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4点 ホムンクルス
この人のマンガ好きだったんだけどなぁ。。。
これはちょっと失敗か?
5巻あたりでもう飽きるね。
そしてダラダラと展開遅すぎ。。。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-23 12:29:55] [修正:2011-03-23 12:29:55] [このレビューのURL]
10点 SLAM DUNK
まさに完璧な作品。
キャラ、絵、ストーリー、テンポ、試合描写、ギャグ、セリフに至るまで全てが高水準でけなす所が見つからない。
海南戦までの試合描写についてはそこそこだったが序盤はギャグとヤンキーバトルでバスケにプラスアルファとして楽しめる。
まああえてツッコミ所として挙げるなら、桜木の成長に対しての周囲のリアクションが大きすぎる事と三井の一年の時にはケガとゴリのせいでバスケ辞めたくせに自分では最後まで諦めない男と思い込んでる所ぐらいかな。あと湘北の全試合誰かしらに何らかのトラブルが起こりスタメンがベストコンディションで40分間戦い抜いた事がない。
練習試合綾南戦→三井、宮城出場なし。ゴリ流血により一旦退場
翔陽戦までの予選→桜木5ファウルで全試合退場
翔陽戦→桜木5ファウルで退場、三井スタミナ切れにより交代
海南戦→ゴリ足首捻挫により一旦退場、流川スタミナ切れにより交代
武里戦→桜木遅刻により出場なし、ケガの温存の為ゴリ交代
綾南戦→桜木流血により一旦退場
常誠戦→桜木出番なし
豊玉戦→桜木流れを変える為途中交代、流川目の負傷により一旦退場
山王戦→桜木背中のケガの為一旦退場
まあ他のチームもスタメンで最初から最後まで同じメンツってのはないんだけども、バスケって走りっぱだしこういうものなのかな?
個人的には海南戦が好きだがクオリティの高さとドラマ的にはやはりピークは山王戦。
ゴリ→河田にボコボコにやられるも全国制覇への熱い気持ちとチームへの信頼感など過去話を含め涙を誘う。
宮城→先輩二人に大して叱咤、ダブルチームを1人で突破(得点には至らず)
三井→スタミナ切れによりゾンビと化すがスリーポイント、名言、名場面の連発。
流川→笑う、その後パスを覚え沢北と同格に。
桜木→試合の流れを変える、最後に逆転シュートを決めるなど試合貢献度トップ。
角田→地味な野辺の強さを引き立てる。
安西→桜木にキレる。桜木が倒れるまで異常に気づいていたにも関わらず自己の欲求を満たす為交代させず放置。
補欠→桜木に念を込める。
綾子→桜木を絶望に叩き込む。
晴子→桜木に騙される。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-23 01:53:51] [修正:2011-03-23 01:53:51] [このレビューのURL]
4点 LIAR GAME
一言で言えば漫画をナメてる作品。設定に無理がありすぎる。一億円いきなり家に送られ奪い合えと言われ、どうすればいいかわからず面識もない出所したての天才詐欺師にお願いするヒロイン、報酬も聞かずそれを了承する主人公。ライアーゲーの主催者は100%損をする仕組み。ただの一般人(初老のじじい含む)から一億取り立てるなんてどう考えても無理。ライアーキングを決めたいとか言ってあれだけの資金力があるなら人選をもっと選べるしそもそも人集めにあんな手段は取らない。一億送られた全員警察に届けて終わり。身寄りのない奴は使い込む可能性すらある。明らかにカイジのパクリのこの作品、カイジみたいにしたいならもう少し流れを自然に出来ないのか?カイジのエスポワールへの挑戦はカイジ側にも船側にもしっかりとメリットがあり戦う理由がある。ライアーゲームにはそれがない。結果に至る過程の作りが甘すぎる故に現実感が皆無。漫画だからと言って何をやってもいい訳ではない。あとヒロインが毎回必勝法を見つけたとウザイ上に主人公含みキャラが薄すぎてゲーム以外何の印象にも残らない。幼稚な作品ではあるが大分目を瞑れば読めない作品ではないのでこの点数。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-22 23:58:29] [修正:2011-03-22 23:58:29] [このレビューのURL]
9点 HOTEL
何のひねりもない、ホテルを中心とした人間を描いた漫画。
それがここまで面白い。
「ホスピタリティ」という言葉を突きつめ、具現化させたようなホテルの中でよくいそうな人物が起こす数々の話。
人間を描いた漫画でこれを超えるのは無いんじゃないか、とまで思いました。
まだ読んだことが無い漫画があるから10点は出さない、という信念を崩しそうになりました。
ただ、やっぱり絵が昔の絵なので、最近の漫画しか読んだことが無い人はなんだこれ、古っ、と思って放り投げてしまうかもしれません。
もったいないことです。見かけたらとりあえず手にとってみることをお勧めします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-22 23:26:28] [修正:2011-03-22 23:26:28] [このレビューのURL]
8点 ダイヤのA
こんなスポコン読みたかった・・・!
