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これを描いた作者から
何故、どうして、どうやって、
『君に届け』が生まれたのか。
信じられない程の駄作。

抑、主人公にイライラする。
ゆきにここまでこだわる根拠は一体何なのか全く理解できない。
断然赤星でしょ。

展開の底が浅すぎる上、誠実さが感じられない。
好き勝手フラフラして来た奴が「君だけだ」とか言っても
全然ピンと来ないし説得力が無い。

ここまで終始先の読みたくないムカつく漫画は珍しい。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-09 17:57:24] [修正:2010-06-09 17:57:24] [このレビューのURL]

民主主義はもういらない あなたのための全体主義

国民クイズは、国政にあなたの意見を反映させる唯一の手段。
優勝者の望みは国策となり、日本国政府がその威信をかけて叶えさせる。
どんな願いでも構わない。だって勝者は絶対だから。

国民クイズの司会を務めるK井K一は、国民を熱狂させ、支持率98%を誇る、言わば国民的スター。
輝かしいポジションにある彼だが、実はクイズの敗者であり、強制無償労働で司会をさせられていた。
司会をしていないときは拘束着を付けさせられ、独房に収容される日々。
そんな彼の本心は、彼にしかわからない。

この作品がマンネリ化に陥りそうな感じになってきたとき、話が大きく動く。
反国民クイズ体制派が他国と共謀し、革命を企てる。
K井K一の別れた妻、そして残された娘を巻き込んで……。
日本は、国民は、どこに向かって動いていくのか。どこに向かえばいいのか。

とにかく単純明快な作品です。でも扱っているテーマははもの凄く深いです。
ぶっ飛んだ設定。妙なテンション。パワフルで、ストレートで、強烈なメッセージ性。名言たっぷり。
当時(あくまでも90年代初頭)の日本や世界情勢を皮肉った、でも現在にも通用する展開。
打ち切りになってしまったらしく、後半がドタバタで駆け足だったのが残念。
名作になり得ただけに何とももったいないです。
それも含め、人によって評価が大きく分かれるかもしれませんね。
個人的にはこんな時世だからこそ読みたい作品だと思います。 怪作。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-07 21:00:21] [修正:2010-06-07 21:33:00] [このレビューのURL]

デビルマンに影響を受けた漫画家達が自分達のデビルマンを描き集まった。
本人(豪ちゃん)ももちろん参加している。ファンのコレクションと言うにはあまりにも豪華。
デビルマンフリーク江川達也や永井豪の分身ともいえる石川賢、寄生獣はデビルマンがルーツと噂される岩明均、さらには安彦良和、黒田硫黄まで信じられないほどの一流どころが集まった。

これら一流どころが本気で「デビルマン外伝」を描いているという恐るべき「許諾アリ」の二次創作作品集。
どれもファンなら楽しめるが特に岩明均作品は万人が認める大良作。そこまでデビルマンに興味のない人もこれだけは読んでおこう。

また本企画と連動して「デビルマンイラストレーションズ」も発刊されている。
(これも桂正和や小畑健が参加・・・やってくれるゼ)

まとめるならばデビルマン好きの為のデビルマン好きによるデビルマン漫画。
人間讃歌どころかデビルマン讃歌。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-07 03:16:46] [修正:2010-06-07 03:16:46] [このレビューのURL]

本当かどうか分からない料理の豆知識はたくさん学べる漫画
料理のうんちくは面白いのだけども、
それ以上に詰められた左寄のメッセージで胃もたれする

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-06 10:13:29] [修正:2010-06-06 10:13:29] [このレビューのURL]

5点 彼岸島

ハァハァ言ってる漫画

ねえよwww というツッコミを入れながら読むものかな、と

何かあったら丸太を手にとる、そんな教訓が詰まった漫画

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-06 10:10:22] [修正:2010-06-06 10:10:22] [このレビューのURL]

この漫画最近は本当に何がしたいのかよくわからない。同じことの繰り返しで見ているこっちも苛々してしまうときがある。それになぜか主人公を応援するきにはなれない。ジャンプのシステムを暴露してくれるのはジャンプ読者にはありがたいと思うしところどころ面白い所もあるのでもっと少年漫画の「熱」をいれたり要らないエピソードも無かったらもっと面白い漫画になったんだろうなと思い少しもったいないと感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-06 07:05:36] [修正:2010-06-06 07:05:36] [このレビューのURL]

『共感できる狂気』

松本次郎というマンガ家をこのマンガで初めて知ったのですが、随分と驚いた記憶があります。またとんでもない人が出てきたな、と。
こんな感じで驚いたマンガ家さんてこの人以来いないんじゃないか。そう思うくらい稀有な作家性を持っていると思います。

『敵討ち法』という非現実的な設定を使って色んな人間の想いが交錯していく、ある意味SF的な物語なんですが、そこに描かれている人間のほとんどが人間的に欠落している。というか、狂人なんですね簡単に言えば。それがすごい。

だれもが狂っている。それがどれほどすごいことなのか。
まず、誰も公正な視点で物事を語れないわけです。すべての人間の物差しが狂っているから、それぞれが同じ物事を見ても全くちがう感情を持ってしまう。するとマンガを読んでいる人にとっては、だれに共感してよいものなのか分からなくなってしまうんです。

