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9点 H2
まず最初に「ごめんなさい」です。
読む前は「タッチ」で一度野球を題材にしているのに、また同じ野球の漫画なんか描いて、作者は「自己模倣」でも始めたのか?・・・なんていう先入観が立ってしまいました。
で、読み始めたんだが・・・「タッチ」とは全然違うよ!
何よりも野球が完全に話の中心となった。タッチでは恋愛がメインで野球はあくまでも小道具だったのに。
こちらは野球と恋愛の比率は「6対4」もしくは「7対3」でタッチと完全に割合が逆転した。
直球の一本やりで三振の山を築いていた「上杉達也」から幾星霜、比呂は変化球も使いこなすようになったし。
タッチで「案山子扱い」だったチームメイトにも光が当てられ、連帯感を持たせる意味でも説得力が加わった。特に最初はスパイとして入部してきたはずの「島」と「大竹」の2人が次第に野球の面白さを知り、試合で活躍するたびにチームメイトや観客から認められる過程で「悪役としての任務」を放棄して、チームの主力となっていくという展開は悪い方向へと行きそうだった2人の運命が好転したという意味で読後感が心地よかった。
2人のヒロインと2人のヒーローを用意した「四角関係」が最後までカップリングの着地点を読ませず、野球の試合内容とは違う意味でも緊迫感が継続されて良かった。
自分は・・・最後まで比呂がひかりとくっ付くかもという可能性も捨て切れなかった。
でもよくよく考えると、ひかりにとっての比呂は「弟」の位置付けなんですよね。
度々、比呂を男として意識しつつも、最後には「血の繋がらない家族の位置」へと還ってきたように思う。
そして比呂のひかりへの初恋も・・もうずっと前に終わっていた。
ひかりの恋人にして比呂の最大のライヴァルの英雄は・・・ひかりと付き合いながらも常に「ひかりが本当に好きなのは自分ではなく比呂ではないのか?」という疑念に囚われていた。
思えば、このお話は英雄にとっては自らの心の疑念を晴らすための戦いの軌跡でもあったわけだ。
最後の夏の甲子園を前にしての比呂とひかりのデートは映画だった。
帰り道で、母親を亡くしたばかりのひかりは別れ際に比呂に言う。
「比呂と幼なじみでよかった」「さよなら」と。
このセリフでひかりが比呂ではなく英雄を選んだのだと思った。
幼い頃から「弟」のように思い、そしていつの間にか比呂を「男」として意識するようになったとき、ひかりにはすでに英雄という恋人がいた。
先に「女」となったひかりに遅れて「男」になった比呂が、もしも、もう少しだけ早くひかりに男を感じさせていてくれたなら・・・・・?
果たして2人の仲はどうなっていた・・・?
・・・・・・・・・・・・おそらくひかりが英雄ではなく、比呂と恋人になった未来もあったことだろう。
けれど、その未来は現実のものとはならなかった。
高校三年生の夏の甲子園の準決勝でついに対決する比呂と英雄。それを見守るひかりと春華。
結果は比呂の勝利・・・も、勝った比呂とそれを見守ったひかりの目からは涙の雫がこぼれ落ちる。
お互いが互いに対する恋心にピリオドを打ったことを悟った、ストーリー中でも屈指の名場面だ。
英雄は比呂との勝負に負けて悟った
「ひかりが最も必要としているのは自分で、そんなひかりのことを誰よりも愛しているのも自身だ」と。
ひかりも気付いていた。
「最初から選択の余地(自分と比呂が結ばれる可能性)なんて無かったのよ」と。
ひかりと比呂は恋人にはなれない。「そうなるチャンス」をとうの昔に過ぎ去ってしまっていた・・・・。
そして失われた時間を取り戻すことは決して叶わない・・・・。
かくて、十年近く英雄の心を曇らせた暗雲も晴れ、物語は終局する。
準決勝を勝ち抜いた千川ナインはいざ決勝戦へと進む!
その比呂の傍らには、彼にとっての「恩人のひとり」といってよい春華の姿があった。
描かれないままに終わった決勝戦だが、比呂の行く未来は広がる夏の青空そのものだった。
「結ばれる可能性も高かったのだが、ボタンの掛け違いで結ばれずに終わった2人。でも、決して不幸ではない」
この作品の最大のセールスポイントは「ひかりと比呂が両想いなのに、結ばれることなく終わる」という点。
だからこそ
「出会いの難しさ」とか、
「人生におけるタイミング」、
「思春期における女子の男子に対する精神的な成長での優位性」
等が感じられて、とてもせつないのです。
でも決して不幸と思えないのは2人は恋人にはなれなくとも「家族」という立ち位置(直接的な血縁関係はないが、実質2人は「姉」と「弟」だった)が保証されているから。
だから、「読後の後味が悪くならない」のですよ。
安易に両想いが結ばれてメデタシメデタシ・・・が多い中、これは異色かつ特筆ですよ。
ここまで読まれた方なら間違いなく想像できるはずです。
物語のラストから数年後、英雄とひかりの結婚式で
「ひかりは俺の姉さんです」と祝福のスピーチをする比呂の姿が!
