「chunya0816」さんのページ

総レビュー数: 38レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年04月26日

もちろん長い。いわゆるマンネリ化。
早くチャンピオンなれよ一歩!稲垣とかいらねぇ!

とどこからか声が聞こえてきそうな作品である。

ただ一戦一戦切り離して読むと、非常にアツイ戦いがある。
中でも私がオススメする戦いは、15巻の宮田一郎×ジミー戦だ。

ジミーはタイの英雄。現地で戦う宮田は“かませ犬”そのもの。
圧倒的、実力差。

耐久力のない宮田は殴られ倒れの繰り返し。


ー雨が降っているよ

聞こえるはずのない雨の音。
鼓膜までやられ、冷静さを失う満身創痍の宮田。


宮田はこのまま“かませ犬”で終わるのだろうか?
やまない雨はあがるのだろうか?

かませ犬の逆襲、とくとご覧あれ。

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[投稿:2012-04-24 15:55:50] [修正:2012-04-24 15:55:50] [このレビューのURL]

ついつい指差し、『ザケル!』とかやってしまいたくなる、
そんな影響力のある作品。

平凡な【日常】の中に、魔界の戦いという【非日常】が突然入ってくる。
その辛く恐ろしい【非日常】なバトルと、ガッシュと清麿の【日常】のバランスが素晴らしく、読んでいて圧迫感がない。

魔界の矛盾点や恵ちゃんがアイドルのクセに私服ダサイとか、色々問題点はあるが
たまに来る泣けるストーリーが涙と一緒に洗い流してくれる。

ただどうしても連載中に、作者の雷句誠氏がサンデー陣営と揉めに揉めて強引に終わらした作品という事件。
そこから広がるウワサ。
(雷句氏はキレやすく、アシのミスにキレ机を殴って右手を骨折したという噂など)

漫画作品というモノは作者の生き様であり、分身である。
個人的ではあるが、そういったゴシップネタがどうしてもあがってしまうと
イマイチ気持ちよく読めないというのも事実ではある。

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[投稿:2012-04-24 15:30:23] [修正:2012-04-24 15:30:23] [このレビューのURL]

今日から俺は!!全38巻。

本作はその38巻分をグチャグチャとかき混ぜて、ギュッと濃縮さた様な作品である。

つまり西森節がたった全8巻に詰まっているのだ。
ダレることなく、最後まで突っ走る。

何より裏主人公のケンスケの真理描写が最高に面白い。
唯一の一般人(?)だからこそ、読み手の我々は簡単に彼に感情移入することができ、苦悩の崩壊のバランスが伺える。

ちょっと笑いたいとき、手にとることをオススメする。



晩年ルーキーズのドラマ化が成功しているが、本作もその可能性が大いにあると私は感じる。まぁ原作ファンが多いため、ブーイングもまた多いだろうが…

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[投稿:2012-04-24 11:47:50] [修正:2012-04-24 11:47:50] [このレビューのURL]

今こうしてレビューを書こうと、必死で考えているのだが何も思い浮かばない。

“薄い”作品なのか?
ー違う。450ページ全コマに意味がある。

“難しい”作品なのか?
ーそれも違う。セリフも少ないし、マコトという我々に近い存在のキャラクターがナビゲーションしてくれる。


一言で表すなら『こどもの頃感じた恐怖』。
あの恐怖を、文字にして、絵にしたら、GOGOモンスターになった。

視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚はアテにならない。
どうか第六感で読むことをオススメする。

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[投稿:2012-04-24 11:35:21] [修正:2012-04-24 11:35:21] [このレビューのURL]

9点 リアル

私はこの【野宮】という男が大好きだ。

過失運転、高校中退、無職。
世間から見ると野宮は相当カッコ悪い生き方。

しかしどうだ。
彼は不器用だけど、不器用なりに真っ直ぐ。
自分の“道”を探す。進む。

“人”として生きるってすげぇ難しいこと、
知ってるからこそ野宮を応援せざるを得ない。

がんばれ野宮。あとんす野宮。

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[投稿:2012-04-24 11:25:54] [修正:2012-04-24 11:25:54] [このレビューのURL]

間違いなく【泣ける】作品である。

設定上仕方がないのだが、【泣かしてやろう】という魂胆がミエミエ。

しかし柔らかい絵柄と爽快なキャラクターが相まって、ライトな作品に仕上がっている。
ちょっと疲れたときやしんどい時に、一話だけ読むのがちょうどいい。
チョコレートの様に元気が出る作品だ。


それにしても主人公の名前【一路】
めっちゃいいなまえ。当方子供はまだいないが、授かれば考えてみようかしら?

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[投稿:2012-04-24 11:14:25] [修正:2012-04-24 11:15:53] [このレビューのURL]

まずは世界観に度肝を抜かれる。

華やかで楽しい剣と魔法のファンタジーとは程遠い、
限りなくムラサキに近い毒のようなファンタジー。

ただその毒々しさがあるからこそ、作品に散りばめられたユーモアが生きる。

ドロヘドロの世界観が毒だとしたらユーモアが抗体の役割。

なんともバランスがとれ、計算された完璧な作品と言えよう。

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[投稿:2012-04-24 02:23:37] [修正:2012-04-24 02:23:37] [このレビューのURL]

ネットでも散々言われてきたコトだが、あえて私も言わせて頂きたい。

この荒木飛呂彦という人間は、人間を超えたまさに吸血鬼である。


本作SBRは途中から連載誌がかわった。

週刊少年ジャンプからウルトラジャンプへとだ。

少年ジャンプが荒木先生を手放した理由として、ジョジョファンが大人になったということに加え、
齢50に差し掛かる同氏が週20ページ、月にして80ページがキツイとのことが挙げられる。
確かにウルトラジャンプは月刊誌で、一話60ページである。
ペース的に一月20ページも減ったのである。

しかしどうだ。荒木飛呂彦はその20ページ分をサボらない。
その余ったパワーをすべて画に注ぎ込む。

どうか単行本をご覧頂きたい。5巻あたりから画力が飛躍的に向上しているのだ。
ベテラン漫画家とは思えない飽くなき探究心。


ところでジョジョのテーマは人間讃歌である。
まさに荒木飛呂彦の生き方こそが、人間讃歌であると私は強く思う。

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[投稿:2012-04-24 02:08:07] [修正:2012-04-24 02:08:07] [このレビューのURL]

10点 Sunny

『におい』である。この作品を一言で言い表すなら『におい』だ。

子どものころ感じた、においー


アスファルトのにおい
プールのにおい
神社のにおい
夕方のにおい


サニーを読み終わった後、鼻に残る懐かしいにおいを確かめて。

思い出す。


昔、仲良かったアイツ。今、元気かな?

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[投稿:2012-04-24 01:48:48] [修正:2012-04-24 01:48:48] [このレビューのURL]

ゴルフというとっつきにくい題材を絵柄とキャラクター、そして中世の騎士という裏テーマで見事昇華させた作品である。



ゴルフというスポーツは多くの社会人がやらなければならない競技。
もちろんスポーツとして、そして時には接待として。

もしかしたらグリーンという場所は憂鬱な場所という認識という大人もおられるかも知れない。

しかし少年誌で多くの少年たちに、ゴルフを楽しいと思わせてくれた同作品の功績は他ならないものである。



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[投稿:2012-04-24 01:36:16] [修正:2012-04-24 01:36:16] [このレビューのURL]

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