これに尽きる。
今までの現実味のまったく無いスポコンとは打って変わって、主人公の高校が強豪校という、今までにあまり見たことない設定。
また、主人公が特別強いということは全然ないです。
しかし、必要な存在ではあるのです。
こういう主人公の立ち位置がまたいいです。
メンバーもそれぞれキャラが立っていて、好きです。
そして、画力が素晴らしい。
躍動感があります。
ボールが実際に動いているように見えます(言い過ぎ)。
本当にありそうな試合展開。リアルなんです。
今までのリアリティのないスポコンに飽きたという人にお勧めします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-22 14:52:08] [修正:2011-03-22 14:52:57] [このレビューのURL]
7点 愛しのアイリーン
愛という言葉を借りて、人間のダークサイドを描き出した欲望丸出し漫画。
もうなんかね、とりあえず汚い。えげつない。勢いだけ。
読んでいてとにかく疲れる。心地悪い。
しかし、読み続けてしまう。のめり込んでしまう。
これが、新井英樹の力。もはや麻薬。計算というよりは暴走で描かれた故の愛おしさ。
不必要な性描写は、同人誌か、と思えるほど。
しかも、キャラクターがみんな不細工なのは新井作品の共通点。
かわいい萌えキャラなんて描いているけど、鏡を見てみなよ、現実のお前の顔なんて所詮こんなもんだよ、と言わんがばかり。
汚さを描き続けることで、かえって、その中に光る「愛」の美しさが強調されるというコントラストの妙。
岩男の人生を誰が否定できるというのだろう?
20年後、自分が岩男になっていないという保証がどこにあるのだろう?
本当は決して笑えない内容なのだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-21 20:30:02] [修正:2011-03-21 20:30:02] [このレビューのURL]
7点 荒川アンダーザブリッジ
こういうギャグ漫画大好き!です。
ツッコミ方は王道です。ボケもかなり基本的。
それでも面白い。
何故なら、この作者にはセンスがあるからです。
まだ二十歳になっていないらしいですね、この作者。
凄いですね。
なかなか面白いギャグ漫画だと僕は思います。
まだまだ期待できそうなので、7点にしておきます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-21 10:14:25] [修正:2011-03-21 10:14:25] [このレビューのURL]
7点 天然コケッコー
はじめてくらもちさんの漫画を読んだのですが、最初は
「のどかな村での初恋話かね?」となんとなく読み始めたら・・・
2巻目からもう熱中して読んでしまいました。
よく評されるように実験的な表現も面白いとは思いましたが、
ほんとリアル感がありすぎてビックリしました。
そうそう中学生の時って恋愛一色じゃない。
父親をうとましく思う気持ち、友人の性格や行動や自分との
関係が気になってたまらなくなったりしたした!
中学生だった自分までパーーっと思い出されてしまい、感動
しました。
それにしてもそよちゃんの恋愛に対してのドーンとした構え方は
お母さんそっくりですね。二人とも相手のあの行動を知っている
のにジタバタしたいのには(そよちゃんは多少問い詰めたけど
結局は「ま、自分が今一番そばにいるのだし」としてたし)
親子だなぁと。
大沢くんは結局浮気してるのかしてないのかハッキリとは
明言されなかったのもよかったです。
物事って分からないことが多いままなのも多々ありますものね。
ラストは急に終わっちゃった感はしないでもなかったけど、
都会の転校生だった彼がハッキリ田舎を選んだってことは大きい
ですよね。(高校生なんだし普通あの状況なら帰ってこないし)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-20 23:29:41] [修正:2011-03-20 23:29:41] [このレビューのURL]
7点 眠れる惑星
他の方が指摘するように、
3巻以降の夢遊病がどうたらとかは不要だった
練り込みは足りねーし、読みづらいせいで筋を追うのに疲れるし
がっ!!しかし
この漫画は素晴らしい
着想の素晴らしさがマイナスポイントを吹き飛ばす(少なくとも私の中では)
ただのエロ漫画と侮ることなかれ
世界の終わりをモチーフにしたSFは数あれど、
作者の着想は間違いなく「新しい」
そして作風(エロ)との相乗効果が素晴らしい
この作品は純然たるSF作品ではまったくないのだから、SFを期待すると間違いなく消化不良だけど
SFをSFたらしめる条件が
「アイデア」と「科学的考証」だとしたら、アイデアのみは間違いなく満点作品
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-20 21:20:49] [修正:2011-03-20 21:20:49] [このレビューのURL]
9点 シグルイ
切られた描写が、大変痛そうなマンガである。見ていると背中がムズ痒くなってくる。必要以上に、読者の「感覚」を刺激しようとする表現である。
登場人物たちの立ち姿はとても美しいが、薄皮一枚剥がせば、臓物という現実があふれ出る。現実とは思想ではなく身体に宿り、理性によってではなく感覚によって規定される。マンガが最も心をくだくべき課題であるように思う。
あと、終盤の伊良子の変化であるが、人が成長するときは、あんな風に突然だと思う。そこはとてもリアルだと思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-01 11:20:24] [修正:2011-03-20 21:09:01] [このレビューのURL]