そして、そこからさらに十数年後。
英雄とひかりの間に生まれた娘に
「そういえば、比呂叔父さんの初恋の相手って、うちのお母さんなんでしょ?」
と問われ、焦ってしどろもどろになる比呂の姿が!
それって…決して「不幸な未来」ではないよね。
間違いなく「幸せな未来」の姿のはず。
結ばれるだけが幸せではないのです。
大切な人を「生涯に渡り見つめ、傍らで支え続ける(夫婦としてではなく)」というのも
同じくらいの男の幸せではないでしょうか。
比呂は間違いなくそれをやり通すはずです。
「義弟として、結ばれられなくても生涯に渡って義姉を支え続ける」
そこに比呂の「男としてのプライド」を見たいと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お見事!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-03 09:02:43] [修正:2010-07-03 09:02:43] [このレビューのURL]
3点 ブレイクブレイド
ロボットアクション+萌え
絵は綺麗だと思うし設定も面白い、けど
戦闘中に敵か味方かわからなくなる構図が多い気がする
何が起こってるかわからないうちに決着多し
あと主人公サイドのキャラクターは基本的に頭にお花畑なので
緊張感がない
敵の捕虜を拘束なしで王女と住まわせたり、
軍なのに命令違反のお咎めなし、など
笑えるポイントとかもあるわけじゃないのでこの点数
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-03 02:07:18] [修正:2010-07-03 02:07:18] [このレビューのURL]
6点 セルフ
それまではただただ、受け入れるだけのものだった。
相手が望むから、する。
相手が気持ちいいと言ってくれるから、する。
見事なまでに、陽一のその行為には“自分”がいない。
『俺は、彼女たちの性器のドレイだ』
だが、自らの意志で自らを握った時、陽一は変わった。
相手に望まれるからするのではなく、相手が気持ちいいからするのでもない。
自分がそう望むから、自分が気持ちいいから、する。
そこには自分しかいない。自分以外には何もない。
これは、遥か昔に失ってしまった“自分”を取り戻すべく戦い続ける一人の男の物語である――!
よし、オナニーして寝よう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-01 23:12:56] [修正:2010-07-01 23:14:17] [このレビューのURL]
8点 H2
この世の中には、何かを手に入れるため、ベースの上に置かれた誰かの手を躊躇なく踏める人間がいる。あまりに必死すぎて、手を踏み付けたことにすら気付かない人間もいるし、踏めば勝てることが分かっているのに、踏まれる方の身になってしまって結局踏めず逆に自分の方が怪我をしてしまう間抜けな人間だっている。
この漫画の主人公・国見比呂は、そんな間抜けな人間の一人だ。
「なんでもなかったんです。よけとけば」
でも、踏んじゃった方が得かな、なんて思っちゃったもんだから。
そこで踏める人間の代表格が、栄京の広田だ。彼は欲しい物を手に入れるため何かを犠牲にすることを躊躇しない。それはある種の強さだ。しかし、そうやって今まで手に入れてきたものが、本当に欲しかったものとは少し違ってしまっていたことに気付き、そしてもうそれを手に入れることが出来ないと知った時、彼は少し変わる。
それは本当に、そこまでして手に入れなければならないものなのか。
ガムシャラ過ぎて踏んでしまったことにも気付かない人間、それが橘英雄だ。彼のガムシャラさは、色々な人の思いを打ち砕いてきた。白山エンジェルスを追い出された木根、日本一の“三番”にならざるを得なかった中井、一年半後にやってきた思春期の現実に泣いた誰か。誰かの手を踏みにじったこと、事実としては知っている。しかし、英雄は振り返らない。奪われないために、勝ち続けるために、ただただひたすらにバットを振り続ける。これも強さ。
じゃあ、踏めば勝てることを分かっていても結局踏めない彼は。
甲子園、比呂と英雄の最後の一球、100%ストレートしかない英雄に対して高速スライダーを投げれば勝てることは分かりきっていた。事実、比呂は野田に対してスライダーのサインを出している。しかし、結局最後の最後で彼は英雄に対してスライダーを投げることが出来なかった。これは一年前に月形の手を踏めなかった一瞬の再現であり、勝負後の比呂の涙が勝利の涙でないことの証左だ。
放たれた矢がけして戻らないように、一年半ずれてしまった比呂の思春期は戻らない。ひかりが比呂に対して心から素直に「頑張れ、負けるな」と言えた時間は過ぎ去ってしまってもう二度と戻らない。比呂が英雄を三振に取ったとしても、同じだ。
それはただのボールゲームなのだから。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-01 03:49:52] [修正:2010-07-01 03:51:16] [このレビューのURL]
10点 ライスショルダー
最強のボクシング漫画は何だ?と問われた時、迷う人は多かろう。
それ程ボクシング漫画に名作は多い。
そんな数ある名作群の中で私が全てのボクシング漫画の頂点だと思っている(思い込んでいる?)のが本作「ライスショルダー」である。
ショッ、ショルダー!(言いたいだけ)
「ふざけるな!」
「ジョーは、竜児は、元気は、一歩はどーした!?」というブーイングも聞こえてきそうだが(私にとっては)本当なんだからしょーがない。
本作には今までの全ての名作の濃いエキスがぎゅううっ、と詰め込まれている。
ジョーのハングリーさや竜児のミラクルパンチや元気の父への愛、一歩のひたむきさなど無論他にもエトセトラエトセトラ。
読んでビックリ見てビックリ、それ程の作品であるのだ。
ただ現在連載中の作品なら何故もっと話題に上らないのか、それにも実は訳がある。
その訳、それは主人公が「女性」(!)だからである。
ショッ、ショルダー!
