レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月07日

宇宙での船内船外活動で起こりうるトラブルを
ドラマ仕立てで解説していく、学研連載まんがサイエンスの
流れを汲んだオムニバスストーリー集。
プラネテスや度胸星、宇宙兄弟とは違い、
わずらわしい設定をとことん排して説明的。
毎度の事ながら可愛い絵柄の割にブラックユーモアを含ませる
話作りが、単なる知育漫画とは一線を画す。

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[投稿:2011-07-11 02:55:46] [修正:2011-07-28 01:32:33] [このレビューのURL]

大人になった自分の小学生時代の回顧録。
誰が読んでもこういう経験あったあったと感想を持つような、
話のチョイスが絶妙。単なる昔話で済まさず、大人になって
経験するやりきれない気持ちは、今思えば
子供の頃からすでに経験していたんだなと感じさせる。
大人視点の自分による、モノノーグでの当時の自身の心境の解説が
ちょっと説明的なのが気になった。
個人的に点数低めですが、良作でしっかり作られてます。
最初はあの2頭身のキャラにヒくかも知れないが
絵で敬遠するのは勿体無い内容。

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[投稿:2011-07-15 01:01:35] [修正:2011-07-28 01:19:50] [このレビューのURL]

体が透明になる病気に侵された少女と、その彼氏の中学生カップルの
日常を描かれた話。

初連載だそうで、とにかく漫画全体の要素に素人っぽさが残っていて
読みづらかった。話を追うだけなら問題ないと言えばそうなんだけど・・・
もっとドラマチックな内容を期待していたが、少女の闘病記でも
読んでいるかの如く淡々と話が進むので、途中でだれてくる。
透明化してしまう事で絆も消えてしまうのかという命題の話のようだが
似たような会話を何度も繰り返してるので2巻程度に纏めて欲しかった。

設定はすごい惹かれたが、言ってしまえば1発ネタ。
(半透明少女に萌えの感情でも芽生えれば何巻でも読めそうではあるが
自分は駄目でした)

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[投稿:2011-07-27 16:06:59] [修正:2011-07-28 01:19:23] [このレビューのURL]

仮面ライダーの怪人を彷彿させる冗談みたいなイカキャラが主役。
すぐ終わりそうだというのが連載当初の感想だが、2度のアニメ化
に加え、ミニストップでイカ娘グッズが売り出される等異例の
好待遇という事は、イカ娘は本誌で必要とされているのか!?
ギャグは直球だが、笑うというより微笑ましい気分になる。

どうでもいいがアニメ版は1放送分につき、本誌で人気があったであろう
回3-5話を混ぜて構成するという贅沢な使われ方をされているので、
勧めるならアニメ版がいいかもしれない。

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[投稿:2011-07-27 17:00:17] [修正:2011-07-28 01:18:52] [このレビューのURL]

6点 Landreaall

1-3巻の感想。4巻以降は全く別の話なので(つまらないわけではないが)
少女漫画家特有の、類型的なペラペラな絵と説明不足のまま進んでいく
ストーリーを見て、ここの好評価が無ければ数ページ読んで
本を閉じていた。話の大筋そのものも簡素なもので
厄災をもたらす竜を封印するために人柱になった女を救うべく
立ち上がった王子様・・・という典型的なラブロマンス。
ただ各キャラのセリフはどれも堂に入っており嫌味も無く、
話そのものより各キャラの内面や人間関係を掘り下げていく事に重点を
置いているように描かれている。

人柱になった詩人、武術使いの姫と王子、影に徹して二人の道中を
見守る忍、王子の追っかけになる召還士の他国の姫、
竜との因縁で結ばれる元傭兵の両親etc
面白い云々はキャラを好きになれるかどうかで分かれるので
興味が湧いたなら読んでもらうしかないと個人的には思う。

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[投稿:2011-03-30 09:11:34] [修正:2011-07-15 01:12:19] [このレビューのURL]