本来なら、主人公がその役目を果たさなければいけないところですが、あろうことか主人公の叶ヒロシが一番ぶっとんでしまってます(笑)。そのお目付け役であるヒグチは、そのヒロシですら頭を抱え込んでしまうほどの難敵ですし、唯一このお話の良心的な部分を担っている山田くんは“ある意味”一番ふさわしくない人物だったりします。

山田君。実はこの人が一番キーマンなのではないかと思うのです(事実、物語もヒロシと山田君がラストを締めくくります)。
一見考えていることもマトモで、この物語で唯一の普通の人のように見えます。けれど果たして本当にそうなのでしょうか。
彼は自分の正義を貫くために執行人となります。その為に彼女と別れて自分の志をまっとうしようともがきます。「こういう仕事を叶さんや溝口のような人間にやらせる訳にはいかない。僕のようなちゃんとした人間が責任をもってやり遂げなければ」と奮闘するわけです。

もうその時点で狂っている訳です。やっていることは人殺しな訳ですから。読んでいる人にとっては唯一話がまともに出来る人間だから騙されてしまうわけですが(笑)、彼の言っていることは「敵討ちって必要だよね。」って言っているんです。それが正しいわけがない。


誰もマトモな語り部がいない(というかマトモな人間がいないw)この作品は、では成立していないのか。

それが成立しているから、すごいと思うんです。

なぜ成立しているのか。言い換えると『なぜ面白いのか』。それは語っている内容が『敵討ち法がどうなのか』とか『殺される側の事情』とかではなく(もちろんそこもちゃんと描写されてはいるんですが)、最後まで『狂気』を扱っていたからだと思います。

それも他人が持っている狂気ではなく、身の内にある狂気です。

少なくても僕は、ここに描かれている狂気を多少は理解出来ます。多くの人にとってもそうなのではないでしょうか。
もちろんその経験があるというわけではありません。人には見えない友人を持っている訳ではありませんし、彼女に胃が破裂するほどスパゲティを食べさせたいとも思っていません(笑)。

けれどそこにある『いらだち』は共感できるのです。狂気におちいる一歩手前のいらだち。

自分の事を本当には分かって貰えないいらだち。人の事が許せないいらだち。自分の正しいと思っていることが認めてもらえないいらだち…。ここに描かれている全ての人間が持っている、『狂気の中に含まれているいらだち』はとても共感出来るのです。

少なくてもヒロシの狂気は理解できなくても山田君のいらだちは共感できるのではないでしょうか。


あるいはもっというと、世の中普通の人なんてほとんどいないんじゃないかとも思うのです。誰もが心の暗いところに小さな狂気を抱き続けている。もちろん面には出さないけども、それは確かに存在してる。

このマンガはそういう部分を照らし出した珍しいマンガだと思います。だからこそ、強く惹かれてしまうのです。まるで覗いてはいけない穴の中を好奇心を抑えきれずに覗き込んでしまうように。


作者、松本次郎は短編もいくつか出しており、それらもいい意味でぶっとんでおります。




ちなみに7点なのは個人的な採点方式のため。
正確には『個人的にはとても好きだけど、万人におすすめ出来る作品ではなく、人によっては大きく好き嫌いが出る作品。』という意味での7点です。

自分がレビューする作品は個人的には大体満点です(笑)。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-06 06:57:21] [修正:2010-06-06 06:59:59] [このレビューのURL]

努力=成功にならないのがリアリティーがあって面白い。大体の少年誌のスポーツ漫画では主人公が必死に練習し努力すればある程度の成功を得ています。ですが主人公のチームも必死に努力していますがもちろん相手チームも同じく必死に努力をしているわけでそうすると主人公側のチームだけ勝ってしまうのは少し「ご都合主義」に見えてしまうこともある。だがこの漫画はちゃんと相手側の努力も報われていて決して主人公側だけに不自然に勝たせるようなところがないのが新鮮味があって面白い。それに主人公側も負けはしますが次に向けて1歩1歩前に進んでいくのも見ていて面白い。ですのでここまで努力=成功にならないのがリアリティーがあって面白いと書いてきましたが最後は不自然にならないように主人公側にも努力が報われて成功を手にしてほしいとは思っています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-06 06:48:05] [修正:2010-06-06 06:48:05] [このレビューのURL]

これを越える竜馬漫画は作りようがないんではないでしょうか?誰よりも竜馬が好きだと思われる人が、メジャー週刊少年誌で連載を何本もこなした人に描いてもらった漫画です。フィクションも入っていますが、歴史の流れを変えるような創作は無いと思いますし、私は竜馬の一生をこの漫画の通りだったと思ってしまっています。
 どこが史実とは言い難いんですよという事をはっきりと示してあるんなら、図書館に置いておくべき漫画だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-05 22:04:59] [修正:2010-06-05 22:04:59] [このレビューのURL]

ヒロインそれぞれにピカイチのパーツがある〜みたいな始まりだった割に物語にあんま関係なかったのが微妙
変化球かと思ったら普通に暴力ツンデレ娘がヒロインで無難なラブコメと化してしまった
期待と違って無難でしたけど、決してつまらない作品ではないと思います

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-10-19 17:58:45] [修正:2010-06-05 16:39:27] [このレビューのURL]

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