「souldriver」さんのページ

総レビュー数: 110レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年06月21日

なんというかまあ、いつもの画太郎。やりたい放題。
それ以上でもそれ以下でもない。

あえて見所を言うなら、表題作「ハデー・ヘンドリックス物語」での観客。明らかに画太郎先生の画風じゃない上、興奮してる顔から殴られて血を吐いてる顔に至るまで徹底的にコピーで同じ絵の使いまわし。ここまでされるともう笑うしかないっす。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-08 14:30:07] [修正:2007-08-08 14:30:07] [このレビューのURL]

面白かった。1巻完結ということで深い話にはなってないけど、広がりすぎずシンプルにまとまってるところが潔い。

やはりこの作者の持ち味である「異質感」は、歴史の舞台でこそ発揮されると思う。あの一見普通だけど隠しようもない狂気が滲み出る目の描き方を見てると、「ああ、戦争に明け暮れてた時代の人間ってこんな目をしてたんだろうな」というのが伝わってくる。
また連載時期を考えると、この作品からヒストリエへのつながりも見えて興味深い。
あまりに主人公が優等生なのと、小奇麗に終わりすぎてるところに物足りなさも感じた。欲を言えばもう少しこの舞台で話の続きが読みたかったかな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-08-08 14:02:39] [修正:2007-08-08 14:02:39] [このレビューのURL]

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