「BuBu」さんのページ

総レビュー数: 44レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年04月04日

6巻まで読んだ感想など

話はボーイミーツガールで逆ドリカム状態にやきもき!といったどこにでもありそうな感じの内容です。が、この作品を内容だけで語ることは難しく、漫画として読んでみないと分からないのではないでしょうか。
恋の行方を題材にしているだけあって結末まで読まないと何とも言えない部分もありますが、私は非常に魅力的な作品であると思いました。

連載開始が10年前ということもあってかレトロな雰囲気を大切にしていて、その中で登場人物たちの個性が活き活きと描かれています。またキャラクター達の心の機微も丁寧に描かれているので作品の世界に入り込みすい印象を受けました。

絵は粗いのに綺麗という不思議な感じです。表紙や扉絵など本気で描いていると思われる絵は文句なく綺麗なのですが。

3巻あたりからは話を進めるために新キャラを出しては消えていくのが恒例に。
ネタがないので話を引き延ばすためにそういった演出になってしまってるのかなーと感じる部分もチラホラ。早く結末を読みたいです。

個人的にはハルに幸せになって欲しいと思いますw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-07 23:48:10] [修正:2010-09-14 13:10:40] [このレビューのURL]

江戸のとある長屋に住まう春画師もとい絵師・鳳仙と
現在で言うところの探偵に当たるのでしょうか、「当て屋」を生業とする椿の二人が、
江戸の町で起こる事件に巻き込まれ解決していくミステリーものです。

ミステリーと言ってもどちらかと言えば、
割と浮世離れした事件だったりトリックだったりします。
それこそがこの漫画の魅力とも言えるのですが、
本格ミステリーを求めている人にはちょっと向かないかも。
江戸時代の造詣に深く、私としては和風ミステリーと江戸の風俗を楽しめる作品だと思っています。

主人公の職業が職業なだけにエロ描写もあり、
人が殺されたりするシーンでは豪快に血も飛んだりしますが
絵が綺麗なので読みやすいと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-11 12:41:19] [修正:2010-09-11 12:41:19] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

4巻まで読んだ感想など。

主人公千早は小学生時代に出合った友人たちとかるたに熱中する。小学校卒業とともにそのかるた仲間ともバラバラになってしまうが、皆でかるたをすることの楽しさを胸に再会を誓う。高校生になりバラバラだった仲間とまたかるたをするために、本気でかるたに取り組み全国大会、果ては名人へと挑戦していく。

かるた漫画って珍しいのではないでしょうか。題材からして興味深く、それをよく活かせている面白い漫画でした。
少女漫画と思って敬遠している人も、中身は今のところかるた!かるた!かるた!ですので楽しめると思います。
少女漫画的な展開は恐らくこれからでしょうね。あのドリカム状態の行く末は見てみたいような見たくないような・・・

1〜2巻では千早を美人に描こうとすると誰だ!?って顔になってしまっていました。
4巻あたりではもうすでに違和感はありませんでしたので慣れたのでしょうか。

個人的には最後までかるた一直線で行って欲しい漫画であると思いました。
私もそうなのですが、競技かるたのルールや百人一首の歌、それらの意味などについて殆ど無知ですので、その辺りをもっともっと詳しく解説しつつストーリーに絡ませていくとより面白くなるのではないでしょうか。
これからどうなって行くのか、楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-19 23:48:44] [修正:2009-04-19 23:48:44] [このレビューのURL]

7点 喰霊

悪性幽霊退治+ラブコメ+ヒューマンドラマ漫画。

最初はそこらへんの幽霊退治ものとは違いポップ調に描いていて、
その中にもおどろおどろしさがあったりしたので凄く楽しめたのですが、
巻数を重ねる毎にだんだん勢いを失っている気がします。
これからに期待。

絵はキュート。
デフォルメ絵がキモカワイイ。
ところどころに挟んでくるネタのセンスもGood!
おまけ漫画が面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-06-24 19:04:24] [修正:2008-06-24 19:04:24] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

読む度に理解の仕方が変わっていく漫画だと思います。
1回読んだだけでは何がなんだかさっぱり分からないと思いますが、
何回か読み直すと最初から最後まで全てが繋がっていることに気付いたり、
また読み直すと前とは違ったキャラクターの心情を感じ取れたり、
さらにはもう訳が分からなくなったりします。(笑)

