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6点 ONE PIECE

これまで数々の作品を読んできたからか
客観的に読んでしまいがちなのだが…
まあそうなるよね、と思うところが多いし、
これどっかであったな、と思うところも…
火の鳥からドラゴンボールに至るまで、
日本の漫画の歴史あっての作品だと思う

初めてガチの少年漫画を読むような中高生や20代から40代の女性
こういった層を中心に爆発的に人気になる理由はわかる
が、同じ系統の作品では『ダイの大冒険』の方が圧倒的に面白い
と個人的に思う

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-21 19:32:55] [修正:2011-02-21 19:53:56] [このレビューのURL]

スポーツ漫画として読めば、そこまで面白いとは思えないかもしれない。しかし、少し見方を変えてギャグ漫画として読めば、至高の名作といっても過言ではない。

一人ダブルス、108式波動球、けじめたい!、向こうに入らんかー!、磔ごめん、トング食い、越前と跡部のダブルノックアウト、サムライドライブ、と数えたらきりがないほどのお笑い要素が所々に散りばめられていて、その面白さはとどまることを知らない。

さらにアニメでは手塚が恐竜を絶滅に追いやり、ミュージカルではニコニコ動画でミリオン達成という、言わばギャグ三冠王と言うべき作品でもある。

最終回で意味不明な歌詞が突然流れ出す漫画が今まであっただろうか。そしてそれがJASRAC申請中というのだから、腹筋が崩壊するのも時間の問題である。

バクマンで言うところの「シリアスな笑い」、これを現実世界で最も上手く実現させた漫画がテニプリであると私は考える。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-21 19:10:01] [修正:2011-02-21 19:10:01] [このレビューのURL]

8点 H2

 個人的にスゴイと思うのは、これで実は十分書き分けできているんですよね。
 主人公顔、っていうのが基本的に同じだから他作品まで混ぜるとわけわかんなくなるだけで。
 作中では、比呂や英雄、ひかりや春華を他のキャラクターと見間違えるなんてことはただの一度もなかったですし。
 描き慣れている顔だからか、やはりそこはベテランの技巧か。
 一見淡白でありながらキャラクター達の心理が即座に伝わってくるのは巧い、と思わせるには十分。

 野球部分もこれがまた面白い。サッカーなどに比べ、打順などが存在する分、野球のほうがカットする場面と描写する場面の取捨選択が重要視されるだろうが、今作では、短くまとまっていながらも展開を過不足なく描写できている点がまたスゴイ。
 チームメイト全員は無理なのは仕方ないとして、半数程度は持ち味をしっかり持っていたし。

 それぞれの思いが交錯する後半は、胸が疼いて仕方がない。まるで青春時代に戻ってしまったかのようだった。
 ……あきらかに蚊帳の外の人いたけど……。

 タッチやみゆきを読んで、好きだった方は安定して楽しめると思う。
 絵柄は同じだが、内容まで同じなわけではないのでそこんとこよろしくです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-21 14:33:32] [修正:2011-02-21 14:33:32] [このレビューのURL]

 この作品が終わった時。私は面白いことが永遠に続くわけではないのだと知った。
 それは誰しもが、どこかで何かで感じることだと思う。例えば2時間のアニメ映画かも知れない。または遠足や旅行だったりするかも知れない。
 私にその哀愁を教えたのは間違いなく、この作品の最終回だった。

 立場も性格も異なり、敵だった者たちが集い友情を育み、気付けば互いに命を掛け合う仲になる。彼らの互いを思う気持ちは、それぞれの吹き出しの中にしっかりと詰まっている。大きな戦いの最中に描かれる日常は、過酷な戦闘の中で清涼剤としての役割を果たしていた。
 少年漫画に大きな変革を齎した作品のひとつだろう。悪役の心理を描き読者に彼らへの共感を与える、ということがそもそも当時の少年漫画においては邪道であったように思う。
 勝敗も一辺倒ではなく、決着は意外性を忘れない。能力バトルも描いており、その中で強力な力を持つ主人公達が脆弱な悪役に振り回されるという構成は非常に印象的だった。

 個人的には最も終わって欲しくなかった作品だが、現在の全19巻が最も美しい形であるようにも思える。
 そんな相反する感情を抱かせるとは何とも罪作りな奴である。

 好きなキャラクター。飛影と骸。後、蛍子ちゃんのお尻あたりに「てんで性悪キューピッド」の匂いがあって素敵。
 好きな話。戸愚呂編と仙水編は甲乙つけ難い。最終編も賛否分かれるでしょうが、個人的には賞賛してる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-21 11:40:20] [修正:2011-02-21 11:40:23] [このレビューのURL]