高度にネットワーク技術が発達した近未来を舞台にしたアクションSFで
1巻はポリスアクション、2巻は電脳戦を中心に話が進んでいく。
1巻と2巻は作者も巻頭で詫びているが世界観を共有している以外は
別物であり、1巻はともかく2巻の電脳戦は洪水のように専門用語が
飛び交い、自分の知識不足で話の面白さを判断できるまでには
至らなかった。なので1巻のみの評価。

詳しくは見てないが、アニメ版のシリアスでスタイリッシュな描き方に
対して漫画版はドタバタアクションとでもいうべきか
キャラが2頭身になって粋なジョークの1つも言うような
割とポップな雰囲気になっていて、自分は漫画版が断然好み。
基本政府の要人の悪巧みを公安が阻止する話の繰り返し。
人々は当然のように機械が組み込まれた義足やら義手やらを使い、
それらに無線?ネットを介してプログラムをインストールしたり、果ては
精神までもネットで行き来できたりするので、(人やアンドロイド同士で
ネット通信してる場合、遠隔で相手の脳を乗っ取る事も可能)
銃弾とネットの情報が乱れ飛び、かなり混沌としている。
他の人も描いているように91年でこの世界観、作者は相当のSFマニア。
あとフチコマが可愛い。

繰り返しになるが、1巻の時点で理系専門用語は他の漫画に比べ多め。
(知らなくても前後の会話でニュアンスは理解できるが)
だが2巻は1巻の比ではない。大体の人は1巻は楽しく読めても
2巻で挫折すると思う。

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[投稿:2011-07-07 03:45:15] [修正:2011-07-15 01:04:57] [このレビューのURL]

都会暮らしが嫌になった書道家が、田舎暮らしで心機一転を図るも
島の住民に生活をかき乱され・・・的なよくある話。
色々キャラが出てくるが、はっきり言って主役格の島の子供2人と
先生だけクローズアップしてればよかったんじゃないかと思う。
よつばと系のコメディと評されているが、こちらはもっと
ストレートな笑いかと思う。子供が可愛い。

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[投稿:2011-07-11 03:15:45] [修正:2011-07-11 03:15:45] [このレビューのURL]

ガンダムに、ロボの搭乗者に対して
ラリーのナビ的な役割を果たす、何千年も生きる
ファティマと呼ばれる女性型アンドロイドの設定が加わったような
中世風の世界観を土台にした架空戦記モノ。

難解だとか言われて敬遠してたが、キャラと設定が多いだけで
話自体はファティマとナイト(ロボの搭乗者)のラブロマンスが
中心でむしろわかりやすい。プロットは練られているようだが、
全体的なセンスが80年代で止まっているようで、どうにも
読み進める気がしなかった。
カイエンを中心とした話は素直に面白かった。
熱狂的なファンがいる理由はわからんでもないが・・・
世界観が気に入るかどうかですかね。

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[投稿:2011-07-03 13:58:01] [修正:2011-07-06 00:02:20] [このレビューのURL]

(ゲーム)業界に熱意だけで飛び込んできた主人公が
現実に打ちのめされながらも孤軍奮闘していき、冷ややかな態度だった
同僚と少しずつ打ち解けていき、自分を見つめなおすといった
よくある話といえばそうなんだけど
キャラの相関図が始めからしっかり作られていて、最初から
明確なラスボスを置いている点で楽しめた。
巻数が進むと、もう一人の主役である坊主頭のプログラマーの、
かつて在籍していた大手ゲームメーカーとの確執やら
色々見えて盛り上がっている。
バンビーノみたいなのが楽しめるなら。

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[投稿:2011-03-06 08:28:48] [修正:2011-03-30 10:38:48] [このレビューのURL]

表紙だけだとただの萌え漫画と受け取れるが
漫画のペンタッチは丁寧かつ荒々しい部分も残しており
パリの雰囲気がよく伝わってきた。
とあるパリの美術品?の工房へ日本から丁稚のような形で
住み込むようになった日本から来た女の子と、工房の人たちとの
日常を描いている。
19世紀のパリと日本の文化のギャップから色々トラブルに
見舞われるものの、3人でそれを乗り越えていくような話の作りに
なっている。女の子はかわいい。

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[投稿:2011-01-27 09:37:07] [修正:2011-03-30 10:33:30] [このレビューのURL]