作者も、「こんな作品はもう描けないと思います」と言っているように
ずばりお見事の一言に尽きる作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-18 01:50:06] [修正:2007-09-18 01:50:06] [このレビューのURL]

少年漫画らしくない描写(いい意味で)。
各話に盛り込まれたアイディア。
個性豊かなキャラクター達。

どれをとっても面白いです。

ただ主人公が幼すぎて物語とのギャップが激しいこと、
なにより休載が多すぎることから、7点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-04 03:19:44] [修正:2007-04-04 03:19:44] [このレビューのURL]

学園物。
とは言っても恋愛要素は1割切るくらい。
基本はドタバタと笑いとキャラ萌え(?)。

4巻ぐらいまでは、ある程度のテーマと方向性を持っていたような感じもあるのですが、
5巻辺りからはネタ切れのためか、作者のやりたいことを
無理やり作品の中に押し込めてしまっている、という印象。
好き嫌いは別れると思います。

個人的には、一年に一巻刊行されるか分からない連載ペースの中で、
あまり内容のない事をやるのはもったいないな、と感じます。

それにしても、コレだけのキャラクターを登場させて
それぞれを描き分けられる、というのは凄いですね。
色の濃いキャラクターがたくさん登場します。
変なキャラクターを楽しむ、というのがこの漫画の楽しみ方だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-27 03:12:05] [修正:2011-03-27 03:14:22] [このレビューのURL]

羽海野チカがまさかのヤングアニマル連載で、まさかの将棋を題材とした作品。
でも基本的には前作「ハチミツとクローバー」と変わらないですね。
自分探しを前面に押し出した内容です。


天才中学生棋士であった主人公、桐山零がプロ入りしたところから物語はスタート。
小さい頃に両親を亡くし、
育った家ではギクシャクしてしまい、
他人も含めた全ての不幸の原因は自分なのでは?
と、悩む少年の心の成長を、将棋と暖かい家庭を通して描いた作品。

暖かい家庭とは、この物語のもう一つの核となる家族・川本三姉妹のこと。
互いに年の離れた三姉妹は、零と同じく両親不在の家族。
それでも毎日を生き生きと過ごす3人が零に勇気と希望を与えているようです。
基本的にはこの家族との絡みと将棋をベースにした内容です。


話題性バッチリ、スタートも好調だったのですが、
巻を積む毎に減速してしまっている印象。
将棋の物語のはずなのに、将棋をしている時より、
川本三姉妹と絡んでいる方が面白かったりします。
キャラ設定が曖昧なのもその辺りに拍車をかけてしまっているのでは?と。
日常編は面白いので、将棋漫画というよりは
ハチクロと同系統だと思って手に取るのが良いかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-18 23:28:00] [修正:2011-03-18 23:28:53] [このレビューのURL]

ほのぼのまったり、そして時々クスッっと笑える漫画です。
あまり難しいことを考えずに読むととても楽しめると思います。

ただ大体のキャラクターの顔が同じなので、若干読みにくかったりもします。
巻数を重ねるごとにネタが尽きていくのか、新キャラがどんどん登場してくるので上記の欠点が浮き彫りになってきてしまっています。

それでもこの独特の雰囲気漂う漫画は是非御一読あれ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-09-18 02:01:46] [修正:2010-09-14 13:10:19] [このレビューのURL]

案山子という人形によるバトルや、その謎にまつわる話。
選ばれた人間とか村の掟とか怒るとすごいんですとか
そんな感じです。

案山子のデザインは和風ロボットな雰囲気で好きです。
これから機能追加などのカスタムを加えていきそうなのでさらに期待です。

ただ、読者に先読みの楽しみを与えたいのか
まだ話が出来ていないので誤魔化しているのか
よく分からない描写が多いように感じます。
主人公の過去や、その敵が主人公を狙う理由など、
設定に投げっぱなしな印象を受けました。

案山子でのバトルは面白い。
これから戦う場面が増えそうなので楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-01 01:00:58] [修正:2009-02-01 01:00:58] [このレビューのURL]