「」さんのページ

総レビュー数: レビュー(全て表示) 最終投稿: まだ投稿されていません。

5点 ONE PIECE

私も若い友人にすすめられて読みました。
中学生の娘が熱中して読んでます。
メディアミックスで大人気なのもわかります。
が、、、、、長い・・・。しかも同じパターンの連続で。

チョイチョイいい話もあると思うし、発想の斬新さと世界観とスケールの大きさにも敬服しますが、【長すぎる】に尽きます。こんなに長くする必要あるの?
それと、テーマが「海賊」なのになぜ地上戦ばかり?これもかなりな?です。

画が苦手なのを除いても、中学生くらいまでに出会っていれば文句なく10点の名作だったかとも思いますが、齢を重ねた40前での出会いでは遅すぎた?

残念ながら2度目の読み返す気力(興味)なし。
コアなファンの方々、にわか読者の感想でスイマセン。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-10 22:56:42] [修正:2011-03-10 22:56:42] [このレビューのURL]

こちらのサイトで見つけることができた良作。
影絵のような独特な絵柄。
映画のワンカットのようなコマ割。
かっこいいガンアクション。
皮肉っぽい言い回し。
恐竜によるとんでも歴史。

打ち切りが悔やまれる作品です。
 






ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-01 20:36:58] [修正:2011-03-10 20:23:40] [このレビューのURL]

現代歌舞伎を題材にした作品。
諸事情の多い業界だけに漫画にするのもかなり難しかっただろうに。

ちゃんとマンガとして面白い作品に仕上げてある辺りはさすが。
たなか氏の力量には素直に脱帽。

中盤から後半にかけては「鬼気迫る」という言葉がピッタリ。
それ故、ラストの尻切れトンボ感はやはり惜しまれる。

あまり知らない業界の話なので良い勉強にもなった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-10 09:19:58] [修正:2011-03-10 10:18:34] [このレビューのURL]

短編集ですが、コマ割やモノローグの配置がとても上手で読みやすい上に、一作あたりのページ数が80-100Pあるのでどの話も強く印象に残りました。

「葦の穂綿」
普通の少女漫画ならごくありきたりなボーイミーツガールなラブコメに行きそうな導入に対し、明かされる彼の過去の重さ。その落差が凄いです。
決して結ばれない、報われない恋。ハッピーエンドなのかそうでないのか、胸が締め付けられる様なラストは少女漫画特有の感覚に思いました。

「半夏生」
タイトルや写真展の内容、またラストのモノローグといった伏線が利いていて好きな作品。
年上の女カメラマンと女装少年の禁断の恋、というのはどちらかといえば漫画チックな設定ですが、こちらは二人の再会のエピローグまでを描き切りハッピーエンドで締めている処がたまらなく良いです。

「冬霞」
児童虐待のトラウマが描かれます。
幼き双子と「おにいさん」の逃亡劇。
親に虐待されて生きてきた双子は連れ出された彼によって初めて愛情を与えられます。
なぜ家に押し入ったのか、なぜ双子を連れ出したのか、などの謎めいた彼の言動の真相には心打たれました。

3作のどの題材も読み切りとしてここまで高い完成度で話をまとめられる方はそうそういないのではないでしょうか。
オススメです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-09 23:56:42] [修正:2011-03-09 23:56:42] [このレビューのURL]

この漫画の影響で何度となく沖縄に行くようになったので高評価。
素直に面白い。読むとやはり島に行きたくなる。

基本的にはほのぼのとした話が多いが、
沖縄ならではのネガティブネタも普通に描かれている。
太平洋戦争絡みの話とか。

全てをひっくるめたのが沖縄の日常ということになるのだろう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-06 14:06:56] [修正:2011-03-06 14:06:56] [このレビューのURL]

これまで読んだ短編集の中でも本作は上位に入ります。F先生の鋭い先見性と観察眼、アイロニーが盛り込まれほのぼのとしたタッチも作品のテーマをシンプルに浮き彫りにしています。当時から鋭い切り口を持ったSF作品は手塚治虫を始め数多く存在しますが、わかり易さと時代を越えた普遍性では随一だと思います。特に倫理観を扱った作品が好きです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-11-09 12:58:46] [修正:2011-03-03 01:16:16] [このレビューのURL]

この作品は素晴らしい。泣けます。

特に前半は名作揃い。
ガロア、アーベルの話なんか涙なしでは読めません。
あと円谷の遺書を全部載せられた日にゃあ、
もう泣くしかないですがな。

後半あたりから微妙に「栄光なき」ではないような作品もあるが
それもまた一興。面白いから問題なし。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-01 21:29:41] [修正:2011-03-01 21:29:41] [このレビューのURL]

