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8点 SLAM DUNK
途轍もなくメジャーな作品なのに、こういうマニアックなサイト
でも評価が高いのは素直に凄い事だと思う。
漫画に限らず小説においても欠かせない要素・娯楽性という点では、
この漫画の真骨頂である山王戦はそれの究極の形といっても過言ではない。
終わり方に不満の声もあるみたいだが、自分はこれ以上ないくらい
秀逸な終わり方だったと思う。
名作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-18 23:13:33] [修正:2010-06-18 23:13:47] [このレビューのURL]
8点 赤ちゃんと僕
羅川先生の出世作。少女漫画だが、恋愛を話の主題に置かないホームドラマなので男性でも読みやすい。
榎木家はお母さんが次男の実をかばって交通事故で亡くなり、長男の拓也とお父さんの3人家族。
小学校高学年の拓也は弟の母親代わりも務めて日々奮闘しなければならなくなる・・・・。
と書くと単なる「お涙頂戴」的な話かと思われがちだが、しかし内容は「日常生活の中に潜む様々な事件」を浮き彫りにし、しかもそれが多岐に渡って決して「子供向き」とは言い切れない。
笑って、ほんわかして、考えされられて、そして最後にはしっかり泣ける・・・そんな漫画。
位置付けでは「少女漫画」に振り分けられてはいますが、実態は「老若男女」で読者を分けない漫画と断言できます。絵としても見やすいです。「少女漫画」っぽすぎないので男性でも入りやすい。
内容も小学生を主人公としながら、日常に潜む様々な事件を浮き彫りにする作者の手管が冴え渡ります。
恋愛要素は薄いですが、拓也と実の両親が出会って恋に落ちる話はその薄い「恋愛要素」を全開にしての感動的なお話に仕上がっています。
設定が似たもので女の子の姉妹が主人公の「くじらの親子」(くりた陸・作)と併せてオススメします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-18 22:01:46] [修正:2010-06-18 22:01:46] [このレビューのURL]
8点 お〜い!竜馬
竜馬漫画の最高峰。原作はあの竜馬命の武田鉄矢だ(笑)
多少フィクションも入ってはいるものの、幕末の歴史を詳細に知りたいという方も読んで損はない。
竜馬の幼馴染「人斬り以蔵」こと岡田以蔵がやたらといい奴に描かれているため、処刑シーンは胸がつまる。
でも、もし船酔いが無かったら以蔵も死なずに済んでた・・・・・って訳でもなかろうに。逆に竜馬や海舟といった素晴らしい人物が傍にいたにもかかわらず、たいして影響も受けることなく、どうして武市の道具として使われてしまったのかが謎。考えることが苦手で「剣の腕だけが」飛び抜けていたため、いいように使われてしまったということなのだろうか。
竜馬にはあった政治的な思想というものが以蔵には皆無だった。立場は異なったが武市も思想は持っていた。信念を貫いたものと貫けなかったものと。結果は同じ「死」であっても意味合いは大きく異なると現代に生きる我々にも伝わるものはある。
ところで「加代さん」って実在の人物?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-18 21:50:03] [修正:2010-06-18 21:50:03] [このレビューのURL]
6点 夕凪の街 桜の国
「広島のある日本のあるこの世界を愛するすべての人へ」(コミックス冒頭より抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思うに「原爆」をテーマにした漫画って見掛けませんよね。
「はだしのゲン」以外は。
「戦争」をテーマにした作品は多くあるが、世界唯一の被爆国として「ヒロシマ」「ナガサキ」にテーマにした作品がなく、もっと世に出ていて然るべき・・・と考える一方で、いろいろと制約が多いのだろうか?とも思ったものだ。
で、最近になってようやく見つけた「はだしのゲン」以外でヒロシマをテーマにした作品がこれ。
舞台は広島に原爆が投下されてから十年後からスタートする。
すなわち終戦から10年の年月が経過している昭和30年。
広島は少しずつだが復興が進み、そこに住む人々も表面上は明るさを取り戻しつつあるかに見えた・・・・。
13歳で被爆した皆実は、そのときに父と姉と妹を亡くした。
生き残った母親と、疎開先に難を逃れていた弟と、家族は3人になってしまい、弟は疎開先の叔母夫婦の養子となって離れ離れ。今は会社勤めの傍ら、母と2人暮し。
表面上は何気ない日常生活の中に戻ったようでありながら、「あの記憶」は度々皆実を苦しめる。
被爆直後に苦しむ多くの人々を見捨てて走った瞬間を!