「女性ボクシング漫画」これだけで敬遠する人は多いのではないだろうか。
もともと作者のファンの私でさえ本作を読むのをためらっていた。ボクシング漫画そのものが「男」達の熱いドラマを描きすぎてきた為に女主人公にためらいを感じてしまう。
中々偏見を解くのは難しいかもしれないが「食わず嫌い」で名作を見過ごしていたりした事を思い出して欲しい。
「囲碁」が分からなくて「ヒカルの碁」を読んでいなかったとか。
「競艇」に興味が無くて「モンキーターン」を読んでいなかったとか。
「萌え」が嫌いで「よつばと!」を読んでいなかったとか。(これは違うか。)
知識が無くても知らないジャンルだったとしても関係なく面白い!それが名作の掟。
「ジャイキリ」はあるし「神なる社長耕作」はあるし「ムッタ」はあるし「へうげ」もある。
そんな今熱い雑誌モーニングで彼らを喰う魅力がそこには確かに存在する。
ショッ、ショルダー!
「わかった、わかった、一歩を読んでいるから終わったらね。」という人はちょっと待って欲しい。
一歩が世界チャンプになるには200巻はかかる。(俺予想)
そんなには待てない。
本作なら初戦で世界チャンプと戦うよ。(おい。)
2戦目も別ランクの世界チャンプと戦うよ。(おいおいおい。)
ザコは相手にしない。それがショルダー。
今が旬の漫画が通りますよ、皆さん!
そのほか「うっちゃれ五所瓦」等作者なかいま先生ファンの方々ももちろん十二分に楽しませる作品にも仕上がっている本作。
もう立ち読みでもいいから。
読め。
ショッ、ショルダー!!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-01 00:59:59] [修正:2010-07-01 01:20:37] [このレビューのURL]
8点 タヌキでポン!
個人的思い入れの強い作者ではあるのですが、この作品は特にオススメできます。
同時発売だった「たまりば」の方が本命だと思っていたらこっちの方が個人的にはヒットでした。
タヌキが恩返しに主人公の家にやってきて、奇妙な同棲生活がはじまる、というコメディ作品。
タヌキはタヌキらしく変身が出来、普段は二頭身のちびっこメイドみたいな格好をしています。
この状態のタヌキは言葉をしゃべり、表情豊か。
喜怒哀楽がはっきりしていてマスコット的可愛さが半端ないです。
しかし主人公が女性&動物好きの為、たいていいつも無理やり元のタヌキ姿(これはリアルタヌキっぽく描かれます)に戻され、その状態が愛でられるという一風変わったバランスを保っています。
キャラクターのデフォルメ具合、作画の安定度も良いです。
4年かかってようやく1冊、という事でこれ1冊の中に46話収録というのも満足度が高かった理由の一つです。
その分、2巻ははたして刊行されるのかというのが微妙なのですが…
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-27 11:36:17] [修正:2010-06-27 11:36:17] [このレビューのURL]
9点 寄生獣
突如、地球外(?)から飛来した謎の生命体。彼らは人間に寄生し、宿主の身体を乗っ取って同族のみ、つまり人間を喰らった。寄生生物に右手を喰われた新一は「ミギー」と名付けた寄生生物と共に他の寄生生物との戦いを余儀なくされる。
人間と人間以外の生命の共存、種の存続などをテーマにし、後発の漫画にも絶大な影響を与えたと思われる問題作だ。
自分の身体の一部と会話して、1人なのに「2人で1人」のコンビが成り立っているという設定がユニーク。
描写は「容赦ない残虐な場面」が日常生活中にありながら、いきなり場面転換して挿入されてくる。
ついさっきまで何事も無かったように普通に生活を営んでいた、ごく普通の人たちが突如として「有り得ないような」死に方をする・・・・・。
この漫画内においては、「日常の中にこそ恐怖が潜んでいる」のだ。
でも・・・・待てよ・・・これって「表面的には平和な日本」に生活する我々にも言えることではないか?
