「」さんのページ
6点 アンラッキーヤングメン
舞台は概ね60年代末から70年代初頭の日本。
当時起きた様々な事件がてんこ盛り。
藤原氏の良い意味で昭和チックな絵柄が見事にマッチしている。
よくよく考えてみると凄い事件だらけだよなあ。
まさに動乱の時代。
TやらMやら実在の人物を想起させる描写もなかなか興味深い。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-28 11:10:58] [修正:2011-03-28 11:12:13] [このレビューのURL]
10点 ドラゴンボール
パワーインフレだとか、死んだ人が生き返りすぎだとか、色々批判はあるようだけど、単純に、すごいのが常にラスボス。
本来ピッコロで終わるはずだったのに、引き伸ばし引き伸ばし。
ラディッツ、べジータ、フリーザ、人造人間、セル、ブウなどの敵たち。
その全てが次元を超えたラスボス。
ワンピとか色々バトルマンガが話題になっている中で、常にラスボスと勝負しているマンガがあるだろうか。どこで終わってもいい。でも世の中が終わらせてくれなかったマンガなのだと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-27 20:39:10] [修正:2011-03-27 20:39:10] [このレビューのURL]
6点 弱虫ペダル
確かに熱い!
確かに面白い!
でもなんかすごい既視感!
over driveやシャカリキとあまり変わらない「熱さ」がそこにはあります。
嫌いではないですが、ロードレース漫画としての新しさがない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-27 16:24:50] [修正:2011-03-27 16:24:50] [このレビューのURL]
見せ方が非常に良い。絵が上手で、構成・構図がとても自然だ。
漫画を読んでから原作小説を読んだが、コミカライズによく見られる説明不足や改悪がほとんど無いと感じた。
それどころか、原作では明らかにしつつ進めている箇所を適度にぼかしており、それ故に初見では意味が通じづらい箇所もあるが、私的にはそこが良い伏線と化していた。
例えば、初対面時に主人公が気付く太ももの異変を原作では「痣」と明記されているが、漫画ではぼかされている。
読後感はじんわりしたものが胸に残る。この作品はフィクションであるが、今この瞬間どこで起きていてもおかしくない現実でもある。甘いだけの弾は自分の傷は紛らわせても、結局は世界においては無力なのだと。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-27 00:28:21] [修正:2011-03-27 00:34:29] [このレビューのURL]
9点 カジテツ王子
馬鹿でエロくて阿呆な漫画なこの作品はに25才の時に出会いました。
たぶん中高生にはたまらん漫画でしょうね! 姉ちゃんとかチエコとか(笑)
タイムマシンがあるなら、特に7巻〜9巻を19才の頃の自分に読ませたい。
専門卒で特に就活もせずに、研修生から今の職業に就いた自分には、50社受けて全て落ちるというような苦しみは分からないけど、周りには奮闘している友達や先輩がおったし・・。
どうも人事と言うか、漫画事とは思えなかった。
物事を難しく考える主人公の辰也って、面倒くさいけど人間臭さを感じます。
上手く言葉にできんけど、最終巻読み終わった時、寂しかったけど何か力を貰った気がします。
今でも読み返しますし、好きな漫画です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-26 23:57:09] [修正:2011-03-26 23:57:09] [このレビューのURL]
6点 ONE PIECE
事実から言えば途中までは繰り返し読んでいました。しかしそれは長いので途中から繰り返し読まざるを得ないという、受動的な理由です。
また、連載当初は雑誌で読んでいました。その頃は、面白いけどこれが一番、というほど突出している印象はありませんでした。
で、すごい部数の単行本が売れているというので、久しぶりにコミックスでなく雑誌で読んでみました。結果、「相対的にクオリティが突出している」と感じました。ジャンプそのものに連載開始頃の勢いが感じられない中でがんばっている作品だと思います。ジャンプならこれくらいの作品がひしめき合っていなくちゃ、と思ってしまうのは年喰ったせいですかね。
7点としたいところですが、長い上に長い作品にありがちな雑な大ゴマ乱発みたいな手抜き感があまりないのが逆に災いして、ちょっと期間を置いてしまうと読むのに気力がいるので、−1点で6点としておきます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-26 12:59:02] [修正:2011-03-26 12:59:02] [このレビューのURL]
7点 鉄風
連載中の作品なので7点を最高点とします。
久々に夢中になって読み返す作品に出会えた。
何がそこまで自分の琴線に触れるのかと考えてみたら、答えは明確だった。
とてつもなく主人公が好きなのだ。
この主人公は陰と陽が交じり合う対極図のような性格をしている。
人に認められながら不幸せ。
傲岸で寂しがり屋。
才能溢れた努力好き。
サドでマゾ。
とある登場人物が主人公を表現した「性格が歪んでいるけど、根がお嬢様」が正に言いえて妙だ。
女子格闘技という世界で主人公がどこに着地するのか、続きが楽しみで仕方がない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-24 23:55:44] [修正:2011-03-24 23:55:44] [このレビューのURL]
10点 め組の大吾
自分が知っている限りで、唯一の消防漫画にして名作。
今までまったくと言って良いほど、スポットの当たらなかった消防漫画。
そんな消防漫画が本当に面白いの??と読む前に不安にさしてしまうだろう。
だが曽田正人と言う男はそれを面白い漫画にしてしまう。
災害現場の中でこそ煌めく天性の才能を発揮する主人公を描いている。
消防とレスキュー隊と言う過酷な仕事、そんな災害現場で活躍する英雄の物語は、無駄の無い素晴らしい作品になっている。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-23 22:37:31] [修正:2011-03-23 22:37:31] [このレビューのURL]
8点 新世紀エヴァンゲリオン
貞本エヴァと呼ばれているこの漫画。
ストーリー自体はアニメとあまり変わりませんが、使徒の数が少なかったりと改変されている所が何個かあります。
アニメに忠実な内容を求めているのであればあまりオススメ出来ませんが、個人的には中々いい改変具合だと思います。
中でも7巻の加持さんの話は面白い。話聞いてるシンジの投げやり感もよかった。
しかし1巻は展開も面白味が無く、初見にはつらいと思います。
9、10点つけたい所ですが、これがマイナスポイント。
初見の方は1巻で諦めず、頑張って2、3巻まで一気に読んだ方がいいかと。
あと、刊行ペースが・・・
貞本先生、適当な休載理由とかいいですから、もう少し頑張ってください・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-23 19:54:47] [修正:2011-03-23 19:54:47] [このレビューのURL]
9点 嘘喰い
「ギャンブル漫画」と言うジャンルに捕らわれないギャンブル漫画だと思います。裏社会において、ギャンブルで勝ったからと言って、それを力づくでうやむやにされないとは限らない。そういう前提が根本にあり、なので自然とバトル描写も盛り込まれるようになります。しかしバトルと言っても、少年漫画でよくある技名を叫びながら超能力を繰り出すような物ではないため、違和感なくマッチしていると私は思います。
またこの漫画でなにより注目してほしいのは、その構成の無駄のなさと読み返して気づく伏線です。「この作者は思いつきで話を進めず、ちゃんと前前から先の展開まで考えて漫画を描いているんだな」と言うのをとてもはっきり感じられる作品だと思います。
絵や話作りが急激に成長しだすのは4巻あたりからなので、出来ればそこから先を見てから面白いか判断してほしい作品ですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-23 12:39:35] [修正:2011-03-23 12:39:35] [このレビューのURL]