死に切れぬ人々の怨嗟の声を!
銭湯で同世代の女性の身体に残る火傷の跡を見るたびに逃れられない悪夢に囚われ続ける自分がそこにいた。
衝撃的なシーンがあるわけではない。
感動的なドラマではない。
歴史上の偉人伝でもありえない。
映し出されるのは「九死に一生を得た」はずなのに、死の恐怖に怯え続ける多くの命のうちのひとつだ。
憧れの同僚から想いを告白され、ようやく幸せを手にすることが出来ると思った時、「10年前に皆実を連れて行き損なっていた死神の大鎌」は戻ってきて皆実を捕らえた。
広島の街に貼り出される「原水爆禁止世界大会」を知らせるビラが夕凪に虚しく飛ばされる。
人は「失敗によって学ぶ生きもの」「学習する生きもの」だと思う。
けれど、幸せを前にして逝くことを強いられた女性を目の前に「人は戦争をもって、原爆を持って学んだのだ」と、口にできようか?
皆実が血の海の中に命を沈めても、夕凪は吹き終わっても話は終わらず・・・・・・・。
「悲しみは止め処ないのだ」。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-18 21:40:53] [修正:2010-06-18 21:40:53] [このレビューのURL]
8点 赤ちゃんと僕
特に気になって読んだワケでは無いんですが、
予想以上におもしろくて、
おどろきました!!
赤ちゃんと僕は、昔の漫画というイメージがあって、
全く読もうとは思わなかったんですが、
友達の家で1巻を読んだら、
声をだして笑ってしまいました!!
そこから止まらなくなって、
ずーっと爆笑してました!!
昔の漫画に抵抗ある方でも、
普通に笑える優しい内容なので、
見てみる価値はあると思いますよ!!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-16 22:15:06] [修正:2010-06-16 22:15:06] [このレビューのURL]
子供の頃読んで感動し、
大人になって読んでも色あせることなく面白いと思える名作。
SF好きにはたまらない作品だと思います。
やはり藤子・F・不二雄氏は偉大であった・・・。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-03 18:53:05] [修正:2010-06-15 10:59:56] [このレビューのURL]
8点 ホールインワン
数十年前のマンガが現在も読むに耐えうる場合その評価は主にストーリーに対してであり絵に関しては「古い作品だからその点は・・・」とゆうような言葉で濁されてしまう事が多いものだ。
そんな中で今の基準でも絵に関して評価出来る作品がこの「ホールインワン」だ。
ジャンプ掲載の少年ゴルフマンガ。
少年誌のゴルフといえばサンデー「プロゴルファー猿」マガジン「あした天気になあれ」の2大巨匠作品が有名でアニメ化もされているが本作は続編まで作られたヒット作であるにもかかわらずメディアミックスの話には縁遠かった。
なぜならこのマンガを語る上で欠かせないのが「パンチラ」という有害臭プンプンのワードだったからだ。
ジャンプ発展の原動力となった功労者、本宮ひろし。
1970年代、彼のフォロワー(要するにアシ出身)が多くデビューしていた。
作画担当金井たつおもその一人であり連載開始序盤は本作も本宮作品の亜流キャラの域を出てはいなかった。
しかしその後女性キャラの魅力急成長ぶりは目を見張るものがあり次第に魅力的なオリジナリティが確立されていった。
金井たつおが描く女性キャラ。
それはボインちゃんと呼ばれるようなムネとオシリの大きなヒロインから(当時の少女漫画の画風も取り入れた)スレンダーでモデル体型のヒロインを出現させたのだ。
要するに胸の小さい女の子もカワイイぞ、と世の男の子にしらしめちゃったのである。
そしてそこからたたみかけるように伝家の宝刀「パンチラ」を抜き放ったのだ。
見えそうで見えない。ちらっと見える。無理に見せられても楽しくない。
そこに男のロマンはあった。
金井先生はゴルフ漫画をいいことにスイングの瞬間やゴルフ場の強風を利用してパンチラを描いて描いて描きまくった。
