「FSS」さんのページ
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短い間でしたが、レビュー投稿は止めさせて頂きます。
やはりこちらは良くも悪くもレビュー規約が緩いので、何の理由も書かずに平気で低得点を付けている人や、レビューになっていない幼稚な一言レビューを投稿する人が多すぎます。そういう人がいる限り気持ち良くこちらのサイトを閲覧出来ないので。
拙いレビューでしたが、良投票して頂いた方に感謝です。それでは。 2009/01/08

「魁!男塾」の絞りカス漫画。
本来、前作のキャラの子供たちが次代を担うというシチュエーションなのだから、上手くやればそれなりに面白く、そして感動するものにもなったはず。
それをもはや「適当にバトルしときゃいいだろ」という程度の枯れた発想と金儲けありきの感覚でリサイクルすると、このような見るも無残な駄作が出来上がる。作者本人にもやる気が無いのが分かるし、何より、良い意味でのバカな格闘ネタのアイデアやシチュエーションは、すでにかつての「魁!男塾」で出尽くしている。今さら作者に前作を上回るようなアイデアや情熱が無いのはこの作品を見れば誰でも分かる事。
それと当時と絵柄(特にタッチ)があまりに違い過ぎるのも難点。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-17 22:23:44] [修正:2008-02-17 22:23:44] [このレビューのURL]
2点 バンパイアハンターD
<原作は二十年来のファン>
つい表紙の美しさに惹かれて中身を確認せずに衝動買いしてしまったが、はっきり言って大失敗。たぶんこの作者は依頼があるまで原作を読んだ事が無いのだろう。
と言うよりも、何故かは知らないが、作画に抜擢された作家の本業が漫画家ではなくイラストレーターらしく、そのせいで漫画としての体を成していない、素人の同人誌レベルになってしまっている。
漫画とイラストは似て非なるものとは言え、全体的な描画や演出センスを見る限りとてもプロとは思えない。
もともと天野喜孝氏の美麗なイラストによりキャライメージが出来上がってしまっている作品でありながら、鷹木骰子氏の技量が未熟すぎる事と、原作に対するリスペクトが無いから、とてもじゃないが原作の魅力を漫画として昇華できていない。
とにかく「この人の個性」と評価するには、あまりにも線描が雑すぎる。さらにベタやスクリーントーンの使い方が下手なせいで画面全体の白黒のバランスが悪くなっていて、非常に画面が見づらい。
基本的なコマ割りとキャラの配置の仕方、それに伴うカメラ(視点)の動かし方、背景とキャラの明度のバランス、セリフや効果音の書き方に至るまで、漫画としての「魅せ方」というものが分かっていない。
また編集と相談したのか独断なのかも知らないが、D以外のメインキャラのデザインもイマイチ。
特に、小説の表紙や挿絵で描かれる事の多いDの姿形はそのままの流用だから良いとしても、新規デザインとして任されたであろうドリスのキャラデザは最低。最初に読んだ時、街道でドリスと出会うシーンでは、「え?誰これ?いきなりラミーカが出てきた?」と思ったほどw。いくら鞭を使うとは言え、ドリスは「美人だけど純朴な田舎娘」であって、SMの女王様じゃないんだからさあ(この点に関しては原作の挿絵もイマイチw)。麗銀星もただの「ロン毛の美青年」というだけのデザインで、原作にあった、つかみ所の無い飄々とした不気味さがまったく出ていない。
とにかく「吸血鬼ハンターD」シリーズは長く続いていて、すでにキャライメージや世界観が完成されている作品。それだけに濃い原作ファンも多い。そんなファンの期待を裏切らないように、最低でも「妖殺行」を原作に製作されたアニメ版くらいはがんばって欲しかった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-01-05 19:25:25] [修正:2008-01-05 19:25:25] [このレビューのURL]
2点 覚悟のススメ
<1巻のみの評価>
いわゆる「変身ヒーロー」ものだが、好き嫌いがはっきり分かれる作品である事は間違いない。
「シグルイ」にハマった私も、これは無理w。
確かに他には無い独特なテンションや熱意のようなものは感じるが、あまりにも絵柄やノリがB級的と言うかカルト的と言うか…。ギャグなのかシリアスなのかもさっぱり分からない敵のキャラデザや世界観に戸惑わされる。
絵柄が劇画調という事もあってか、出てくる敵キャラは明らかにギャグ路線なんだけど、主人公が思いっきりシリアスにヒーローを演じているせいで、主人公の存在自体もギャグになっている、しかし「本質的にはギャグではない」という、実に奇矯なアクション漫画。
作者の初期作品だけあって作画が未熟な事に加え、内容が内容だけに、「ブリーチ」や「ナルト」のように真っ当な少年向けバトル漫画を読むような感覚では読めない。
正統嫌いな人や、既存の漫画に慣れ切っている人が斜めに読んで楽しむという作品だろう。これを好きな人は、映画などでも「スターウォーズ」より「スペース・ボール」といったB級作品を好んで観るタイプだと思う(笑)。
何にせよ、間違っても万人にはお奨め出来ないので、バランス調整のためにもこの点で。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-12-31 14:51:20] [修正:2007-12-31 14:51:20] [このレビューのURL]