 普通に面白いマンガだと思います。久しぶりに読んだら一気読みしてしまいました。ただし、残念な事に発刊ペースが遅く、読みたいタイミングで新刊が出なさすぎ。そのためここ何巻か読まないでいた経緯があるので、−1点で7点としておきます。
 性格がアニメと違うカヲル君はマンガとアニメではツンかデレかの違いがあるだけで、作中の役目的には同じ役目を果たしていると思います。
 また、アニメはいろいろな意味で、あの難解さが魅力だったと思いますがマンガのほうは、じーっくり作り込んでいる上に活字がある分、わかりやすいです。どっちが、とはいえませんが個人的には順番通りアニメでガツンとやられてマンガを見ることができて良かったかな、と思います。点数はアニメのガツンとやられた部分は差し引いてあります。

 
 
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-01 21:08:01] [修正:2011-03-01 21:08:01] [このレビューのURL]

ついに完結した本作。医療漫画系じゃおそらく最高傑作だと
思います。
医療関係の知識を入れながら、高い画力、個性あるキャラ
、迫力ある演出、見せ場、印象深いセリフなど、漫画として魅せることに成功。そして話の質がこれだけ
長期なのにほとんど下がらなかったなど稀有な作品かと。

大きなテーマとしては教授選の動向がありますが、
当初は、主人公の天才朝田、改革者加藤が物語の中心で、日本医療を腐ったとも表現しつつ、その問題点を暴き改革を訴える
という内容でした。

途中から凡人代表の医者として霧島、現体制保持者の野口が
その位置を大きくして、アメリカナイズ的な医療改革の問題点
などを反論。改革という言葉は具体的ではなく単語止まり
となって、教授選動向そのものがテーマになり、それを巡る駆け引きや心理描写に重きを置きました。

その作風の変遷には、作者の主張が朝田、加藤的から霧島的になったのではないか、日本医療の良さを再評価、+αくらいが必要という考えになったのでは、と思ったりしました(結局は読者にどう判断するのかは委ねる形になりましたが)。そのせいもあって、日本医療を擁護するキャラが後半は恩恵を受けて、特に霧島は前半と別人レベルになってしまった感じは短所でしょうね。ミキの妄想と片付けられるレベルか厳しいですし、作中でもノータッチでした
から。

しかし、全体としては「日本医療を巡る様々な人間の群像劇」として纏まったと思います。変遷は感じつつも最後の最後まで
毎回読み応えがあった作品は珍しいです。こういう漫画が最近は
少ないので終わったのが残念に思います。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-28 03:31:51] [修正:2011-02-28 03:34:55] [このレビューのURL]

「料理は勝負!」 「勝つためには容赦しないぜ!」
初期の美味しんぼとかクッキングパパとかとは対極にある料理漫画。
ミスター味っ子ぐらいからバトル形式の料理漫画が増え始めましたが、これはその最たるもの。

「そんなに勝ちたいのか? ケンカを売り歩くのがお前の料理か?」 「そうだ!」
食べた人を喜ばせる料理なんてものには見向きもせず、相手に勝つためだけの料理、もっと言えば
相手を負けさせるためだけの料理なんてものも平気で作ります。
相手の料理をマズく感じさせるための料理だとか、審査員の舌や人格までも破壊する料理だとか。
そんな主人公・ジャンのキャラの濃さが特徴的ですが、彼は悪意の塊のような存在かと思いきや、
素直でかわいいところもあったりして、何だか憎めないキャラだったりします。
ジャンよりもっと憎たらしいキャラが大勢出てくるのもそう感じる一因かもしれません。

ゲテモノ漫画と評されていることに個人的にはちょっとビックリです。
まあそのインパクトは確かに大きいと思いますが、全27巻、3桁に達するであろう登場料理の中で、
ゲテモノと言えるのはほんの一部なのに。
常任の料理監修の人が相当厳しかったらしく、また取材協力として常に多数のホテルや料理店の名が
挙がっていることもあってか、出てくる料理自体は基本的にまともです。
ただジャンの調理方法やその描写の仕方がかなりグロかったり異質だったりするので、
そこで合わない人が出てくるのかもしれません。

まあそんなこんなで料理があまり旨そうに見えません。
もっと正確に表現すると、実際に食べてみれば凄く旨いんでしょうけど、意表を突くような料理が多く、
作り方が複雑・高度すぎて味が想像できないんですね。
だから実食のシーンでも(食欲的に)何かいま一つ盛り上がってこないです。
でもバトルが面白いのでついつい読み進めてしまう、変な料理漫画です。

続編「R」ではジャンが真っ当な料理しか作らなくなってしまっているので、
こちらの方が読んでいて楽しいですね。
ちなみにコミックスおまけページの料理レシピは簡単に作れるものが多くてなかなか良いです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-28 01:24:49] [修正:2011-02-28 01:24:49] [このレビューのURL]

点数別のレビュー表示

月別のレビュー表示