「souldriver」さんのページ
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しばらく漫画から遠ざかってましたが、少し余裕がでてきたので過去のレビューの修正などぼちぼちやってます。
自分のレビューを読み返していて気付いたことが1つ。それは「緊張感」という言葉を多用していること。
僕にとっての漫画の評価基準とはつまり、(ユルい作風でも、ギャグ漫画であっても)「独自の緊張感」を感じられるか否かということろに終始するようです。
7点でオススメ、8点で秀作、9点以上で傑作、10点は特別な点数。点数は気分次第でけっこう変わるので、なるべくレビュー本文をしっかり書くように心がけてます。
○定期的にチェックしてる作品(レビュー変更の可能性あり)
「ヴィンランド・サガ」 「岳」 「銃夢 Last Order」 「CRAYMORE」 「さよなら絶望先生」 「シグルイ」 「SIDOOH 士道」 「ジパング」 「スティール・ボール・ラン」 「Damons」 「賭博堕天録カイジ」 「バガボンド」 「ハチワンダイバー」 「ヒストリエ」 「PEACE MAKER」 「へうげもの」 「BECK」 「HELLSING」 「魔人探偵脳噛ネウロ」 「無限の住人」 「よつばと!」 「ラストイニング」 「リアル」 「WORST」

7点 ハチワンダイバー
もう細かいことは全部放り投げて、出たとこ勝負!っていう投げやり感が全開。月下の棋士とは別の意味でハイテンションな将棋漫画。
それでいて譜面はけっこう練り込んであったりするからニクイ。
至るところに突っ込みどころがあるのに、出てくる変人たちが勝手にバカ騒ぎの大立ち回りを始め、終わると休む間もなく次の展開に引っ張り回されるため最終的には強引に最後まで読まされてしまう。将棋が分かってようが分かってなかろうが関係なく巻き込まれる。
結果的に将棋初心者から経験者まで幅広く楽しめる作品ではないかと思いますハイ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-12-26 19:54:37] [修正:2007-12-26 19:54:37] [このレビューのURL]
6点 働きマン
ひたすら足掻く主人公に共感できるか否か。他の方の言うようにこの点において大きく評価が分かれそう。
漫画というメディアで物語を描くにあたって、「理想」と「現実」の線引きはとても難しい。こと現代を舞台とした作品ではご都合展開が過ぎてもダメ、堅苦しすぎてもダメになってしまうところがあると思う。
その点、この作者は主人公が両者の間で悩む姿を適度に描いた上で、最後の結論を放っぽり出して全部うやむやにしてしまう(主人公の勢いに任せてしまう)。
無責任といえばそれまでだが、流れに身を任せようとする自分がいかに現実に納得の行かないもう一人の自分と上手く付き合って行くか、というのが社会で立ち回っていく上で大事なことなんだと言ってるように思う。これは個人的な解釈だけど。
小難しい話になってしまったけど、エンターテイメントとして良作なのは間違いなしです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-12-26 19:39:44] [修正:2007-12-26 19:39:44] [このレビューのURL]
8点 フルアヘッド!ココ
ちゃんと略奪したり黒い政治に関わったりする海賊漫画。
内容自体はごく王道でありふれてるものの、それを力技で熱さに変えてしまうのがすごいところ。不器用そうな作者だけど、キャラの魅力と真っ直ぐさで見事に長編を描き切ってる。
中盤で張った大きな伏線をあっさり放棄して終わっちゃうあたり少し拍子抜けしたけど、ココの成長物語としては最高の締め方。海賊ファンタジーとして十分な読み応えがあります。
いや、いー作品だわ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-12-26 19:23:09] [修正:2007-12-26 19:23:09] [このレビューのURL]