「」さんのページ
とにかく絵がきれい。可愛い。
内容はないに等しいですが、それを補って余りあるほど。
登場する女の子はみんなかわいいんですが、その中でもさらにかわいい表情をみせるときがあって、それがすごくいい。
本誌で連載中も大丈夫かってほどエロかったのに、怒涛の単行本修正。
矢吹先生の情熱には度肝を抜かれました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-07-10 17:34:48] [修正:2011-02-10 22:44:28] [このレビューのURL]
5点 プラネテス
私にはこの作品の良さがイマイチわからなかった。
一言で言えば退屈。
面白いと聞いていたので、読み終わった後の「あれ?こんなもんなの?」感がすごかった。
平凡な日常を描くでもなく、大きな見せ場があるわけでもなく。
いや、見せ場はあったけど、とくにグッとくるものは感じなかった。
成熟した大人の人が好きそう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-11-14 12:01:39] [修正:2011-02-10 22:05:51] [このレビューのURL]
7点 バジリスク-甲賀忍法帖
十対十の忍者戦争。
5巻という少ない巻数だけど、内容が濃く、とてもよく収まっている。
起承転結がはっきりしていて読みやすかった。
ポロリもあるよ!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-11-14 11:50:04] [修正:2011-02-10 22:04:14] [このレビューのURL]
3点 黒執事
腐女子が好きそうな印象。
同人誌の的なテンションがどうにも苦手だ。
作風が変わった後のD.gray-manになんか似ている。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-05-21 12:15:18] [修正:2011-02-10 20:24:51] [このレビューのURL]
「天才を描く」曽田正人の作品の中でも、すばるはまた毛色が違う感じ。
この作品は正に、圧倒的なすばるの才能だけで成立しているように思えます。
そもそもすばるというキャラは主人公向きではないんですよね。
人物的にはあまり魅力的とは言い難いです。
だからこそ、踊っているときのすばるの狂気を孕んだ魅力、それが見事なまでに際立ちます。
そしてその天賦の才能を余すところなく描写している作者の卓越した表現力。
絵が上手いとは素直に言い難いですが、これだけの凄みを見せ付けられると、ラフ画のように飛び交う
線の一本一本にも技巧に勝る何か強い力が込められていると思わざるを得ません。
ただ、前作「昴」と今作「MOON」とでは全く違った印象の作品になっているように感じました。
前作でのすばるは、何と言うか、非常に「危うい」存在。
読んでいて、ナイフで鉛筆を極限まで削るような感覚。
削るほどにどんどん尖っていきます。 折れやすさと引き換えに。
いつかどこかで折れそうな研ぎ澄まされた危うさを内に秘め、だからこそすばるはあんなにも輝きます。
対して今作でのすばるは、天才としてのエキセントリックさを前面に押し出してはいますが、
根底にあるのは、すばる自身の「力強さ」。
自分を強く持ち、どこまでも自己を強く表現していて、それが輝きにつながっています。
すばるが自分で語っていたように、「バレエに対する畏れを失ったこと」が印象の差異の一因に
なっているのかもしれません。
前作でのすばるは、孤高。 高みを目指そうとすればするほど孤独になっていく宿命。
今作でのすばるにそれが感じられないのは、ニコというパートナーを手に入れたからか。
それだけではないような気がするんだけどなあ。
願わくば、前作「昴」と今作「MOON」との間の時間も読んでみたいところではあります。
まさかアレックスとのロマンスだけでそれほど変わってしまったわけでもあるまいに。
考えてみると、わざわざタイトルを変更したことにも大きな意味が込められているのでしょう。
他の星よりも一際明るく輝く「昴」から、さらにもっと明るく、もっと妖しく、もっと美しく輝く「月」へ。
複数の星が寄り添うようにして輝く「昴」から、夜空に圧倒的に君臨する「月」へ。
それでも人々を明るく照らす「太陽」にはなり得ないところがすばるらしいのかもしれないですが。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-10 00:48:37] [修正:2011-02-10 00:51:08] [このレビューのURL]
9点 沈夫人の料理人
本当においしい中華料理には、和食や洋食とは違う、不思議な感動がある気がする。つくり手によって味に大きく差がでてしまうからか、料理そのものの感動+つくり手の技量への尊敬のような、敬虔な感情が心に湧き起こる。…(私だけ?) おそらく、劉家の料理人である李三の作る料理も、そんな味がするのだろう。「あれだけ」食事が好きな奥様を、毎回感動させているのだから。
李三の「料理」という職能と、奥様の「美しさ」という職能を、心の底で「互いに認め合っている」ことは、読者には分かる。職能で結ばれた関係はとても強く健全である。その上でのSMは、強固な関係を前提にした「遊び」なのだから、コメディーにしかならない。で、その「遊び」が抜群におもしろいのがこのマンガである。
絵も丁寧に描かれていて良い。服や小物、背景も明代中国っぽくていい感じである。料理工程も思わず全部読んでしまうほど、ポイントを押さえて描かれている。表紙の塗り方が、なんだか諸星大二郎っぽくて大変よろしい。買って損は無いマンガだと思う。
しかし、奥様はこんな生活を送っていて、自分が嫌いにならないのか、とは少し思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-08 23:21:53] [修正:2011-02-08 23:21:53] [このレビューのURL]
9点 ぼくらの
この作品は、鬱になるとか言われていますが、作者の伝えたい思いがとてもたくさん詰められていていい作品だと思います。ただ子供が死んでいくので少し抵抗のある人はいると思いますが。人が生きる意味を考える上でとても面白い作品になっているので、そこを意識して読んでほしいと思います。
作者の伝えたい事を受けて、そこから考察していくことで自分なりの答えを出していけばとても楽しむことのできる作品だと思います。
個人的には、マコのお母さんがかっこよくて好きです。感動できる話なのでぜひ読んでみてください。
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[投稿:2011-02-08 14:51:40] [修正:2011-02-08 14:51:40] [このレビューのURL]
9点 JIN -仁-
現代医学をもって幕末にタイムスリップという
着眼点が非常に面白い。
時代考証は言うに及ばず、方言のリアリズムに至るまで
きめ細やかな描写はさすが村上氏といったところか。
ラストはちょっと綺麗すぎる感もあるが
まあお見事です。名作ですな。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-14 10:34:50] [修正:2011-02-06 21:23:45] [このレビューのURL]
10点 トーマの心臓
24年組の作家たちが取り上げた「少年愛」という題材。この作品も代表的なひとつ。
ギムナジウムという独特の狭いシチュエーションを生かし、4人の少年たちの複雑な人間関係が描かれている。
話の軸になっているユリスモールの心理描写は複雑で繊細。
トーマからの手紙、ユーリの過去、交差するそれぞれの思いは読者を引き込んで離さない。
物語の題材は決して描きやすいものでは無いと感じるのだが、あまり長くない話数、加えて週刊連載という状況で作者なりの結論を出したということに驚嘆する。
今日の市場に氾濫する、多くの節操のない同性愛を扱った漫画と一緒にされてしまうと残念である。
確かに今の流れの礎を築いたとも言えるのかもしれないが、精神面に重きが置かれ、よく練られた話であり味わい深いと思う。
先入観をあまり持たず、まずは一度読んでみてほしい。
読み終わったあとには後日談の『湖畔にて』も是非目を通していただきたい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-09-14 20:37:38] [修正:2011-02-06 20:22:37] [このレビューのURL]
3点 テルマエ・ロマエ
言われてみれば面白いような気もするが、読んでみるとやっぱり大して面白くない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-04 17:58:01] [修正:2011-02-04 17:58:01] [このレビューのURL]