「」さんのページ
6点 無限の住人
漫画家の内には「作品を通してこれが言いたい」と「こういうシーンが描きたい」という二つの欲求が同居していると勝手に思っているのですが、この作者はかなり後者の比重が高いように感じました。
どんなシーンかと言うとぶっちゃけ美女いじめです。
被害に合う美女が健康体(?)で生活する描写を加虐シーンの前に必ず挿入して、キャラに命を吹き込んでから存分にいたぶるというフェティシズムを感じる構成になっています。
AVでもいきなり本番シーンだと萎えますしね。
肝心のストーリーはというと
さっきまで穏健派だったリンちゃんが突如シニカルな発言をする
助っ人が役に立たない上に足手まとい、だのに常に強者扱い
主人公が大ゴマを使って覚醒しておきながら普通にボコられる等
読者の予測するカタルシスよりも、それを裏切ってインパクトを出そうとしてるせいか通して読むと結構ブレブレです。
ダリオアルジェントの映画と同じで細部を気にするよりその場の盛り上がりとズタボロ美女を楽しむべき漫画です。
虐めシーン含めて女キャラは本当に魅力的だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-05 16:32:31] [修正:2010-06-05 16:32:31] [このレビューのURL]
10点 ラストイニング
野球マンガで言えばリアル感があって文句なくナンバー1です。
野球以外でも考え方など共感できます、ほかのレビューでも書かれていますがたしかにキャラはたっていません、しかしリアルをついきゅうしたらこの
くらいでちょうどです。
高校球児よりも、中学野球、リトルリーグなどの世代にぜひ読んでいただきたいです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-05 09:44:55] [修正:2010-06-05 09:44:55] [このレビューのURL]
6点 ヨイコノミライ!
人とうまく接触できない、それが過度になった場合
読んで字の如く「自閉症」なんてかつては呼ばれたらしい。
他人を批判しなければ、何かキャラを被らなければ、妄想を挿まなくては、対人関係において自分を保つことができない
自閉する一歩手前な登場人物たち。
殻に籠りがちな日本人には それらは逃避ではあるがコミュニケーション術の一つでもあり、
オタクに限ったことではないだろう。みんな少なからず自己防衛してるのだ
思春期において その加減を知ることができないと、その後の生活に支障をきたす。
だから皆、集団生活を義務とされ 他人を知ることで自分を知り、傷を負うことへの免疫を多少なり持つことによって自立(または自律)していく。
もういい歳なのに人と関われない、自制できないといった人は
今までに、傷つき過ぎたとか 傷つくことを知れなかった、そういった原因があるのかもしれない。
それらが改善されず ますます悪化していくと、何らかの「しょうがい」となってしまう
脱線したが
つまりトリックスター青木さんにテコ入れされ傷ついた漫研部員は ある意味、救われたのだ。
刊行の関係でその後のエピソードはあまり語られないが、きっとみんな大丈夫。天原君も成長できる
きづき氏は毎度、登場人物を通して読者をチクチク痛めつけ、自己開拓を促してくれる。
これはもはや我々への愛だ(と妄想しておく)
今の語りすぎた御託を読んで、少しでも心当たりのあった方には 是非お奨めしたい(しかし救いを求めてはいけない)
いろんなことを気づかせてくれた
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-03 17:16:44] [修正:2010-06-04 18:56:09] [このレビューのURL]
8点 嘘喰い
最近はギャンブル漫画も多くなってきましたが、この作品は他の作品とは一線を画したものだと思います。
巧妙な心理戦、頭脳戦そしてちょっとハチャメチャな肉弾戦。どれも社会の裏に巣くう人たちの姿をうまく表現できていると思います。
ときどきややこしいところがあって何回も読み直すのも楽しみの一つ(笑)
最初は絵に抵抗を持つかもしれませんが読むときっと癖になると思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-04 15:49:09] [修正:2010-06-04 15:49:09] [このレビューのURL]
8点 惑星のさみだれ
ナイスなキャラ達が舞台をととのえ、お膳立てして早々と退場していく
やられましたね
ファンシーでベタな少年漫画っぽいのに
哲学的な要素も含み
ダークな側面もある
説明しにくいが あるイミ的な斬新さを感じた作品
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-04-18 00:20:27] [修正:2010-06-03 18:28:54] [このレビューのURL]
6点 うさぎドロップ
ダイキチ中心の前半は面白かった
それをダラダラ続けるわけにいかないのはわかるが
ヒロインの急成長で雰囲気が変わりすぎたように思う
今後が不安、6点
追記:前半・後半を別物と割り切って読むことを推奨
あの過去の仮定があって 現在の状況がある思って読んでいけば
後半も楽しめた
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-27 19:33:28] [修正:2010-06-03 18:25:05] [このレビューのURL]
9点 SLAM DUNK
幼いころって 神経や感覚が敏感だから
小さいころのがマンガとかアニメとか面白かったりするんだって
こどものころ食べれなかったピーマンが 成長すると平気になるように
昔好きだったものも 感動がうすれたりするんだけど
これは違ったな
そういうのを傑作って言うんだ
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-01 17:00:34] [修正:2010-06-03 18:12:12] [このレビューのURL]
友達に薦められ読んだのですが、全体としては微妙でした。
途中までは読みやすく面白かったんですが、次第に話が入り組んできてパニックに陥りました。あの複雑なストーリーがもう少し分かりやすくなるような配慮が欲しかったかな。
CLAMPさんの作品はかなりリンクしてる部分が多いようで、他の作品を読んだ方ならもっと楽しめるんだと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-03 11:38:10] [修正:2010-06-03 11:38:10] [このレビューのURL]
1点 ぬらりひょんの孫
主人公の立ち位置がよくわからん。妖怪退治漫画なの?それなら鬼太郎の方が上だし、戦ってる理由もはっきりしてる。
人間と妖怪王の二重人格って設定を生かす間もなく、あからさまなバトル漫画路線に走り、失敗した気がする。
最近の畏れのバトルシステムもありきたりで、例えば同誌のハンター×ハンターなどに似てるし、何故この土俵に上がったし?と思えるほどバトルが上手くない。主人公の能力自体が、駆け引きも迫力も緊迫感も生まない。
そもそも京には勢力拡大のため侵略しに来たはずなのに、なぜ陰陽師は組んでるんだ??主人公側が勝ったって主人公の全国支配達成なだけで、陰陽師に何のメリットがあるんだ…
妖怪なのに人間襲う側に常に悪役補正かかるし、主人公側がいつでもどこでも無条件で正義役になってて、戦ってる理由やら何やらが全く掴めない。だから余計に最近のジャンプにあるあるな、キャラで売る漫画な気がしてならない。
でもやはり画はうまい。劇画調も描けるのは凄いです。
主人公も話も好きになれないですが、原作付きでやってくれたらきっと好きになるなぁ。
(2010年5月追記)
盃とか道を外した(?)仲間の粛清とか、やりたいのは北野タケシのようなヤクザものなのかも。直接それやると少年誌に合わないから、妖怪ってオブラートに包んで少年漫画化。まぁどんな風に解釈してみても、自分には面白く感じられない作品なんですが。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-11 19:35:48] [修正:2010-06-02 15:00:39] [このレビューのURL]
3点 クローズ
ダサい。
喧嘩モノとしては何も考えずにサクサク読めるが、キメ台詞や、キャラ設定、衣装のセンスが。。。ド田舎のゆるいヤンキーって感じで、感情移入できなかった。
「悪さ」の程度もかわいらしいw
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-01 17:34:38] [修正:2010-06-02 02:19:34] [このレビューのURL]