「Leon」さんのページ

総レビュー数: 4535レビュー(全て表示) 最終投稿: 2015年09月19日

10点 命がけの証言

中共によるウイグル人弾圧の証言を過激ではなくしかし
恐ろしさを以って伝えた漫画。臓器狩りや中絶の強要、
街中や通信網の監視、強制収容所での拷問の数々など
中共の悍ましさが淡々とした筆致で伝わってくる。
そのジェノサイドに沈黙するリベラル系「人権団体」も悍ましい。
少しでも多くの人に手に取って欲しい。

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[投稿:2021-03-10 08:27:24] [修正:2024-05-31 09:38:01] [このレビューのURL]

10点 ラーメン発見伝

ラーメン好きなら必読でしょう。
麺やスープ、調味料などのラーメンの味から、
美味さだけではなくどう商品化していくかなどの
経営面までラーメンのことなら何でも網羅されているのが凄い。

キャラクターはやはりラーメンハゲこと芹沢が何より魅力的。
高慢ながらもラーメンに関しては真摯で時に主人公藤本に
ヒントを与えたりと実に味わい深い。17巻の
「老舗ラーメン店の謎」でのシビアな言動は色々と考えさせられた。

ストーリーも単純にいい話で終わらせないことが多く、
ラーメン店での服装の話などのギャグ回、藤本が
芹沢以外の人間に負ける回などマンネリを上手く防いでいて
中だるみをほとんど感じなかった。

絵が微妙(特に女性キャラ)なのが玉に瑕だけど、
それを考慮してもぜひ読んでほしい。

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[投稿:2022-04-02 13:42:51] [修正:2024-05-31 09:37:32] [このレビューのURL]

10点 天色ダイアリー

ニューヨークの日本人学校を舞台にした群像劇。
人と人との関わりやぶつかり合いや過去のトラウマを
克服する様を丁寧に描いているのが心に響いた。
3巻から5巻にかけての女性恐怖症の少年のトラウマを
乗り越えていく様が心にぶっ刺さった。
また、伏線貼りや回収が巧みなのもいい。
今は鬼ケ原との戦いに備えてるときだけど、今後が
すごく楽しみ。kindleunlimitedで全巻読めるので
是非時間作って読んでほしい。

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[投稿:2023-05-03 19:30:54] [修正:2024-05-31 09:37:22] [このレビューのURL]

10点 チェルノブイリの春

チェルノブイリのありのままを作者の目を通して
描いたバンド・デシネ。チェルノブイリ周辺の人々の
生活を通して、作者が悩み、描いてきた苦労が伝わってくる。
ガイガーカウンターの描写も営みはあるが今も危険だという
印象を抱かせる。
前半のモノトーンメインの画がチェルノブイリの自然が
出てくると鮮やかな緑になるのは圧巻だった。
色彩の変化も日本の漫画にない味わいだった。

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[投稿:2023-12-22 18:21:23] [修正:2024-05-31 09:37:16] [このレビューのURL]

10点 ムチャチョ―ある少年の革命

ニカラグア革命の動向とある修道士の成長を描いたBD。
修道士ガブリエルの成長、革命を通して描かれる人間の光と闇の部分、
同性愛といった様々なテーマを高いレベルで見事にまとめている。
それだけでなく絵の上手さもさることながら、物語の展開や
ガブリエルの心情に合わせて色彩の使い方を変えていく様も
フルカラーならではの味わいだった。

ストーリーもそれほど難しくないのでBD初心者におススメだ。

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[投稿:2023-11-28 11:59:50] [修正:2024-05-31 09:37:07] [このレビューのURL]

9点 ウソツキ!ゴクオーくん

子供向け推理ものとしてかなり上質な傑作。
伏線をさりげなく張り、子供にも分かりやすく
回収する手腕は見事。また、以前犯人だったキャラも
別の話に出して活躍させたりとキャラの扱いを
大事にしているのも好感が持てる。
嘘をついたり、悪いことをしたらどうなるかを
犯人視点で書かれた話はハラハラさせられた。
最後の締め方もこの作品らしくて素晴らしい。

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[投稿:2015-11-02 23:07:01] [修正:2024-05-31 09:36:38] [このレビューのURL]

9点 ゴールデンゴールド

ホラーでもないのにとにかく怖い。
瀬戸内海の島で「フクノカミ」が島民の欲求を叶えていく様を
描いているけど、先の読めなさと全体的に漂う不穏な
雰囲気でゾクゾクする。現時点では9点だけど展開次第で
10点満点付けるかもしれない。

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[投稿:2016-10-08 15:30:40] [修正:2024-05-31 09:36:34] [このレビューのURL]

9点 ふしぎ通信 トイレの花子さん

他のホラー漫画と違って絵柄の可愛さが光る。
当時新人だったとは思えないくらい絵柄が完成されているのが良い。
次にバトルも単純に花子さんだけが出しゃばるのではなく、
仲間たちと戦ったり、時に意外な方法で決着をつけたりと
たった4巻にも関わらずバリエーションに富んでいる。
そしてストーリーの展開も丁寧に伏線が張られたり、
それを上手く回収したりと読みごたえも十分。
キャラの性格が被ったり、雑誌休刊で単行本未収録が
出たりと欠点があるが、そんじょそこらの人気作よりも
よっぽど面白い傑作だと思う。いつか未収録と新作が
載った新装版が出てきてほしい。

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[投稿:2022-02-09 06:49:52] [修正:2024-05-31 09:36:30] [このレビューのURL]

9点 大合作

1も2も色々ぶっ飛んでいてゲラゲラ笑えた。
普段はシリアスなキャラがギャグをぶっ放したりと
破壊力が凄かった。アフタヌーン作品に
思い入れのある人には読む価値は十分あると思う。

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[投稿:2021-11-17 13:47:57] [修正:2024-05-31 09:36:15] [このレビューのURL]

9点 風雲児たち

メジャーどころからマイナーな偉人までとことん細かく書いているのが凄い。
ギャグはそれほど面白くないが、重くならないようにされているので、
楽しく江戸時代の知識を学べる。高校大学辺りで置く価値はあると思う。
話があっちこっちに脱線して読むのに時間かかるのが玉に瑕。

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[投稿:2021-08-30 10:51:55] [修正:2024-05-31 09:36:05] [このレビューのURL]

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