思い出補正を入れたら10点の作品。

元々ギャグ漫画だったため、他のバトル漫画ほど緊張感を持って読む必要はなく、少し肩の力を抜いて読んだ方がいいかもしれない。

バトル漫画という視点で見ると、悟空や悟飯、ベジータ、ピッコロなどのキャラの間に、戦闘力による差はあっても、他の漫画ほど能力的な差はない。それでもこれだけ各々のキャラを特徴的、そして魅力的に思えるのは、ひとえに鳥山明の才能だろう。

話の構成としては、基本的には強い奴が出てきて、修行してそいつを倒すという、単調な繰り返しではあるが、テンポの速さとバトルでのスピード感、爽快感が相まって見ていて飽きることがない。

またかめはめ波に始まり、舞空術、スーパーサイヤ人への変身、元気玉、瞬間移動、フュージョンなど、ありがちな設定かもしれないが、ここまで少年の夢をふんだんに取り入れた漫画も珍しいのではないだろうか。セルやフリーザ、魔人ブウが変身や吸収で次第に強くなっていくのもRPGのラスボスを彷彿させる。

しかし、悟空たちは正義のために、また地球の平和のために戦っているのではなく、自分のプライドのためや、戦うことが好きだから戦っているわけで、道徳的な観点からは学べることは少ないかもしれない。

ただ、頑張れば、必死に努力すれば、今までの自分を超えられる、成長することが出来る、という大切なことを、自分はこの漫画から学ぶことが出来た。

日本が世界に誇れる漫画の代表といっても過言ではない作品であり、漫画好きな人にもそうでない人にも、一度は読んでもらいたい作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-18 08:24:32] [修正:2011-02-19 12:40:57] [このレビューのURL]

現在のジャンプ・マガジンの連載陣の中で一番好きな作品。

主人公は学校での成績がオールAの超優等生。デスノートの夜神月もこんな感じでテニスしていたのかなと少し思ってしまうほどの分析力や頭の回転の速さを誇る。ただし主人公のエーちゃんは、奴と違ってまじめで優しく、且つ謙虚で、常に努力することを怠らない、非常に好感の持てる主人公だ。
※夜神月が嫌いなわけではありません。むしろ大好きですww


ストーリーは試合や練習中心に進んでいくが、どの試合も違ったパターンで展開されていき、飽きることがない。また重要な試合以外は上手く端折れているため、テンポが良く、スラスラ読むことが出来る。テニスに関してはかなりリアル路線で描写されているが、そういった条件の中で、個々のキャラクターを上手く特徴付け出来ていると思う。

エーちゃんの成長を見守っているだけでも楽しいが、ちょいちょい出てくる恋愛パートも、主人公とヒロインの関係が非常に爽やかなので、素直に応援出来てしまう。


絵はキレイで見やすい感じの部類だが、キレイ系の絵によくある、髪形以外は皆同じ顔というわけではなく、キャラ毎にきちんと顔が描き分けられている。さらに構図の取り方や重要なシーンの見せ方なども、週刊連載が初とは思えないほどの上手さだ。

テニスやっている人はもちろん、リアル路線のスポーツ漫画が好きな方、また主人公の成長描写や心理戦など好きな方にお勧めしたい作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-18 06:15:25] [修正:2011-02-18 06:19:01] [このレビューのURL]

アニメ映画は名作として有名。
映画化された部分は実は第一部完的なもので、まだまだ先
があったという事実だけでも驚きでした。

それが今度は打って変わって、テーマが難解かつ複雑な多勢力の物語になって読み応えはあります。基本欝系の暗い話が
続くのでそこは覚悟が必要ですが。

キャラとしてはアニメでは小物王女だったクシャナがこっちで
大物感の出た人物になっており、これには驚きましたしね。

主人公ナウシカも光を人類に示す、救世主的なアニメの扱いではなく、進む道を示すだけで責任は取らないというキャラに最終的になりますし。その道が非常に厳しいもので、ナウシカの決断含めて彼女を非難することすら可能になるものだという辺りが、この作品
の含蓄に富むところで考えさせられます。

「なんであんなマスク程度で腐海で人が生きられるの?」という
突っ込むだけ無駄そうな話が、ラストの実は伏線だったというのに
一番驚きましたね。

ただ、言われてるように漫画としては、作者がアニメ監督なだけあって、絵は綺麗なのに読み難いです。これで話が暗く難解なのだからそこはなんとかならないのかと思いました。

話もすっきりはしませんし、なんだかんだで色々な点を綺麗に整えたアニメの方が、比較すると漫画より上だったかなという気はします。それでもアニメを視聴した上で、この作品も知名度もっと
高くても良いのにという作品ではありました。