そして我々の平和な日常も突如として破られる。多発する地震などの災害・見知らぬ人間から言われも無い理由で受ける暴力・気付かないうちに身体を蝕む数々の病・・・・。
寄生獣に喰われることほど非日常的ではないにしろ、多かれ少なかれ我々の日常の中にも「生命を脅かす恐怖」は潜んでいるのだ。
そしてそれらの恐怖は、知能を持ち学習することで理性すら身に付けていく・・・・・可能性のある寄生生物よりも「話し合いの余地が無い」という点では遙かに恐ろしい存在かもしれない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-27 11:09:56] [修正:2010-06-27 11:09:56] [このレビューのURL]
9点 リアル
「バスケ漫画」というよりも、「バスケを題材にしたヒューマンストーリー」というほうが適当と思う。
物語は3人の主人公を軸に展開されていく。
・自らの起こした事故で同乗の少女の身体に障害を負わせてしまい、車椅子生活を余儀なくさせてしまった罪の意識に苦しむ男。
・中学時代に陸上に才能を開花させ、誰よりも早く走れる・・・と思った矢先に「その黄金の足を病魔に奪われた」男。
・何でもソツなくこなし、集団の中でもリーダー的存在がいつしか調子に乗っての猿山のボス猿。そして事故でそのボスの座からどん底まで転げ落ちた男。
3者3様の困難の中で、ある者は自分の不甲斐無さを呪い、またある者は自身の情けなさを認めることが出来ず周囲に当たり散らす日々。
だが、運命はそんな3人をバスケットボールという競技のコート内に導いた。
「当たり前」であることすらままならない立場に陥って初めて気付くことがある。
「周囲の優しさ」
「過去の自身の傲慢と無智」
「努力すること自体の困難さ」・・・・・・・。
3人はそれでも日々の生活の中で絶望の底から立ち直り「それぞれの1歩」を踏み出そうとし、もがき苦しむ「現実(リアル)」。
井上先生はやはり「そんじょそこいらの凡百の作家」とは違うということが分かる。
画力は超一流。ストーリーは続きが気になり、キャラ立てが上手い。
他の漫画家なら「過去の自身のヒット作の人気にすがった安易な続編開始」で「スラムダンク2」でも描いて食い繋いでいるところだろう。
ホントに才能ある者は「常に過去の自身の栄光を乗り越える努力を欠かさない。そして恐れない。」のだと知った。
スポーツ界においてはイチローしかり、松井秀喜しかり・・・・・・。
そして「漫画界」においては井上雄彦しかり。であろう。
たとえ完結までに何年かかろうと、
「ファンなら四の五の言わずについてこい!」と言う作品。
そのことに「後悔」はいらぬ心配と付け加えておこう
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-27 11:08:13] [修正:2010-06-27 11:08:13] [このレビューのURL]
10点 動物のお医者さん
下手したら「お涙頂戴的なお話」になりがちな動物ものをコメディ風に味付けした点を評価。
個性的な登場人物に加え、少女漫画扱いにもかかわらず「恋愛要素なし」という徹底さ(笑)。
主人公が一番「普通の人」でやや目立たない。
設定を考えたらエンドレスで(登場人物が年をとらない)永遠にも続けられそうな感じもしたが、意外なほどアッサリ終了させた潔さ。
この漫画でハスキー犬がブームになったそうだが、無責任な人間が犬を飼い始めて途中で捨てる・・・・という事件もおそらくはあったのだと思う。「熱しやすく、冷め易い」ブームの際の日本人の特徴は絶対に出てはいけないパターンと認識しておかなければいけないと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-27 11:01:52] [修正:2010-06-27 11:01:52] [このレビューのURL]
8点 うっちゃれ五所瓦
こないだ実家に帰ったら見つけて久々に読みました。
冷静に考えたら、こんな短期間の出来事がこんな感動的に描かれているのかと感心しました。
画はあんまり好きじゃないんですが(スイマセン)、個々のキャラも魅力的でテンポも軽快。特にラストの爽快感は数あるスポーツ漫画のなかでも絶品なのではないかと思います。
連載がサンデーなのとテーマが高校相撲ってことでそんしてるのかなーと。
ちょっと古いけどスポーツ漫画&相撲の好きな方、読んでみてください。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-27 00:05:35] [修正:2010-06-27 00:05:35] [このレビューのURL]