「ハレンチ学園」より受け継がれる伝統芸を金井先生は継承しつつさらなる高みへ昇華させた。
その話題性に気を良くしたかエンジンのかかった金井先生は「パンチラ」をさらに描いて描いて描きまくる。
絵はどんどん上達しさらにパンはチラチラされていく。
ただここで申し上げておきたいのはこの漫画決してパンチラのみの作品ではないということだ。
実はゴルフ漫画としても良く出来ている。
小中学生には馴染みの薄いスポーツでありながら読みながら自然にルールが理解できるチュートリアルの上手さ、そしてゴルフ本来の面白さを少年マンガらしく楽しく描ききっている。
またジャンプお得意の超人スポーツ漫画にならなかった事も特筆したい。
ラストのラストにインフレしたがかなり終盤までギリギリ踏みとどまっていた。多少ムカつく主人公の無節操ぶりなどあるものの女性キャラのかわいさは現在も通用するレベルだしなによりスポーツ漫画として合格点。
どうでしょう、コレ。
機会があればあなたも是非体感して欲しい。
下半身のロマ・・いや男のロマンを。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-14 22:58:45] [修正:2010-06-14 23:32:56] [このレビューのURL]
10点 バクマン。
あたしは、ジャンプでこれを読みだして、
最初は、めんどくさい漫画なのかな。と思ったんですが、
主人公の最高と秋人のコンビがかっこよくて、
どんどんハマりました!!
もともと少年漫画は読まないんですが、
この作品をきっかけに色々と読むようになっていきました!!
それにこの漫画は登場人物が多いけど、
全員覚えられるし、
いちいちわけわからなくならないです!!
少年漫画に抵抗がある女子にはオススメだと思います!!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-14 15:03:33] [修正:2010-06-14 15:03:33] [このレビューのURL]
10点 ストロボ・エッジ
これはもう、最高の漫画です!!
男キャラは、全員かっこいいですし、
主人公の仁菜子は、優しくて、
少し素直になれない所もとても可愛いです!!
あたしが1番好きなキャラは、安堂くんです。
でも、蓮くんの方が好きという方もいます。
なので、友達などで読みあって、
自分はだれが好きだ。とか、
そんな会話で盛り上がれると思います!!
絵もきれいで、入り込める作品なので、
蓮くん派と、安堂くん派で意見をかわしたりすると
おもしろいと思いますよ(>_<)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-14 14:41:19] [修正:2010-06-14 14:41:19] [このレビューのURL]
8点 ONE PIECE
小さい頃から父の影響でジャンプを読んできました。
しかし!女なのに少年漫画を読む?っていう偏見的な意見に耐えられず、
そしてドラゴンボールやスラムダンクなどの名作がなくなってしまったジャンプは本当につまらなくて、ジャンプ離れをした中学時代。
ちょうど連載が始まるか始まらないかくらいの時期でした。
それから・・・3年後。私を再びジャンプっこに戻した作品です。
笑いあり、涙あり、どきどきわくわくありの、ジャンプの王道を行っている作品ですが、
そこだけみればただの子供向け漫画。でも最初の頃のイメージはそうでした。
そのうち、いろいろな謎が謎を膨らませて。
今ではとんでもなく壮大な作品だと感じます。
いきあたりばっかりではない、ストーリー展開やテンポ。
どのように物語が完結するのか楽しみな反面、終わらないでほしいと思ったりもします。
きっとワンピースは、私が40になっても50になっても読む作品のひとつです。
今後に期待します!
10点満点をつけられるのは完結作品だけだと思うから、大好きだけど8点☆
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-14 01:21:25] [修正:2010-06-14 01:21:25] [このレビューのURL]