出来ればこっちもアニメ化して数クールで作っても面白い
なと思うのですが、今のジブリの作品傾向とは違うので、難しそう
なのが残念です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-18 04:01:22] [修正:2011-02-18 04:01:22] [このレビューのURL]

7点 Dreams

今回はちょっとイレギュラー的なレビューを。
既刊全巻を持っているわけではないです。

本作は週刊少年マガジンにて「今週は一体何球ボールを投げるのか」が話題になるほどのゆっくりペースで連載開始。
後にマガジンSPECIALに移籍となり、作者の病気などで休載をはさみつつ現在も連載してる長期連載マンガです。
自分が小学生の頃から連載してます…w

現在ではリアル指向の野球漫画も珍しくないですが、科学的な観点から野球を分析し、難解な理論などをネタにした作品として当時は結構新鮮でした。
主人公の久里は茶髪のロン毛、ガムを噛み素行は悪くすぐ怒る。
しかし見た目に反して野球に対しては誰よりも真剣で、人一倍ストイック。その努力によって得た技術は超一流。
そんな久里が「高校球児なのになんだアイツは」と高校野球をまるで神聖化している周囲からの「負の期待」を軽々と打ち破っていく様が痛快。
久里のセリフの数々が一流と凡人の差を如実に表す様なものばかりで、スポーツをやってる方なら「成程」と感じるものもあるのでは。

ずば抜けた才能と技術をもつ久里がチームを引っ張り、相手の弱点を攻略し勝ち抜いてくというのがこの作品のパターンです。
久里が一体どんなアドバイスをしてくるのか、とても楽しみでした。
がしかし、盛り上がりの頂点をすでに予選決勝戦で迎えてしまっています。(甲子園一回戦はまだマシですが…)
決勝で遂に久里が「今の自分の限界」を見せてしまうからです。
限界を超えてしまっては後はインフレあるのみ。
カツオより後は魔球の量産、月刊化による更なるペースダウンなどでどうもイマイチです。

ちなみに、コミックスの他に文庫化もされていますが、予選決勝までしか文庫化されていません。
予選決勝までで読むのを止めるのは正解だと思います。
文庫版がキリ良いとこまで出ているので、この点数はそこまでの点数です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-18 00:00:16] [修正:2011-02-18 00:00:53] [このレビューのURL]

この漫画の最大の長所は主人公のバロン・ゴングが好漢であり、男でも惚れそうな豪放磊落な性格である事。ここが肝ですが、バロン・ゴングはネオ・ヒュームにを圧倒するほどの特別な力があると言う訳では無く己の持てる力や周りの環境を最大限に活かして圧倒的な力を持つネオ・ヒューム相手に打ち勝つ所であり、そこら辺は「ジョジョの奇妙な冒険」1・2部と共通する見せ方が痛快。まさに「死闘」という単語がピッタリと当てはまる。

打ち切りになってしまったのが非常に残念な漫画であります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-05 20:21:24] [修正:2011-02-17 21:59:50] [このレビューのURL]

最初のころは面白かったです。
どんどん不幸になっていく主人公・・・
其れでも直向に借金の一億五千万円の返済を目指す。
趣旨は結構面白かったのですがね・・・。
小ネタも、最初の方は笑えましたが、
最近は意味が解りません・・・。

1話に三つは○が在ります。
○が必要なら載せなければ良いのに・・・。

あと、だんだんハヤテ君が傲慢になってきている気がします。
最初は誰にでもニコニコしていて、素直だったのに・・・
最近は人によって敬語だったり、接し方を変えたり・・・。
あまり直向という感じがしません。

絵も最初の頃の方が可愛かったです。
最近は完全に二頭身・・・。
背景も回を増すごとに薄っぺらになってきています。
(トーンで誤魔化したり・・・。)
コンピューターを使っているのだから
もっとしっかり描いて欲しいです。

しかし、漫画に対する意気込みは伝わってきます。
自分は次回作に期待します。
(今度は本物の恋愛物とかにした方が良いかと・・・)


>編集。

正直、作者に進歩が見られませんでした。
新刊までの評価です。
ストーリーはどんどん意味不明な方向へ進んでいきますし、
ハヤテの頑張りも努力も感じられなくなってしまった。

作者がヒナギクが好きなのは良いが、
正直、キャラへの愛情ではなく、担当声優への愛情に感じる。
漫画家としてソレでは良くない。
恥かしい事を言わせれば、かわいい訳ではないと思う。

何時までも一つの作品だけではなく、
そろそろ別の作品を書いてみては??

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-09-28 17:57:19] [修正:2011-02-16 23:01:28] [このレビューのURL]

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